ケータイ刑事銭形愛2話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]
今回からの「銭形愛・裏ネタ編」の増補は第2話の「死者からの伝言 ~天才物理学者殺人事件」に突入です。(以前にPART 4まで記しているので、PART 5からということになります。)で、サブタイトルにある言葉から「死者」について、「伝言」について、「天才」について、「物理」について、「学者」について、そして「物理学者」について記します。尚、「物理学者」は「舞・5話[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。また、この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2009/1/5、8、10、13付です。
「死者」:死んだ人のこと、死人のことである。類義語としては「死人(しにん)」「死人(しびと)」「故人」「亡き者」「物故者」等がある。あくまでも人間に対して言うことであるため、人間以外の動物に対しては「死者」とは言わない。
英語では「Dead Person」または単に「Dead」、ドイツ語では「Tote Person」、フランス語では「Personne Morte」、イタリア語では「Persona Morta」、スペイン語では「Persona Muerta」、ポルトガル語では「Pessoa Morta」、中国語では「死者」と言う。
「伝言」:人に頼んで用件を伝えること、またはその言葉のことを言う。または「伝達事項」という意味もある。「ことづけ」または「ことづて」と言うこともある。
良くある間違いとしては、「伝言を伝える」と言う言い方がされているが、「伝言」という言葉に「伝えること」という意味があるため、この言い方は重複した言い方となるため、正しい言い方では無い。(「馬から落馬する」と言うのと同じである。)→「言葉を伝える」「メッセージを伝える」という言い方であれば問題はない。
英語では「Message」、ドイツ語では「Mitteilung」、フランス語では「Message」、イタリア語では「Comunicazione」、スペイン語では「Mensaje」、ポルトガル語では「Mensagem」、中国語では「口信」と言う。
「天才」:天性の才能のこと、生まれつき備わっている優れた才能、非凡な才能のこと、またはそれらの優れた才能を持っている人のことをいう。または、その分野に於いて、革命的な業績を残した人のことも言う。
特に、幼少期に子供離れした優れた能力を発揮する子供は「天才児」と呼ばれて天才として扱われることが多い。(が、その人が成長して大人になってもその才能を発揮出来るとは限らない。→「天才とは1%の閃きと99%の努力」と言われていて、努力が無ければただの人になってしまう、とも言われている。(「十で神童、十五で才子」という言葉があるが、この続きとして「二十歳過ぎればただの人」という言葉もありますし...))実際、スポーツ選手でも「天才」と呼ばれる人はいるが、やはり努力があります。才能だけでは大成しないと言うことですね。
英語では「Genius」、ドイツ語では「Genie」、フランス語では「Génie」、イタリア語、スペイン語では「Genio」(但し、発音は異なる。)、ポルトガル語では「Gênio」、中国語では「天才」と言う。
「物理」:「物理学」の省略した言い方である。自然現象を支配する法則を発見し、その帰結を体系化することで自然現象を解明する学問と、それらを応用する道を開く学問である。前者を「基礎物理学」、後者を「応用物理学」と言う。また、「基礎物理学」には「古典物理学」と呼ばれるものが含まれていて、力学、熱力学、電磁気学などの基本的な分野のものがある。後者はそれらを組み合わせたものや、他の分野と融合して発展しているものがある。(例えば、宇宙天文学、量子力学、生物物理学などが該当する。)
また、理論を中心とした「理論物理学」と、それらを実証するために実験を行い、その理論が正しいことを証明することを中心とした「実験物理学」とに分類することもある。
また、この分野は、法則に基づいて体系化される分野であるため、数学とも深い関連がある。「○○の法則」と呼ばれるものは基本的に数学の方程式で表されることになる。よって、物理学の発展は同時に数学の発展と共存関係にあって、そうやって発展してきた学問でもある。(微積分は力学には必要不可欠である。)
ただ、現在では、基礎的な分野から応用分野まで、余りにも学問の領域幅が広がりすぎていること(=応用分野が多岐にわたりすぎている、ということである。)もあって「物理学」という言い方ではなく、もう少し内容を語った言い方である「○○物理学」と言うことが増えている。
英語では「Physics」、ドイツ語では「Physik」、フランス語では「Physique」、イタリア語では「Fisica」、スペイン語では「Físicas」、ポルトガル語では「Físicas」、中国語では「物理」と言う。
「学者」:その学問を専門的に研究する人、その学問を専門職とする人のことである。主に大学を中心とする学術研究機関に所属するか、企業の研究部門である研究所に所属していることが多い。(高校や中学校の教師に対してはこの言い方はされないが、大学教授(准教授を含む)の場合は「学者」とされている。)
また、研究をしていることから「研究者」と呼ばれることもあり、「専門家」という言い方をされることもある。
英語では「Scholar」、ドイツ語では「Gelehrter」、フランス語では「Savant」、イタリア語では「Studioso」、スペイン語では「Estudioso」、ポルトガル語では「Estudante」、中国語では「學者」と言う。
「物理学者」:自然科学の一分野である物理学の研究を行っている人のこと、研究者、学者のことである。(物理学に科刑する分野の研究者、学者のことである。)
しかし、現在では、「物理学」の範囲が応用分野を中心に広がりすぎていることもあって、より専門分野が分かりやすいように「○○物理学」と言うことが増えているので、学者に対しても「物理学者」と言う大まかな言い方と、「○○物理学者」という専門分野を強調する言い方とが使い分けられるようになっている。また単に「物理学者」というと古典物理学の学者のことを指すことが多い傾向がある。
英語では「Physicist」、ドイツ語では「Physiker」、フランス語では「Physicien」、イタリア語では「Fisico」、スペイン語では「Físico」、ポルトガル語では「Físico」、中国語では「物理學家」と言う。
歴史からの伝言 ~日本の命運を決めた思想と行動 (扶桑社新書)
- 作者: 加藤 陽子
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2012/03/01
- メディア: 新書
コメント 0