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ケータイ刑事銭形海22話(2nd.9話)[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

銭形海」の第22話(2nd.9話)「恋愛泥棒現る! ~謎の怪盗予告事件」の裏ネタ編・増補の4回目となる今回は、物語の舞台がここだったことから「質屋」について、「」について、これが出ていたことから「金庫」について、その場でちゃんがこれを変更させていたことから「暗証番号」について記します。尚、「金庫」と「暗証番号」は「・17話(2nd.4話)[裏ネタ編]PART 10」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/8/31付です。

質屋」:「質店(しちてん)」または「質舗(しちほ)」と言う言い方もある。質物を担保として、金銭を貸し付けることを業としている事業者のこと、またはその店舗のことである。現在では無担保で金銭を涸れることが出来る消費者金融が存在しているが、それらが確立するまでは、庶民が金銭融資を受ける場合には一般的に利用されていた。

また、これは国に寄った多少の違いはあるものの、殆どの国でこういう形での融資を行うということは、古くから見られたことである。

日本でも奈良時代から土地を担保にした質入れが行われていた。但し、当時は寺院や富豪、貴族などが行っていたことであって、商売として「質屋」という形の者が出来たのは鎌倉時代になってからである。江戸時代には庶民の金融機関として広く利用されていた。明治になっても利用されていて、1895年に質屋取締法が制定されている。その後、戦後の1950年に質屋営業法が制定されて現在に至っている。

但し、現在では無担保の消費者金融の発達のため、厳しい状況に追い込まれていて、戦前から大きく店舗数が減少している。近年では、ブランドもなどを専用に取り扱う質屋もあって、イメージが変わりつつある。→質屋でブランド品を購入するというのは、実はお買い得なことが多いのも事実である。少なくとも質屋が買い入れるものであるため、偽物ではなく本物のブランド品ということになり、中古ということになるものの、ブランド品が比較的安く購入可能である。

ということで、物によっては質屋で購入するというのは、賢い買い物になることがありますよ。

英語では「Pawnshop」、ドイツ語では「Pfandhaus」、フランス語では「Mont-de-Piété」、イタリア語では「Monte di Pietà」、スペイン語では「Casa de Empeños」、ポルトガル語では「Casa de Penhores」、中国語では「當舖」と言う。

」:「倉」または「庫」という漢字表記もある。穀物、商品、家財道具などを保管、貯蔵するための(しっかりした)建物のことである。これは盗難から守るだけではなく、火災、水湿などからも守るものであって、現代風に言うと「倉庫」と言うことになる。

尚、「蔵」「倉」「庫」という漢字の使い分けであるが、「蔵」は大事な物、貴重品を保管しておく建物のことを指し、主に土蔵のことを指し、「倉」は単に物を収納しておく建物という意味であり、「庫」は屋根を被せた物資の保管場所ということになる。また、「倉」がこれらの中では「物を保管しておく建物」の総称ということになるため、上位概念を表す言葉でもある。

また、古語になると少し意味が広がり、鎌倉時代と室町時代では「質屋」のことを指した。また、江戸時代では「蔵」と記して歌舞伎などの興行が不成立になったことの隠語として使われた。(「お蔵入り」と言う言葉が現在でも使われているが、それに対応した意味ということになる。)

英語では「Storehouse」、ドイツ語では「Lagerhaus」、フランス語では「Entrepôt」、イタリア語では「Magazzino」、スペイン語では「Almacén」、ポルトガル語では「Armazém」、中国語では「倉庫」と言う。

金庫」:金銀財宝などの大事な物を入れておく倉庫のこと、または金銭や重要書類を収めて、盗難や火災から中に入れた物を守る鋼鉄製の箱のことである。前者は銀行などにある大がかりなもののことを言い、建物の一部になっているものを指すことが多く、後者は建物ではなくて容器であって、重量物であり、簡単には移動できないような物、または(一応)移動させることが可能なものである。(→建物に作り付けで設けるのではなく、完成品であるものを持ってきて設置するので、「可搬」ということになる。但し、据え付け作業で建物に固定してしまう場合もありますが...)当然ながら、携帯することを可能にした小形のものもある。

前者の金庫は「金庫」の中でも特殊なものに入り、特別なものということになる。後者は一般的に用いられているものであって、主に耐火性であることが特徴となる。(持ち運び可能な金庫(所謂「手提げ金庫」と呼ばれるもの)は耐火性がポイントであり、それごと盗難に遭う可能性がある。)

金庫は堅牢に作られているため、ちょっとやそっとのことでは壊すことが出来ないものである。(バーナーで焼き切るとなると、「簡単」とは言えません。)また、鍵が付いているが、簡単な鍵ではなく、ダイヤル式で即座に開けることが出来ないようなしっかりとした鍵が付いている。また、最近では暗証番号を入力することで鍵を開けるという金庫も出回っている。銀行のキャッシュカードのような4桁ではなく、桁数が多いのが普通である。

テンキーを使っている金庫は、一見したところは便利に思えるが、ちょっとした落し穴がある。というのは、マイコン制御で解錠するため、電源が必要であるということである。使用される電源は電池が一般的であり、電池は金庫を開けた状態で入れるものが殆どであるため、長期間開けることが無ければ、開けようとした時に電池切れを起こしていて、全く開けることが出来なくなる、という場合がある。(その場合は金庫の製造メーカーを呼んで、鍵を壊す形で開けることになる。)

これは、建物の一部になった金庫で、電気的に施錠するものにも当てはまることである。(停電したら、金庫は開けることが全く出来なくなる。)
また、暗証番号を変更することは簡単に行えるが、今般に暗証番号を変更していたら、いざというときに現在の暗証番号が分からなくなってしまう危険がある。一方、暗証番号を変更せずに長期間使用していると、テンキーの汚れ方から使用している数字が推測でき、簡単に開けられてしまうという可能性がある。(→テンキーの部分は綺麗に掃除しておくのが無難である。)→暗証番号を変更する際、前回の暗証番号で使っている数字を使わないようにするという方法はありますが...

映画などに登場する金庫では、ダイヤル式の鍵を使っているものが一般的であって、泥棒が聴診器などの小物を駆使してそれを開けるというのがお馴染みのパターンとなっている。現在でも(映画に登場する)金庫破りのイメージはこれが使われることが多い。これは、セキュリティー技術の進歩がめまぐるしいこともあって、専門的な知識がないととても太刀打ちできないということもある。で、結局は停電させて、力業で金庫を破る(ガスバーナーの登場ということになる。)という昔ながらの方法が幅を利かせることになっている。(まあ、最新式の金庫を破るストーリーにすると、セキュリティの問題もあるので、自粛するということもあるでしょうが...)

また、銀行の金庫を狙った強盗犯は、地下からトンネルを掘って、というような手段を用いることも現実にはあったりします。(「・2nd.9話」(奇しくも、今回の物語が2nd.9話であるということで、本家/分家の次女の「2nd.9話」ということで繋がっていますね...)やいくつかの映画(例えば「黄金の七人」など)でもこの手口は見られる。)

英語では「Safe」「Strong Box」「Depository」などの言い方があるが、一般的には「Safe」と呼ばれる。また、ドイツ語では「Safe」(英語と同じ綴りであるが発音は異なる)、フランス語では「Coffre-Fort」、イタリア語では「Cassaforte」、スペイン語では「Caja Fuerte」、ポルトガル語では「Seguro」、中国語では「金庫」、韓国語では「クンゴ」(ハングルは省略します。)と言う。

暗証番号」:本人であることを証明するために使われる番号のことであり、予め登録しておいた秘密の数字のことである。近年では数字だけではなくて文字を使うことも可能になっていて、セキュリティを高めている。(よって、「暗証番号」と言っても現在は、数字だけでなく文字列であるものがあるが、名称は同じである。ただ、「個人識別番号」という言い方もされるようになっている。)

「暗証番号」が使われるものの代表的なものは、金融機関のキャッシュカードやクレジットカードに使われているもので、4桁の数字である。(「0000」~「9999」までの1万通りしかない。但し、余りにも安易な番号(例えば4つとも同じもの、「1234」「9876」などのように連続した数字は使用できない場合もある。))生年月日や電話番号、車のナンバーなどを利用している人が多いが、このような番号は易に推測できるということで、スキミングなどの被害にあった場合、預金者に過失があると判断されて被害の補償がされない/補償額が下がるということになっているので、違う番号にしましょう。(要するに「容易に推測できる数字」にした設定者(=ユーザー)にも過失があったとされる。)

その他、自転車のチェーンロックに使う鍵も4桁の数字と言うのが一般的であり、この数字も「暗証番号」である。また、ダイヤル式の鍵を使った金庫のダイヤルも「暗証番号」に含まれる。(これは、右に○○、左に○○、という回転方向の組合せも可能であるため、単なる数字よりも複雑なものになる。)

暗証番号が4桁の数字というのは、人間が覚えやすい数字というのは4桁までであって、5桁になると覚えにくくなってしまうという人間工学の研究結果から来ている。(そのため、電話番号(市内番号(下4桁)がこの例である)は4桁で区切っている。)確かに、桁数を増やした方が、セキュリティは高くなるが、覚えられないようでは本人確認ができなくなり、暗証番号の意味がなくなってしまい、本末転倒であるため、何処かで線引きしないといけないですからね。が、4桁では最大で1万通りしかないため、それでも限界がある。

近年では、パスワードもそうであるが、暗証番号も定期的に変更することが推奨されている。(しかし、変更したは良いが、前の番号と間違えてしまうというように、色々と問題はありますが...)

英語では「Personal Identification Number」と言い、頭文字を取って「PIN」と略した言い方も広く行われている。尚、「Password(パスワード)」は意味としては暗証番号と同じように使われるが、この単語の和訳は「合い言葉」であって、「暗証番号」と同義であるが、厳密な意味では異なるものである。また、ドイツ語では「Persönliche Identifikationsnummer 」、フランス語では「Numéro d'identification Personnel」、イタリア語では「Codice PIN」、スペイン語では「Número de Identificación Personal 」、ポルトガル語では「Número de Identificação Pessoal 」、中国語では「暗號」と言う。

 

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