泉谷しげる『泉谷しげる登場』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは1971年11月に発表された彼のデビュー・アルバムである。また、デビュー・アルバムであるがライヴ盤という珍しいアルバムである。というのは、デビュー前から彼はライヴ活動を行っていて、そこで評判になっていたため、ライヴ盤をデビュー・アルバムにしてしまったのでした。
収録曲は以下の全12曲である。『白雪姫の毒リンゴ』『砂時計』『ちきしょう』『プロフィール』『告白のブルース』『東西南北』『義務』『ひねくれ子守唄』『うられうられて』『給料日前だから』『人生の曲り角』『人生をこえて』。
お薦め曲は、初期の傑作とされている『白雪姫の毒リンゴ』、更に『砂時計』『告白のブルース』『ひねくれ子守唄』『人生の曲り角』『人生をこえて』という所をピックアップしておく。
デビュー・アルバムがライヴ盤という所が、破天荒な彼らしい所である。が、ワンアルバムでは、実に若々しい彼の歌を堪能できる。また、彼のライヴは評判になっていたが、確かに十分な力量がある所が感じられるライヴである。
余りにも個性が強すぎて、損をしている所がある彼であるが、しっかりと聴かせるライヴをしているということもあるだけに、聴いてみることをお勧めするライヴ盤である。
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