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「爆発!暴走」(その3) [映画(邦画)]

今回は1976年1月に劇場公開されたシリーズ第2作について記します。

シリーズ第2作爆発!暴走遊戯」(1976年)
作品データを記しておくと、1975年の東映東京の作品で、時間は86分、監督は石井輝男、脚本は橋本新一と石井輝男の2人、撮影は出先哲也、美術は藤田博、音楽は鏑木創である。そして出演は、岩城滉一、貝ノ瀬一夫、星正人、田口和正、豊岡晋、菅野直行、舟久保信之、町田政則、多岐川裕美、中島ゆたか、芹明香、内藤杏子、寺田洋子、織田あきら、光本大介、津森正夫、山之内英正、浜田勇、大泉公孝、松本光政、横井高志、大蔵明、鹿沼えり、岡田京子、星野じゅん、小川レナ、叶優子、藤本あけみ、山田光一、中田博久、桑島正美、たちである。

風間が率いてい下町の暴走族・ブラックパンサーと、花田が率いている山の手の暴走族・レッドバロンは何かと対立をしていた。そんな2つのグループは、鈴鹿GPレースを見学に行く途中の山道で激突した。が、この時はGPレースのスタート時間が近づいたため、決着は後日にという事で、その場は分かれた。レース後、ブラックパンサーの真一と風間の妹・ユキ、風間の恋人・あけみはヨーロッパで優勝した花形レーサーの桑島正美にサインをもらって大喜びをしていたが、レッドバロンの花田と魔子は、真一たちを「隅田川のドブネズミ」と罵り、桑島を連れて行ってしまい、遺恨を残すことになった。翌日、花田が風間を訪ねて、後日の決着を、三日後に駒形橋インターでつけると伝えた。これを聞いたユキは、争いを止めさせるために桑島を訪ね、仲裁を依頼した。で、桑島は花田を力で説き伏せた。決着を付ける日、ブラックパンサーは応援のバイク集団・行田連合と共に指定の場所に集結したが、花田はこの場所を警察に密告したため、風間たち数人のメンバーは逮捕されることになった。真一は逮捕を逃れて逃げたが、花田に復讐しようとしてナイフで斬りかかったが、返り討ちに遭って重症を負った。何とかユキのアパートへ逃げてきたが、怪我が酷く、数時間後に風間たちに見とられて息を引きとってしまう。風間は怒りに燃え、真一の仇を取ることを誓う。レッドバロンが鴨川に出掛けたことを知ると、風間はブラックパンサーを集合させテ、レッドバロンを追った。また、ユキとあけみは桑島の車で風間たちの後を追った。やがて、ガソリンスタンドで風間たちはレッドバロンに追いつき、襲撃した。そして風間と花田の対決となる。が、桑島も追いつき、間に入って決闘を止めようとする。風間が桑島に向かってきて、桑島の足を刺したが、桑島はそのナイフを取り上げると、逆に風間を刺したのだった...

2つの暴走族の抗争に、カーレーサーが絡む三つ巴の争いというのは面白いのだが、レーサーがそういう争いに絡んでいたら、即刻資格停止となって、という気がするのですが...まあ、そういうツッコミ所がたっぷりとあるのは'70's作品らしいところであって、無国籍映画の雰囲気もあって、これはこれで独特の世界観を生むことになっている。まあ、こういう所が'70's作品らしい所でもあるので、ツッコミ所は忘れて、'70'sという雰囲気に浸ると言うことで宜しいかと...

 

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