SSブログ

「CURFEW」 [映画(洋画)]

表題の作品は1988年のアメリカ映画「カーフュー 戦慄の脱獄囚」である。日本での劇場公開は1989年2月であった。脱獄した死刑囚に襲われた家族の恐怖を描いたバイオレンス・サスペンス作品である。

作品データを記しておくと、時間は86分、監督はゲイリー・ウィニック、脚本はケヴィン・ケネディ、撮影は渡部眞、音楽はセンギス・ヤルトカヤである。そして出演は、チール・チャード、カイル・リチャーズ、ウェンデル・ウェルマン、ジョン・パッチ、フランク・ミラー、ピーター・ネルソン、ニルス・ミュラー、クリストファー・ナイト、バート・レムゼン、ロバート・ロマナス、ノリ・モーガン、たちである。

7年前に少女を惨殺したことから殺人罪で死刑判決を受けて刑務所に送られたレイ・ドンとボビー・ジョー・パーキンスの兄弟は、裁判での出来事を根に持っていた。で、死刑を待つばかりの2人は、刑務所を脱獄し、自分たちを刑務所送りにした張本人たちに復讐を開始した。で、精神病医学者のフランクリンと裁判官のコリンズを、それぞ家族もろとも皆殺しにした。そして、最後の3人目のターゲットは、地方検事のウォルター・デイブンポートだった。で、ウォルターの家に向かった。ウォルターの娘・ステファニーはデートから帰宅してきたが、家の中にいる見知らぬ2人の男の姿に驚いて、警察に通報した。しかし、両親は既に2人の脱獄囚に脅されていて、やってきた警官に対して、何事も無く無事だと言うことを告げた。で、警官は帰っていく。これによって、ウォルターの一家は全員が脱獄囚に捕らえられ、人質と言うことになった。2人の囚人たちは、復讐のために一家を玩具のように弄び、一家はいつ殺されるのか分からない恐怖のどん底に叩き落とされた。やがて、ステファニーは、ボビーが自分に気があるということに気づき、それを利用してボビーに取り入る振る舞いをして油断させ、反撃に出た。で、脱獄囚を倒して、無事に元の生活に戻ることが出来たのだった。

展開は悪くないが、やはりB級作品という範疇の作品であって、それなりで終わっているのが残念なところである。特に、恐怖を与える脱獄囚の兄弟が、結構おバカな所があるというのは、キャラクター的には楽しいのだが、本作のような作品では、それがマイナスに作用してしまうことになる。やっぱり、こういう作品では、悪役には徹底的な恐怖を与える存在であってもらいたいと思うところである。

まあ、B級作品と思えば、何とか見られるといったところですね...(が、そういう範疇の作品だから、かつてはLDでリリースされていたが、DVD化されていない...)

 

↓輸入版(DVDはリージョンコード「1」)です。

Curfew [DVD] [Import]

Curfew [DVD] [Import]

  • 出版社/メーカー: Hollywood
  • メディア: DVD

Curfew [VHS] [Import]

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: VHS

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。