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「DAY OF THE DEAD」 [映画(洋画)]

表題の作品は1985年のアメリカ映画「死霊のえじき」である。日本での劇場公開は1986年4月であった。G・A・ロメロ監督の「ゾンビ」三部作(「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」(1968年)、「ゾンビ」(1977年)に続く第3作という位置づけである。)の完結編として知られる作品である。

作品データを記しておくと、時間は102分、監督と脚本はジョージ・A・ロメロ、撮影はマイケル・ゴーニック、特殊メイクはトム・サヴィーニ、音楽はジョン・ハリソンである。そして出演は、ロリ・カーディル、テリー・アレクサンダー、ジョセフ・ピラトー、リチャード・リバティー、アントン・ディレツ・Jr.、ハワード・シャーマン、ジャーラス・コンロイ、ゲイリー・ハワード・クラー、ラルフ・マレロ、ジョン・アンプラス、リチャード・リバティ、たちである。

ゾンビの数が異常に増えた近未来。普通の人間1人に対してゾンビの数は40万という数に達していて、人類は絶滅寸前になっていた。人々は地下基地に隠れるように暮らしていた。女科学者のセイラ、無線技師のマクダーモット、セイラの恋人のミゲル、そしてヘリコプター・パイロットのジョンの4人はフロリダ半島の地上調査に行き、軍の基地に戻って来た。この基地はサラたち科学者がゾンビにならないようにする研究を進めていたが、軍はゾンビを駆逐する方法を研究していた。が、研究がなかなか進まず、科学者と軍とが対立していく。そんな中、研究用のために飼育されていたゾンビに、ミゲルのミスで彼と兵士が噛まれ、そこからローガン博士が飼育していたゾンビに死んだ兵士の生肉を与えたことが知れてしまう。怒ったローズ大尉はローガンを射殺し、セイラたちをゾンビのいる地下壕に追いやり、自分はジョンにヘリを操従させて脱出しようとした。が、ジョンはそれに逆らって地下壕に入り、セイラたちを追った。一方、ミゲルは、地上へ出るエレペーターを作動させ、自らの肉体をゾンビの前に投げ出した。こうしてゾンビたちはエレペーターで地下に大量に入って来て、軍の兵士たちを襲っていった。ローズ大尉は飼育していたゾンビに射ち殺され、軍の人間は壊滅した。一方、セイラたちは、地下壕に入って来たゾンビたちを射殺し、辛うじて逃げ延びた。そして、セイラ、マクダーモット、ジョンの3人はヘリに逃げ込み、脱出した。その後、ある孤島の海辺で日光を浴びてのんびりしている3人の姿が見られた。

「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」、「ゾンビ」と比べると、特殊メイクをはじめ、撮影技術の進歩も大きく、よりリアルに、そしてより恐怖感と気持ち悪さを感じられるようになっている。また、シリーズの第3作ということになるだけに、「ゾンビ」に対する基礎知識も既に十分得られるでしょうから、余計な説明無しに物語に入っていくことが出来るのも大きいところである。

いよいよ暑い夏がやってくるが、こういうホラー作品を楽しんで涼むというのも良いですね。本作はその前の2作から続けて見れば、たっぷりと涼しさを感じられるのではないですかね。(ただ、夕食は済ませてから見ることにした方が良いですよ。)

 

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