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アキバレンジャー#13(「反省会」と言う名の総集編) [特撮]

先の「鳳神ヤツルギ2」と同様に、こちらも最近は多くなった最終回を総集編にした作品になっちゃいました。が、こちらは「総集編」という言葉は使わずに「反省会」ということにしており、「総集編」ということもネタにするという旺盛ぶりを発揮してましたね。

劇中で語られていたように、「総集編」といえば聞こえは良く、途中から見るようになった方にも親切ということが言えるのも事実であるが、同時に「製作費削減」「手抜き」という印象も持ってしまうのも事実である。(そのことをネタとして語っていたのも面白い所でした。)それだけに「総集編」という言葉を看板にしなかったのは正解だったと言えますね。

ただ、「反省会」という銘打っているからには、もっとこっぴどく、これまでの物語を振り返って、より突っ込んだり、こき下ろしたり、自画自賛するなどを期待していたのだが、これについては部分的にはネタが被せられていたが、期待しただけのものは出てこなかったですね。(期待外れと言わざるを得ない内容でした。)

最近の放送業界は、何かと「経費削減」ということで、手抜き番組が増えていて、見るだけ時間の無駄というものが増えていたり、単に時間の穴埋めでしかないものなど、どうでも良いようなものが増えているだけに、最近の業界の自虐ネタに触れたのは面白かったのですが...

また、これも最近のTV作品によく見られる「第二シーズン」という言葉もネタにしていたが、本作のようにネタを元にした作品の場合は、軽々しく「第二シーズン」は製作しない方が賢いのは言うまでも無い。(登場するにしても、忘れた頃に突然登場する方が良い。)これは、過去の作品で、「続編は転ける」というジンクスがあることからも明白である。特に、ネタを詰め込んだものの続編は当たったためしがない。強いて言うと、アメリカのパロディ映画である「裸の銃を持つ男」のように、(パロディという)ネタ満載のシリーズでさえ、1988年、1991年、1994年というようにある程度の間隔を置いているだけに、直ちに本作の第二シーズンというのは、「転けます」と言っている様なことになる。→ネタをやるには、それなりの熟成期間が必要と言うことである。

が、本作は関連する玩具の発売が、本放送の時に間に合わず、9月に予定されているということで、番組が終了してからのグッズ販売は余りにも分が悪く、大した売り上げは期待できないと思われるのも当然である。(1クールで終了してしまうという所に原因があるのも事実であるが...)それをカバーするために、8月下旬頃に、「10月から第二シーズン放送決定」ということにでもするような予感が...(が、そのタイミングでは、ネタの熟成期間が短すぎて、本作の様に「ネタを詰め込む」というが第一ではなく、「番組を製作する」ということが第一になってしまい、凡作になってしまう予感が...)

BS朝日は、過去にメール配信と連動させて(企画としても内容としても)失敗したドラマを、間隔を開けて3作も製作したという駄作の実績があるだけに、本作の第二シーズンも放送する(そして転ける)と思いますが...(ネタの熟成を考えると、やはり1年ぐらいは間を置いて、十分にネタを練らないと...)

 

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