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ケータイ刑事銭形海28話(3rd.2話)[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]

銭形海」の第28話(3rd.2話)「吸われる魂! ~血を吸うカメラ殺人事件」の裏ネタ編・増補の2回目となる今回は、事件のトリックに使われていたものから「口紅」について、「松ヤニ」について、「電池」について、電池はここに隠してあったと言うことから「植木鉢」について記します。尚、「口紅」は「・9話[裏ネタ編]PART 3」で、「電池」は「・3話[裏ネタ編]PART 5」で「バッテリー(電池)」として記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/10/11付です。

口紅」:唇に塗る紅のことであって、化粧品の一つである。(唇に色と光沢を与えるという役割と、乾燥を防ぐという役割とがある。また、中には紫外線をカットする役割をするものもある。)

日本語では「ルージュ」と言うことがあるが、これはフランス語の言い方(「Rouge à Lèvres」)から来ているのだが、「Rouge」というのは「赤」という意味である。(日本語では、「口紅」以外の言い方として「紅」という言い方があるので、まあ同義語としては宜しいかと...)

古くは、天然の色素である紅花を絞って作られる「紅」が用いられたが、現在は小さな棒状に固められたものが中心になっている。これはワセリン、流動パラフィン、蜜蝋などをベースにして、そこに(主に赤色系の)色素として染料や顔料を練り込んで作られている。

また、「リップクリーム」と呼ばれる口紅と動揺の形をしたスティック状の色の付いていないもので、唇の乾燥を防ぐことを主目的としたものがあるが、これも基本的には同じであって、染料や顔料を練り込んでいないだけである。(薬用のものは、薬用成分を練り込んでいるのは言うまでも無い。)→口紅には、リップクリームと同様に、唇の乾燥を防ぐという役割もある。

ということなので、この物語では、松ヤニを練り込んでいたが、そういう加工は手間が掛かるものの、やろうと思えば誰でも出来ることである。

英語では「Lipstick」、ドイツ語では「Lippenstift」、フランス語では「Rouge à Lèvres」、イタリア語では「Rossetto」、スペイン語では「Lápiz de Labios」、ポルトガル語では「Batom」、中国語では「口紅」と言う。

松ヤニ」:漢字では「松脂」と記すが、「まつやに」以外に「しょうし」と読むこともある。

マツ属に分類される樹木の幹から分泌される天然樹脂のことである。特にクロマツから分泌されるものは広く利用されていることもあって、それを指すこともある。

特有の芳香があって、黄色、または帯褐黄色をしている。主成分はロジンであり、これが70~75%ほどで、20%前後がテレビン油、その他が数%である。

硬膏、蝋膏、石鹸の原料として利用されており、製紙工業でも製造工程で使用されている。また、テレビン油、ワニス、ロジンなどに加工しての利用も多い。(特に、ロジンは滑り止めとして広く使用されている。)また、日本では灯火に使用された「松脂蝋燭」に加工されて利用されていた。利用範囲が広いため、世界でも広く採取されている。現在では中国、アメリカ、ブラジルの生産高が多い。

物質としては、クロロホルム、酢酸、エーテル、アルコールなどに溶けるが、水溶性の成分は殆ど無いという特徴がある。

英語では「Pine Nicotine」、ドイツ語では「Kiefernes Nikotin」、フランス語では「Nicotine du Pin」、イタリア語では「Nicotina di Pino」、スペイン語では「Nicotina del Pino」、ポルトガル語では「Nicotina Pínea」、中国語では「松脂」と言う。

電池」:「バッテリー」と呼ばれることもある。(但し、日本では特に「充電式電池」のことを「バッテリー」と言い、乾電池やボタン電池などのような充電式ではないものを「電池」と言う傾向が強い。)

何らかの方法によって起電力を発生させる装置のことであって、直流電圧を発生するものである。その構成から直流電力源として利用される。

電力を発生させる方法としては、化学反応を用いたもの、生物活動による化学エネルギーを利用したもの、物理現象を利用したものとがある。また、化学反応を用いたものには、エネルギーを放出しきったらそれっきりとなる「一次電池」と、放電電流と逆向きに電流を流すことによって化学エネルギーとして蓄電することが出来る「二次電池」(「蓄電池」)とがある。更に「燃料電池」と呼ばれる液体燃料を使用した電池もここに含まれる。

一次電池は直ぐに電源として使用する事が可能であり、通常は「乾電池」と呼ばれている。(ボタン電池もここに含まれますが...)また、マンガン電池、アルカリ・マンガン電池、水銀電池、リチウム電池、酸化銀電池、オキシライド電池(現在は生産完了となって製造されていない。)などがあって、それぞれは用途に応じて使い分けられている。一方、二次電池は直ぐに使用することが出来ず、まずは充電を行わないと使用することが出来ないという特徴がある。(市販品の一部では、予め充電されているものもありますが...)鉛蓄電池、リチウムイオン二次電池、ニッケル・水素蓄電池、ニッケル・カドミウム蓄電池(ニッカド電池)、ナトリウム硫黄電池(NaS電池)などがあって、やはり用途に応じて使い分けられている。

尚、それぞれの電池は、使用しているものによって起電電圧に差があるが、同じものを使った電池は、その大きさによる起電力の差はない。(大きさの差は電力容量の差であって、大きい方が容量が大きい。(=同時に大電流が取り出せる/同じ消費電流であれば長寿命となる。))

生物活動を利用した電池としては「生物電池」(「バイオ電池」)があり、物理現象を利用したものとしては太陽光を電流に変換する「太陽電池」、放射性元素が原子核崩壊を起こす際に発生するエネルギーを利用する「原子力電池」、熱エネルギーを電気に変換する「熱電池」などがある。

「一次電池」は放電してしまうとそれっきりであって、起電力の回復はない。要するに使い捨てということになるが、「二次電池」は充電することで何度も使用することが出来る。(但し、夢幻にという訳ではなく、寿命はありますが...)近年では小型で容量の大きい二次電池が開発されていることもあって、二次電池の用途が広がっている。特に携帯機器の電池としては現在では主流になっている。(携帯電話、デジカメ、ムービーでは当たり前に二次電池が使われている。但し、リチウムイオン二次電池が主流になっていて、電圧は同じであるが、電子器機のメーカーが変われば、電圧は同じであっても形状が異なっていて、使用することが出来ない。(同一メーカーでも何種類もあって、注意が必要である。)ニッケル・水素蓄電池、ニッケル・カドミウム蓄電池では、単三/単四という形で規格化されているものがあるが、リチウムイオン二次電池でも、サイズの規格を決めて、何種類かの共通仕様にしたら、もっと易く、広く使用されることになると思うのですがね...)

英語では「Battery」、ドイツ語では「Batterie」、フランス語では「Pile」、イタリア語とスペイン語では「Pila」(発音、アクセントも同じ)、ポルトガル語では「Bateria」、中国語では「電池」と言う。

尚、規格化されている乾電池(単一、単二、単三、単四)では、電圧は同じであるが大きくなるほど長寿命である。また、サイズが大きい方が1個当りの販売価格は高いが、電力量と言うことを考えると、大きい方が割安である。そのため、単三や単四を使うラジオなどで、電池寿命が短いと悩んでいるのであれば、ちょっとした細工をすることで単一電池を使用できるように改造(但し、この改造は自己責任である。)すれば、携帯性は悪くなるものの、電池寿命は長くなり、電池のランニングコストを下げることが出来る。(単四の電池寿命を1とすると、単三は2、単二は6~7、単一は15~16ぐらいとなるため、電池ケースなどの出費があっても、結果的に単一の方がランニングコストは安くなる。)

植木鉢」:植物を栽培するのに使用される容器のことである。素焼きの鉢、薬塗りの鉢とがある。一応、長方形の樹脂製であるプランターと呼ばれるものとは区別されているが、プラスチックポット/ビニルポットと呼ばれるものは仲間とされている。尚、役割は「植木鉢」と「プランター」は基本的に同じである。(但し、薬塗りの鉢を使った場合は、盆栽の栽培に使用されることが多く、素焼きのものよりも高級品とされている。)

歴史は古く、平安時代に盆養が行われており、その時に原形となるものが生まれている。鎌倉時代には盆栽が定着していて、その時に植木鉢も確立している。明治になって洋式園芸が入ってくると、西洋式の洋鉢も入って来て、使用されるようになった。

英語では「Flowerpot」、ドイツ語では「Blumentopf」、フランス語では「Pot à Fleurs」、イタリア語では「Vaso da Fiori」、スペイン語では「Maceta de Flores」、ポルトガル語では「Vaso de Plantas」、中国語では「花木盆」または「花盆」と言う。

 

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