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「DEATH WARRANT」 [映画(洋画)]

表題の作品は1990年のアメリカ映画「ブルージーン・コップ」である。日本での劇場公開は1991年6月であった。B級(アクション)映画の帝王と言うことの出来るJCV・ダムであるが、彼の持ち味をしっかりと出したB級アクション作品である。

作品データを記しておくと、時間は89分、監督はデラン・サラフィアン、脚本はデヴィッド・S・ゴイヤー、撮影はラッセル・カーペンター、音楽はゲイリー・チャンである。そして出演は、ジャン・クロード・ヴァン・ダム、シンシア・ギブ、ロバート・ギローム、パトリック・キルパトリック、ジョージ・ディッカーソン、アート・ラフルー、ジョシュア・ジョン・ミラー、ハンク・ストーン、ジョージ・ジェネスキー、ジャック・バノン、アーミン・シマーマン、アル・レオン、アブドル・サラーム・エル・ラザック、たちである。

カナダ連邦警察の秘密捜査官バークは、ハリソン刑務所における囚人の連続死亡の謎を捜査するという特別指令を受けて、強盗犯と偽ってその刑務所に入った。そして、女性検事局員のアマンダがそれを外からサポートした。ハリソン刑務所は暴力的な看守長・デグラフが支配している地獄であった。バークは黒人模範囚のホーキンスたちと意を通じ、死者のファイルの在処をつきとめた。で、それを受けてアマンダは、コンピューター・ハッカーの少年を使ってファイルにアクセスし、殺されたのは健康な囚人ばかりであるという事実を知った。が、同時に、何者かが外部からアクセスした痕跡も残されていた。バークは、刑務所の診療所の医師・ゴッテスマンが怪しいと睨み、診療所に侵入し、冷蔵庫に人間の臓器があるのを発見した。が、そんな所に、以前にバークが逮捕した精神異常の殺人鬼・サンドマンことネイラーが、刑務所に移送されてきた。で、バークが刑事であることをばらし、バークは身動きが取れなくなってしまった。アマンダは調査を進めていて、外部からファイルにアクセスしたのは、バークに特別指令を出した検事総長・ヴォルガーということを突き止めた。ヴォルガーは肝臓病の妻のために、健康な囚人を殺し、その臓器を手に入れようとしていたのだった。バークを送り込んだのは、形だけの捜査のためであって、バークが真相に近づいたことで、バークを消すためにサンドマンを差し向けたのだった。アマンダがヴォルガーニ狙われるが、一瞬の隙を突いてアマンダは脱出し、バークの元に向かった。刑務所ではサンドマンが囚人たちを焚きつけて、囚人たちが暴動を起こしてバークに襲いかかろうとしていた。バークはホーキンスの助けで窮地を脱し、アマンダの協力を得テ、デグラフの野望を潰したのだった。

JCV・ダムのアクションはそれなりに見せてくれるのだが、本作では悪役の存在感がないと言うことが苦しいところである。が、こういうところが彼の主演するB級作品に共通しているところであるだけに、彼の主演作らしいといえばらしいのですが...

こういう作品では、悪役の存在感が重要だと言うことを改めて教えている作品である。それにしても、シンシア・ギブがこういう作品に出演するとは、というところも感じる作品でもありました。

 

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