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DUSTY SPRINGFIELD『A GIRL CALLED DUSTY』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1964年に発表された彼女のソロ・デビュー・アルバムとしてイギリスでリリースされたアルバムである。(アメリカでのソロ・デビュー・アルバムは別である。)2人の兄たちと共に兄妹グループを組んでいたが、解散してソロに転向したた記念すべきアルバムである。チャート成績は(イギリスで)最高位6位を記録している。

収録曲は、オリジナル盤では全12曲であったが、1997年に再発された時に8曲のボーナス・トラックが追加されて全20曲の収録となった。収録曲は以下の通りである。『Mama Said』『You Don't Own Me』『Do Rei Mi』『When The Lovelight Starts Shining Thru His Eyes』『My Colouring Book』『Mockingbird』『Twenty-Four Hour From Tulsa』『Nothing』『Anyone Who Had A Heart』『Will You Love Me Tomorrow』『Wishin' And Hopin'』『Don't You Know』。(以下、ボーナス・トラック)『I Only Want To Be With You (Alternate Mix)』『He's Got Something』『Every Day I Have To Cry』『Can I Get A Witness』『All Cried Out』『I Wish I'd Never Loved You』『Once Upon A Time』『Summer Is Over』。

この中からシングル・カットされたのは『Wishin' And Hopin'』の1曲であるが、アメリカではBillboardで最高位6位、豪州では2位、カナダでは9位を記録するヒットになり、1964年のBillboard年間シングル・チャートでは35位にランクインしている。が、当時、彼女は次々とシングルをリリースしていて、それらがボーナス・トラックとして追加されることになった。特に、彼女のソロ・デビュー・シングルの『I Only Want To Be With You』はアメリカで12位、イギリスで4位の大ヒットになっただけで無く、後にBAY CITY ROLLERSのカヴァーでヒットしたことでも知られている曲である。

お薦め曲は、シングル曲の『Wishin' And Hopin'』と、『You Don't Own Me』『Mockingbird』『Twenty-Four Hour From Tulsa』『Don't You Know』をピックアップしておく。

ポップなサウンド、'60's(中期から後期)を代表するシンガーとして知られる彼女であるが、歌の方はやはり上手く、ポップなものだけで無くソウルフルな曲も巧みな表現力でこなす器用さもあって、ローリングストーン誌が選ぶ「歴史上最も偉大な100人のシンガー」にもしっかりと選ばれている(35位)。そんな彼女の記念すべきソロ・デビュー作に、その頃に発表したシングル曲がボーナス・トラックとして追加されていることで、時間的な短さ(オリジナルは33分弱しかない)に対するする不満も解消した(56分強になった)ことで、コレクションに加えておくべきアルバムになりました。じっくりと彼女のボーカルを堪能しましょう。

 

Girl Called Dusty

Girl Called Dusty

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal I.S.
  • 発売日: 1997/05/20
  • メディア: CD

Girl Called Dusty

Girl Called Dusty

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 1996/10/01
  • メディア: CD

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