内田あかり『エッセンシャル・ベスト』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは2007年にリリースされた彼女のベスト盤である。定評のある「ゴールデン☆ベスト」ではないが、「エッセンシャル・ベスト」シリーズも低価格でツボを抑えた選曲がされているということで、なかなかどうして、捨てがたいベスト盤のシリーズである。本ベスト盤は、手軽に聴くことが出来ると言うことを売りにしているだけに、選曲の方もツボを抑えたものになっている。が、『好色一代女』が収録されていないということで、こういう所では「ゴールデン☆ベスト」に一歩劣っている所でもありますが...
収録曲は以下の全15曲である。『浮世絵の街』『あぶら地獄』『献身』『夜行列車』『ねどこ』『夜噺』『よろしく乾杯』『素顔』『朝子の旅』『妖しい恋』『雨のあなた』『絵筆のひと』『お手やわらかに』『女郎花』『釜山港へ帰れ』。
先にも記した様に、ヒット曲の『好色一代女』と『私って駄目な女ね』が漏れているものの、ベスト盤と言うことでは彼女の主だった曲が収録されているので、まずまずである。
ということで、やはりベスト盤の最も良いシリーズは「ゴールデン☆ベスト」シリーズであることを教えてくれることになったが、手軽さも考えると、「エッセンシャル・ベスト」は入門者にも十分対応出来ているベスト盤であって、これはこれで宜しいかと...(ただ、上記2曲を追加して、「ゴールデン☆ベスト」シリーズとしてもいいんじゃないかとも思いますが...)
コメント 0