ケータイ刑事銭形海29話(3rd.3話)[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]
「銭形海」の第29話(3rd.3話)「ザバーンザバーンは異国の香り! ~プリンセス暗殺計画」の裏ネタ編・増補の8回目となる今回は、松山さんの牛丼を食べるときの姿勢がこれだったことから「あぐら」について、海ちゃんのことを心配して口に出た言葉から「縁起」について、「冷静」について、海ちゃんがおじいちゃまにこれを書いていたことから「手紙」について、海ちゃんが捜査でこれを使っていたことから「虫眼鏡」について記します。尚、「虫眼鏡」は「零・18話(2nd.5話)[裏ネタ編]PART 7」で記したものをベースにして加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/10/18付です。
「あぐら」:漢字では「胡座」または「胡床」と記す。(但し、「胡座」は「こざ」と読むこともある。)足を前に組んで座ること、またはその座り方のことを言う。
古語では、それ以外の意味として、上代、貴人が足を組んで座ったり、寝たりした床の高い台のこと、または折りたたみ式の腰掛けのことも指した。
平安時代では男女が行う座り方であったが、室町時代になると女官は正座が一般的になり、男の座り方ということになる。また、戦国時代には武将が陣で座るときなどの姿勢としても広く用いられていた。その後は、男性の座り方として現在に至っている。
尚、このスタイルで座ることを「あぐらをかく」と言う。
英語では「Sitting Cross-Legged」、ドイツ語では「Bös-Beinig Sitzen」、フランス語では「Repos Croix aux Jambes」、イタリア語では「Sedendo a Gambe Incrociate」、スペイン語では「Gallina Ponedora la Cruz-de Patas」、ポルトガル語では「Sentando de Pernas Cruzadas」と言っていたが、日本文化の広がりにつれて、現在では日本語をローマ字表記とした「Agura」という言い方で通じるようになっている。また、中国語では「盤腿坐」と言う。
「縁起」:元々の意味は、仏教用語である「因縁生起(いんねんしょうき)」のことであって、それの省略した言い方である。一切の事物は、固定的な実体を持たず、様々な原因や条件が寄り集まって成立している、ということを意味している。これは仏教の根本思想である。(「因」が「原因」、「縁」が「条件」を指している。)
そこから複数の意味が派生して、「事物」の起源、沿革、由来、という意味と、主治の由来、または霊験の伝説こと、およびそれを記したもののこと、そして現在ではこの意味で使われる事が多い「吉凶の前兆」のこと、という意味がある。
英語では「Omen」、ドイツ語では「Oman」、フランス語では「Omans」、イタリア語では「Auspicio」、スペイン語では「Agüero」、ポルトガル語では「Presságio」、中国語では「縁起」と言う。
「冷静」:環状に左右されること無く、落ち着いていて物事に動じないこと、常に平静でいて感情に出さないこと、またはそり様のことを言う。「落着き」「平静」が類義語とされている。また、四字熟語の「泰然自若」「従容自若」「鷹揚自若」も類義語である。
物事に動じない、狼狽えない、取り乱さない、落ち着いている、ということから、これが求められるが、「冷静」ということを見方を変えると、さめている、距離を置いている、感情が無い、などのように余り良くない印象を与える事もある。特に、感情に左右されないことから、冷徹と思われることもある。
判断を行う場合には、「冷静」であることは重要であるが、人間としては、時には感情を出すことも必要である。→何でもそうであるが、適当ということがベターであって、徹底的に一つの事にというのは良くないことである。
英語では「Calm」、ドイツ語では「Ruhig」、フランス語では「Calme」、イタリア語では「Calmo」、スペイン語では「Tranquilo」、ポルトガル語では「Tranqüilo」、中国語では「冷靜」と言う。
「手紙」:特定の相手に対して、用件を記したり、情報を記して送る文書、書簡、書状のことである。不特定の人に内容を伝えるものではないことから、通信の一つとされていて、紙に記されるものであることから「信書」と言うこともある。(それ以外にも「書状」「書簡」「レター」などと呼ばれている。)
郵便で送られるものであって、「はがき」を用いたものと、「封筒」に入れたものとがあるが、「はがき」は「書状」と言うことが多く、「封筒」を用いたもののことを「手紙」と言う傾向が強い。
英語では「Letter」、ドイツ語では「Brief」、フランス語では「Lettre」、イタリア語では「Lettera」、スペイン語では「Carta」、ポルトガル語では「Carta」、中国語では「信」と言う。
「虫眼鏡」:凸レンズによって物を拡大して見るために使用する道具である。「ルーペ」または「拡大鏡」と言うこともある。また、江戸時代では、凸レンズを筒に付けた簡単な顕微鏡のことも「虫眼鏡」と呼んでいた。尚、「虫眼鏡」という名称は、江戸時代に、凸レンズを円筒に付け、筒の中に虫を入れて観察したことから、虫を観察する眼鏡という道具であったことが由来である。
物体の拡大された虚像を見るための物であって、1枚の凸レンズで出来ているという簡単なものである。(レンズと、それを固定する枠、持ち手という簡単な構成である。)5倍程度以下の拡大率を有するものは両面凸レンズというのが使われるのが一般的であり、それ以上の倍率を有するものは色収差を補正した色消しタブレットというのが一般的である。尚、明視距離は250mmとされている。
レンズの材質は、ガラス、若しくはプラスチックである。(ガラス・レンズは傷つきにくいが割れやすく、高価である。一方、プラスチック・レンズは傷つきやすいが割れにくく、安価である、という特徴がある。)
小学校の理科の授業では、昆虫の話(観察用として)、または太陽光の話(集光ということで)になると、必ず出てくるものである。そのため、誰もが接したことがある物でもある。(集光する道具としては、これと凹面鏡も一緒に語られる。)
尚、集光するということでは、人間の目の中にある「水晶体」も凸レンズであるので、虫眼鏡の仲間と言うことも出来る。(但し、凸レンズの厚みを可変出来るという特殊なレンズということになる。)
英語では「Magnifier」または「Magnifying Glass」、、ドイツ語では「Lupe」、フランス語では「Loupe」、イタリア語では「Lente di Ingrandimento」、スペイン語、ポルトガル語では「Lupa」、中国語では「凸透鏡」と言う。
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