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「DODGE CITY」 [映画(洋画)]

表題の作品は1939年のアメリカ映画「無法者の群」である。日本での劇場公開は1951年10月であった。1930年代に数多くの剣劇映画で主役を務めて人気を得たE・フリン主演の西部劇ということで、彼の者円作品としては珍しい作品ということになる。ただ、脇を固めているのが彼の剣劇映画でもお馴染みの顔であるだけに、E・フリン映画らしいのは言うまでも無い。

作品データを記しておくと、時間は100分、製作と監督はマイケル・カーティス、脚本はロバート・バックナー、撮影はレイ・レナハン、音楽はマックス・スタイナーでふる。そして出演は、エロール・フリン、オリヴィア・デ・ハヴィランド、アン・シェリダン、ブルース・キャボット、フランク・マクヒュー、アラン・ヘイル、ジョン・ライテル、ヴィクター・ジョリー、ウォード・ボンド、モンテ・ブルー、ヘンリー・トラヴァース、ヘンリー・オニール、ウィリアム・ランディガン、ビッグボーイ・ウィリアムス、ボブス・ワトスン、グローリア・ホールデン、ダグラス・フォーリー、ジョージア・ケイン、チャールズ・ハルトン、コラ・ウイザースプーン、ラッセル・シンプソン、たちである。

無法者がはびこる町・ドッジ・シティ。真面目な家畜業者のウェイド・ハットンは、ある日、昔の仲間のジェフ・シュレットがルビイを情婦にして、ボスとして悪事の限りをつくしていることを知った。町の新聞社に勤める女記者アビイは、ウェイドに保安官に就任するように頼み、ウェイドも見かねてそれを承知して新保安官となった。ウェイドは新聞と協力して、町の暴力を粛清していき、少しずつでも町は良くなっていく。そんなある日、新聞社主のジョオ・クレメンが殺されるという事件が起きた。犯人を確保したが、私刑によって殺される危険があるため、他の町へ護送することとなる。町を出た一行に、犯人を奪回しようとするジェフが襲ってきた。激しい戦いの末、ジェフの一味は全員倒し、ウェイドはアビイの愛を得たのだった。

主人公が格好良く輝くような展開というストーリーはE・フリン作品らしいところであって、西部劇になっても基本的に変わっていない。(剣が銃に置き換わっているだけ。まあ、主役が輝くように見せるのは今も昔も変わらない所でありますが...)テンポも良く、娯楽作品のツボはしっかりと抑えてあるので、とくにこれというマイナスポイントもない。

ということで、往年の剣劇スターの珍しい西部劇であるものの、E・フリン映画であることに変わりなく、スターはスターと言うところを見せる作品である。

 

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