NSP『NSP Ⅱ』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは1974年3月に発表された彼らの2枚目のアルバムである。(前作がライヴ盤だったため、スタジオ・アルバムとしては初めてのアルバムとなる。)現在では、スタジオ・アルバムとライヴ・アルバムとは別の括りで扱うことが一般的になっているが、当時はそういう捉え方は主流ではなかったため、本アルバムはあくまでも彼らの2nd.アルバムである。(現在では、「1st.スタジオ・アルバム」と語ることになる。)
収録曲は以下の全12曲である。『ひとりだちのすすめ』『待っても待っても』『風信子(ひやしんす)』『スケッチ』『眠くならないうちに』『コンクリートの壁にはさまれて』『君と歩いてみたくて』『バースデイカード』『夜更けの街で』『おちばは夏の忘れもの』『そんな事のくりかえし』『おとぎの国のお話』。
この中からシングル・カットされたのは、本アルバムから半月先行してリリースされた『ひとりだちのすすめ』である。
お薦め曲は、シングル曲の『ひとりだちのすすめ』、それ以外からは『風信子(ひやしんす)』『眠くならないうちに』『コンクリートの壁にはさまれて』『バースデイカード』『そんな事のくりかえし』という所をピックアップしておく。(特に『コンクリートの壁にはさまれて』をお薦め。)
フォーク路線のアルバムであって、彼らの持ち味がたっぷりと出ているアルバムでもある。ということで、初期の彼らの名作であるだけに、'70'sフォークを聴く場合、しっかりとチェックしておくべきアルバムの一つである。じっくりと聴きましょう!
2012-08-05 12:00
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0