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ケータイ刑事銭形海31話(3rd.5話)[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

今回からの「銭形海・裏ネタ編」の増補作業は、3rd.5話(通算では31話となる)「川渕浩探検隊シリーズ! ~海底洞窟の謎を追え!殺人事件」に突入です。で、今回は、サブタイトルにある言葉から、「海底」について、「洞窟」について、「」について、そして「川渕浩探検隊」の元ネタである「川口浩探検隊」について記します。尚、「謎」は「・22話(2nd.9話)[裏ネタ編]PART 2」で、「川口浩探検隊」は「・15話[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/11/1付です。

海底」:文字通り、「海の底」のことである。一応、海の下に位置する地殻部分も指すが、特に断り無しに「海底」と言うと、地殻部分ではなく、海の底の地面のことを言う。そのため、海岸沿いの海底は浅い部分でも、大陸棚などの数百mの深度の部分でも、太洋にでて、数千mの深さのある部分、更には海溝でより深い海の底であっても、海の底となっていると「海底」と言う。

当然のことながら、海底の様子は深さによって大きく異なる。太陽光が届く範囲(100m程度、良くても200mとされている。)であれば、魚などが製作しており、海草類が生えていたりするが、太陽光が届かない深さになると、そこに生息する生物の数は極端に減る。(数百mであれば、深海魚が生息するが、数千m以上になると、生物はほぼおらず、いてもプランクトンの類となる。)

尚、太陽光が届く海底の様子は、湖や池の底(湖底/池底)の様子と似ることも多い。また、大きな湖となると、太陽光が届かない深さの湖底を有するものもあるが、そういう部分の湖底は、太陽光が届かない海底の様子に似ることになる。

英語では「The Bottom of the Sea」または「Seabed」、ドイツ語では「Der Boden des Meeres」、フランス語では「Le Fond de la Mer」、イタリア語では「Il Fondo del Mare」、スペイン語では「El Fondo del Mar」、ポルトガル語では「O Fundo do Mar」、中国語では「海底」と言う。

洞窟」:「どうくつ」と読む。(この漢字は、読むことは出来ても書けないことが多いということもあって、漢字問題では比較的出題されることが多い。)

岩石の中に生じた空洞のことである。「洞穴(「ほらあな」または「どうけつ」)」ということもある。尚、空洞と言ってもその大きさは小さいものから大きいものまで様々であるが、「洞窟」と言う場合は、少なくともその中に人間が入って動けるだけの空間を有しているもののことを言うのが一般的である。尚、その空洞は、上下方向や横方向、または斜め方向に広がっているものがあるが、「洞窟」と言う場合はその方向は関係ない。

また、天井部分に開口部があって、そこから太陽光が指し込んでいるようなものであっても、入口部分しか開口部がないものでも、「洞窟」であることには太陽光の指し込むことは関係ない。(開口部がないと、当然、その中は真っ暗である。逆に、開口部があると、その付近には苔類を含む植物が生息していることもある。)

洞窟は基本的に地中にある空間であるため、天然の地下室ということになる。そのため、夏は外部よりも涼しく、冬は暖かいという特徴がある。また、湿度は高いということになる。

尚、海岸沿いの崖の部分には、波の浸食によって洞窟が自然に形成されることがあるが、そういうものも「洞窟」の一つである。(但し、「海蝕洞(かいしょくどう)」と読んで、区別されることもある。→「洞窟」をより細かく分類した場合。)

英語では「Cave」、ドイツ語では「Höhle」、フランス語では「Caverne」、イタリア語、ポルトガル語では「Caverna」(但し、発音は異なる。)、スペイン語では「Cueva」、中国語では「洞窟」と言う。

」:正体がはっきりしていないこと、不思議なこと、不可解なこと、若しくはその言葉のことである。または、言葉を使った遊びである「なぞなぞ(謎謎)」の省略した言い方でもある。更に、遠回しにそれと悟らせるように言いかけること、という意味もある。しかし、特に断らずに「謎」と言うと、意味や正体が分からないことを指す。

古語では「何ぞ(「なにぞ」、または「なんぞ」)」と言っていたが、撥音である「ん」が表記されなくなり、それが訛って「なぞ」と言われるようになったとされている。尚、それに合わせて、「何ぞ」と表記しても「なぞ」と読むようにもなった。(現在でも「なにぞ」または「なんぞ」と読むことも勿論ある。)

歴史的にも古くからあるものであって、スフィンクスの謎は有名なものである。また、正体が分からないことから、それを推察するなどというように、人間の知的な要求を満たしていくには、次々と謎について考察され、更に新たな謎を生み出し、それを解いていくと言うことが繰り返されていった。そしてそれらの謎の解明の蓄積によって、現在の様々な知識の構築に繋がっている。また、謎を解くということが人の知的好奇心を駆り立てることもあって、今後も様々な謎が解き明かされていくことになるでしょうね。

英語では「Mystery」、ドイツ語では「Rätsel」、フランス語では「Mystère」、イタリア語では「Mistero」、スペイン語では「Misterio」、ポルトガル語では「Mistério」、中国語では「謎」という。

川口浩探検隊」:テレビ朝日系の「水曜スペシャル」(19:30~21:00)で放送された人気シリーズであって、1978年から1985年にかけて放送されたものである。(不定期に合計45回が放送されたシリーズである。)

内容は、サバイバル企画の冒険ドキュメンタリー・タッチのバラエティ番組である。世界各地の秘境に赴き、その冒険の模様を過剰なバラエティのノリの演出(やらせ演出)で見せてくれる娯楽番組である。また、力の入ったナレーションも特徴的であって、これもこの番組の命であった。→'70'sから'80'sを象徴する番組でもありました。

いくつかの例外もあるが、基本的には「…実在した!!」「…存在した!!」「…追え!!」「…見た!!」という単語を使ったサブタイトルが付けられていて、しかもそれなりに長いサブタイトルになっている。(中にはこれらを複数使っているサブタイトルもある。)当然、サブタイトルも過剰な演出効果を狙って、派手な形容詞が使われている。2時間ドラマのサブタイトルも長いことで有名であるが、番組のサブタイトルを長くすることに貢献した(?)のが「川口浩探検隊」でもある。(ひょっとしたら、「ケータイ刑事」のサブタイトルの長さ、インパクトがあるタイトルというのは、これを意識しているのかもしれないですね。何せ、この物語の脚本を書いた佐々木浩久監督や丹羽Pの世代は「川口浩探検隊」が放送されていた時期は中学生から大学生、という時期であるため、見ていたことは間違いないでしょうし...)

効果的な音楽を使っているのはじめ、'80'のバラエティ番組ではスタンダードとなった演出が随所に見られるということでも、この番組が多大な影響を与えたことは疑う余地がない。但し、「ヤラセ」と言う部分は何かと問題を起こすことにもなっているだけに、良い意味だけでなく悪い意味でも影響を与えていることになる。

尚、人気シリーズであったが、番組が終了することになったのは、1985年に「水曜スペシャル」が番組打ち切りの様な形で終了し、番組改編が行われてこのような番組を放送する枠が無くなったため、それっきりということで終了することになった。現在では、更に不定期な特番として続けることもあるでしょうが、そういう「特番」という形での復活もなく終了してします、更に1987年に隊長を務めた川口浩が亡くなったため、復活ということも完全に無くなったと思われた。しかし、2002年になって、探検隊の隊長に藤岡弘、が就任して「藤岡弘、探検隊」として復活した。(「藤岡弘、探検隊」は2005年までの間に6度の探検が行われ、テレ朝の「スイスペ!」の枠で放送された。)内容の点でも、演出の点でも「川口浩探検隊」を踏襲したものであって、やらせ演出も健在であった。(ここでは「バラエティ番組」ということを強調して、「やらせ」も演出ということで宣伝文句にした。)

その後、2006年にWOWOWが海外ドラマ「バミューダー・トライアングル」を放送するにあたり、そのHPの中で「宮内洋探検隊の超常現象シリーズ」というコンテンツが制作され、3つの探検が行われている。(現在はこれが探検隊の最も新しい物ということになる。)これは「川口浩探検隊」のようなTV放送されたものではないが、ノリは受け継いでいる。

現時点では一応3代目隊長までいるが、今後どうなるのかはわからない。が、隊長は「○○ひろし」と言うのが暗黙のルールであることを考えれば、今後、誰が隊長になるのか、ある程度予想は出来ますね。但し、新作が製作されるかは分かりませんが...

また、「川口浩探検隊」のことを歌った歌として、嘉門達夫が歌った『ゆけ!ゆけ!川口浩!!』という曲がある。これは番組内のネタを面白おかしく歌ったものである。良くも悪くもこの番組の内容を見事に語っている歌詞は、コミカル・ソングの範疇を超えていて、風刺ソングの名曲と語り継がれている一曲となっている。(ヤラセ演出のことも上手く歌詞にしている。)

ちなみに、「川口浩探検隊」は一部がDVD化されてリリースされているので、現在でも楽しむことが出来る。が、最近では放送倫理規定がどうのと言って、色々と問題になりそうなシーンがありますね。まあ、'70'sから'80'sらしいノリの番組だったということにはなりますが...

 

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