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ケータイ刑事銭形海31話(3rd.5話)[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

銭形海」の第31話(3rd.5話)「川渕浩探検隊シリーズ! ~海底洞窟の謎を追え!殺人事件」の裏ネタ編・増補の6回目となる今回は、「洞窟」と称していたこれだったことから「トンネル」について、隊長の川渕が毒蜘蛛をこうするように命じたことから「退治」について、被害者はこれだったことから「溺死」について、それはこれが起こったためでることから「アナフィラキシー・ショック」について、松山さんはこれで自殺したと言っていたことから「自作自演」について記します。尚、「トンネル」は「・5話[裏ネタ編]PART 6」で、「溺死」は「・4話[裏ネタ編]PART 5」で、「アナフィラキシー・ショック」は「・30話(2nd.17話)[裏ネタ編]PART 5」で、「自作自演」は「・24話(2nd.11話)[裏ネタ編]PART 11」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/11/1付です。

トンネル」:鉄道、道路、水路などを通すために、山、川底、海底、地下などを貫く人工的に作られた通路のことである。尚、基本的には人工的に作られたものであるが、中には自然の洞窟などを利用した天然のトンネルも存在する。(100%天然の洞窟ではなく、洞窟を利用して部分的に人工建築されたものも含む。)尚、「隧道(ずいどう)」と言う場合もある。

トンネルは通路として造られたものであるため、断面の高さや幅に比べて、軸方向に細長い空間ということになる。長いものでは数十kmの長さを有するものもある。一応、「計画された位置に所定の断面寸法をもって設けられた地下構造物で、その施工法は問わないが、仕上がり断面積が2平方m以上のものとする」という定義があるため、例えば土管1本程度の断面積のもの(一応、水路であればこれでも十分なことも多い。)は「トンネル」とは言わないことになっている。(1970年OECDのトンネル会議で定義された。)

歴史は古く、灌漑用水路のために古代から造られているものとして知られている。(最初は水路として作られたものであった。)交通用のトンネルとして造られたのも古く、紀元前2000年頃のバビロンであって、ユーフラテス川の河底を横断する歩行者用のトンネルとして造られたのが最初のものとされている。その後、古代ローマ帝国や古代ギリシャにおいても多数造られた。近代になると、鉄道のためのトンネルがヨーロッパで多数造られ、これと共にトンネルを造る技術(掘削など)が発達し、ダイナマイトの登場で更に効率的に作ることが出来るようになる。現在ではシールド工法や沈埋工法など、掘削機が更に発展し、海、湖、河川の下であっても効率的にトンネルが造られるようになった。(都市部の地下も同様である。)

日本のトンネルとしては、江戸時代に、青の洞門(大分県中津市、全長342m)が造られているが、当時は動力を用いた掘削機がなかったため、これは全て手彫りで造られたものである。西洋式トンネルとしては、1871年に神戸市内に造られた石屋川隧道が最初のものである。(東海道本線の鉄道トンネルであったが、現在はその部分の東海道本線が高架化されたため、無くなって埋められたので、現存していない。)

尚、鉄道や道路のトンネルには入口と出口が定められている。定義は、その路線の起点に近い方が「入口」、その反対側が「出口」にすることになっている。(そのため、定義上、「出口」から入って「入口」から出るということも当たり前のように起こる。)

現在の世界最長のトンネルは、アショカン貯水池からニューヨーク市まで水道水を供給するための水道トンネルであるキャッツキルアケダクトであって、全長は147.2 kmである。また、人間が通過することの出来るトンネルでは、鉄道での移動と言うことになるが、津軽海峡線の青函トンネルであって、全長は53.85 km(海底部長は23.3 km)、海底部が世界最長の鉄道トンネルは、英仏海峡トンネルで、海底部長は37.9 km(全長は50.49 km)、世界最長の鉄道の山岳トンネルは、スイスのレッチュベルクベーストンネルであって全長約34.6 km、世界最長の道路トンネルは、ノルウェーのラルダールトンネルであって全長24.51km、である。(今後、更にこれらの長さを更新する長さの長いトンネルが更に造られることでしょうね...)

英語、ドイツ語、フランス語では「Tunnel」(但し、発音はそれぞれ異なる。)、イタリア語では「Galleria」、スペイン語では「Tunel」、ポルトガル語では「Túnel」、中国語では「隧道」と言う。

退治」:仏教用語では「煩悩などの障害を滅すること」を言い、西洋では「悪魔を降伏すること」を言った。底から転じて、「害をなすものを打ち平らげること、滅ぼすこと」を言うようになった。

洋の東西を問わず、古くから伝わる伝説として、勇者が化け物を退治するというものが存在しているが、そこに語られる化け物は、人々に悪事を働いたり、平和な日常を破壊する害をなすものとして描かれているため、それを討ち滅ぼすというのは正に「退治」ということになる。(特に、ギリシャ神話などでは、そういう物語が有名ですね。また、日本では「桃太郎」の鬼退治が有名である。)

英語では「Extermination」、ドイツ語では「Vernichtung」、フランス語では「Extermination」、イタリア語では「Sterminio」、スペイン語では「Exterminio」、ポルトガル語では「Exterminação」、中国語では「消滅」と言う。

溺死」:「できし」と読む。水やその他の液体によって呼吸気道閉塞が起こり、それが原因で死ぬことを言う。但し、喀血や吐血の吸引によるものは溺死には含めない。簡単に言うと、水などの液体が気道に入り、それで窒息死することである。尚、死に至らなかった場合は「溺水」と言う。→一般的には水に溺れて死ぬことと認識されているが、定義からすると、溺れることが無くても溺死となることがある。

これが起こるのは水難事故(水際でのレジャーとして、海水浴、プールなどが多いが、河川や池、用水路などへの転落によるものや、釣りをしていての転落ということがある。)によるものが多いが、家庭でも浴槽でこれが発生する可能性がある。(特に、子供が(水の入った)浴槽に転落して溺死するということがある。→子供にとったら浴室も危険な場所の一つになる。)

尚、水難事故とは無縁な溺死としては、洗顔をしていて水を吸い込んで起こったり、飲料水を飲んでいて器官に入れてしまって起こったりすることもある。→日常生活でも発生する可能性があるということになるので、それなりに注意を払っておく必要があるのは言うまでもない。(特に、飲食時の場合は慌てていると起こることがある。)

英語では「Drowning」、ドイツ語では「Ertrinken」、フランス語では「Noyer」、イタリア語では「Affogando」、スペイン語では「Ahogándose」、ポルトガル語では「Afogando」、中国語では「溺死」と言う。

アナフィラキシー・ショック」:「アナフィラキシー」(Anaphylaxie:ドイツ語である。)とはアレルギーの一種である。抗原抗体反応によって急激なショック症状を引き起こし、それが著しい場合は死に至ることがある現象のことをいう。アレルギーのある物質が体内に入ると、即座に反応が起こるが、最初に平滑筋のれん縮が起こる。続いて血液循環障害や呼吸困難が続き、それが重度になると死に至ることになる。

大別すると、特定の食品を食べることによって起こる場合(「」「」の物語で使われていますね。)と、動物に刺されたり噛まれた場合に起こる場合がある。(「」の物語で使われました。)

食物が原因の場合は、蕎麦、カニ、エビ、ゼラチンなどで起こることがよく知られている。動物が原因となる場合は、蜂に刺された場合が良く知られているが、ねずみに噛まれた場合も起こる可能性が高い。

特に、蜂に刺された場合は、最初に刺された時に体内に、蜂の毒に対する抗体が出来、2度目に指された時にアナフィラキシーショックを起こすことになる。2度目に刺された場合は、刺されてから直ぐに症状が出る。まずは全身が赤くなり、呼吸困難に陥り、血圧も低下する。即座に対応しないと死に至る可能性が高い。また、ねずみに噛まれた場合も、やはり2度目に症状が出て、死に至る場合がある。

アナフィラキシーショックには便宜上、4つの型に分類される。Ⅰ型からⅣ型があり、アナフィラキシー型反応、細胞傷害型反応、免疫複合体型反応、細胞免疫型反応がそれらの4つである。

治療方法としては、除去食療法と薬物療法があることが知られている。(前者は食物が原因の場合についてですけど...)尚、これらは生死に関わることになるため、自分で軽々しく判断せず、医師の診察を受け、治療に関しても医師や専門家の言葉に従いましょう。

英語では「Anaphylaxis Shock」、ドイツ語では「Anaphylaxis-Schock」、フランス語では「Anaphylaxis Bouleversent」、イタリア語では「Anaphylaxis Sciocca」、スペイン語では「Anaphylaxis Asustan」、ポルトガル語では「Anaphylaxis Chocam」と言う。

自作自演」:本来の意味は、演劇、映画、音楽などにおいて、ある人物が創作した作品を、その人物本人が自ら演じたり演奏することを言う。そこから転じて、犯罪の世界で、狂言誘拐、狂言強盗などのように、(事件の)筋書きを考えて、他人を欺すことを目的としてその本人が仕組んだ犯罪のことを言うようになった。(「狂言事件」と言うこともある。)

犯罪での「自作自演」は、筋書きを考えた人物が主犯(筋書きを書くので、全てはその人物の思惑で進められていくことになる。)であるものの、その筋書きに於いては被害者を装っているというものが一般的である。

一方、本来の意味である芸術の世界に於ける「自作自演」は、これを行うクリエイター(アーティスト)は想像力が豊かであり、才能のある芸術家だと評されることが多い。これは、演劇や映画であれば、少なくとも脚本、演出、主演はその本人が担うのが一般的であるためでもある。また、音楽の世界でも、作詞作曲までを担当しているのは当たり前であるためでもある。(シンガー・ソングライターと呼ばれる人は自作自演をしているということになる。)

ところで、見方を変えて考えると、犯罪の世界での自作自演というのは、筋書きを作るということでは演劇の世界での脚本を作ることと同じようなもので、(犯行を)実行する際には演技をするということになる(しかも、その犯罪行為では中心的な存在であるため、「主演」と言っても良い。よって、犯罪の世界での「自作自演」と演劇の世界の「自作自演」というのは、共に近いものがあると言うことが出来る。但し、「演劇」では、人(観客)を欺すというのではなくて、メッセージを伝えるとか、娯楽を提供すると言うことで楽しませるものであるが、「犯罪」では人を欺すことが必ず含まれるというのが根本的に違う所であり、これはあくまでもその行動が同じと考えられるというだけであって、芸術的な成果と犯罪行為とは全く別次元のことであるのは言うまでもない。

英語では「Playing of Own Work」、ドイツ語では「Das Spielen von Eigener Arbeit」、フランス語では「Jouer de Propre Travail」、イタリア語では「Giocando di Proprio Lavoro」、スペイン語では「Jugar de Propio Trabajo」、ポルトガル語では「Jogando de Próprio Trabalho」、中国語では「自導自演」と言う。

 

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