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FIREFALL『FIREFALL』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1976年に発表された彼らのデビュー・アルバムである。'70's前半のウエストコースト・ロックはカントリー・ロックと言うスタイルを確立させて数多くのヒット曲を生んだが、その流れを汲むカントリー・ロック・バンドが彼らである。正に爽やかなソフトロックと言う路線てあって、聴きやすいロックを聴かせている。尚、本アルバムのチャート成績は、Billboardで最高位28位を記録して、1976年の年間アルバム・チャートでは57位にランクインしている。

収録曲は以下の全10曲である。『It Doesn't Matter』『Love Isn't All』『Livin' Ain't Lovin'』『No Way Out』『Dolphin's Lullaby』『Cinderella』『Sad Ol' Love Song』『You Are The Woman』『Mexico』『Do What You Want』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。デビュー・シングルの『Livin' Ain't Lovin'』がBillboardで最高位42位を記録し、2nd.シングルの『You Are The Woman』がBillboardで最高位9位、カナダで6位、ニュージーランドで15位を記録している。(現時点で、この曲が彼らのシングル曲で最大のヒット曲となっている。)そして、3rd.シングルの『Cinderella』はBillboardで最高位34位を記録している。

お薦め曲は、彼らの代表曲である『You Are The Woman』と、シングル曲の『Livin' Ain't Lovin'』、更に『It Doesn't Matter』『Love Isn't All』『No Way Out』『Do What You Want』という所をピックアップしておく。

日本では、カントリー・ロックというジャンルは今一つ人気が出ないが、アメリカでは広く支持されるジャンルの一つでもあって、アメリカ、特に'70'sのウエストコースト・ロックの売れ線というサウンドである。(EAGLESやDOOBIE BROTHERS、AMERICAなどの様な爽やかさがある。)

全体的にはバランス良く、上手くまとめられていて、ポップな要素もあって、とても聴きやすいサウンドである。また、完成度と言うことでも高く、捨て曲も無い。これぞ'70'sのウエストコースト・サウンドと云うものであるだけに、'70'sのアメリカン・ロックを聴いた方であれば、すんなりと受け入れられるサウンドである。本アルバムを聴くと、爽やかな気持ちにもなるだけに、一度は聴いておきましょう!

 

Firefall

Firefall

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Atlantic
  • 発売日: 1992/06/22
  • メディア: CD


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