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「DAY OF THE PANTHER」 [映画(洋画)]

表題の作品は1987年のオーストラリア映画「ブレードチェイサー」である。日本での劇場公開は1989年3月であった。マーシャルアーツの達人という主人公が活躍するノンストップ・アクション作品である。また、クライマックスがこの手の作品と比べると、少し変わっている特徴がある。

作品データを記しておくと、時間は90分、原案はピーター・ウェスト、デヴィッド・グルームの2人、監督はブライアン・トレンチャード・スミス、脚本はピーター・ウェスト、撮影はサイモン・アッカーマン、音楽はギャリー・ハードマン、ブライアン・ビーミッシュの2人である。そして出演は、エドワード・ジョン・スタザック、ジョン・スタントン、ジム・リチャーズ、マイケル・カーマン、ゼイル・ダニエル、マシュー・クォーターメイン、パリス・ジェファーソン、たちである。

香港の特別捜査官・ジェイソン・ブレードはマーシャル・アーツの達人であり、香港で麻薬シンジケートのボス・ズーコーを追っていた。また、彼の相棒・リンダ・アンダーソンはオーストラリアに乱入して、ズーコーを追っていた。ある日、リンダは、豪州・パースにある一味のアジトに乗り込んだ。それを受けてジェイソンも駆けつけたが、彼女は既に殺されていた。で、ジェイソンはもリンダの父であり、マーシャル・アーツの師でもあるウィリアムの元に身をおいて、敵組織に潜入した。最初は上手く言ったが、やがてジェイソンの正体は敵に知られることになる。しかし、ジェイソンは招待がバレタことをまだ知らず、単身アジトに乗り込み、麻薬を抑えようとした。が、ズーコーのボディガードのジムに捕まってしまった。シェイさんは全ての決着を付けるために、決闘することを提案し、敵もそれを受けた。で、ジェイソンとジムの対決となる。アーシャ流アーツの死闘が展開されて、ジェイソンはジムに勝利した。そしてウィリアムの協力で、ズーコーの麻薬組織を壊滅に追い込んだのだった。

この手の作品では、ラストは敵を壊滅させて、ハッピーエンドというのが普通であるが、本作では敵に勝つものの、殺していないという所がポイントである。例え、どんな極悪組織であっても、殺さずに逮捕する、という考えは東洋では当たり前の考えであり、その精神を受け継いでいるというのは素晴らしい所である。(欧米では、最初は「逮捕」と言っているものの、程度が酷いと、「射殺」でことを解決してしまうだけに、考え方が根本から違っている。)ただ、そういう展開の物語としては、20年ばかり、登場するのが早かったと言う気がする。

この点で、本作は同類のアクション作品とは違うところで、存在感があるはずなのに、物語の展開が今一つ歯切れが悪いこともあって、物語が盛り上がらないのが残念な所でもある。が、マーシャルアーツのアクションは十分に見せ場となっているので、そういう所を見るということで宜しいかと...

 

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