ケータイ刑事銭形海33話(3rd.7話)[裏ネタ編]PART 13 [ケータイ刑事]
長々と記してきた「銭形海」の第33話(3rd.7話)「BS初!ついにやるのかフィギュア劇!? ~銭形海、世界を駆ける!」の裏ネタ編・増補は今回限りとなります。で、マリオネット・エナジーでこれが変化したことから「皮膚」について、「ソフトビニール」について、ドクター・アンドリウのアジトで海ちゃんがイルカと話したことから「イルカ」について、「パスタ」について、「世間話」について記します。尚、「イルカ」は「海・26話(2nd.13話)[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにして加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/11/15、18付です。
「皮膚」:動物の器官一つであって、体を包む外被のことである。体の組織の最外部に位置するものであり、体の保護、体温や水分蒸発の調整、外界からの感覚受容の役割を担っている器官である。尚、これは動物によって、それぞれの住環境に適するように変化していて、動物によっては固い殻のような構造になっていたりする種もある。(昆虫などが該当する。)
人間の場合は、表皮は0.2mm程度であるが、その下部の組織である真皮の部分が2mm程度あり、その下に「皮下組織」と呼ばれるものがあって、この3層構造となっている。そのため、皮膚は体重の6.5%程度を占めることになる。尚、厚さは数mmになるが、部位によってはより厚い部分や薄い部分もある。また、表面積は成人の場合は約1.6平方メートルになる。成分はタンパク質が1/4強、脂質が1/7程度を占めるが、60%弱は水分である。
英語では「Skin」、ドイツ語では「Haut」、フランス語では「Peau」、イタリア語では「Pelle」、スペイン語では「Piel」、ポルトガル語では「Pele」、中国語では「皮膚」と言う。
「ソフトビニール」:「ソフビ」と略して呼ばれることもある。塩化ビニルモノマーを金型に流し込み、加熱することによって重合し、その結果得られる中空の成形品のことを指す。成形品であるため、大量生産することが可能であるため、人形などの玩具が作られている。
これが開発されたのは、玩具用の材料としてセルロイドが使用されていたが、セルロイドは発火の危険があることから、使用に規制されるようになった。そのため、セルロイドに変わる素材が求められ、開発避けたのがソフトビニールである。1950年代になって登場したが、1960年代になって、特撮ヒーロー番組が人気を得て、それに登場した怪獣の人形にこれが用いられ、'60年代後半の第一次怪獣ブームの時には大ヒット商品となった。以後、次々と生まれるキャラクター商品で、人形などでは当たり前の素材となった。
金型を作れば、量産するという大量生産が比較的簡単にできるため、主チュの素材としても使いやすいものとして知られている。尚、ソフビは加工時に熱処理を行うため、金型で量産可能とはいうものの、一般的に1つの金型からは1000個程度の量産が限界とされている。(熱による金型の劣化のため。)
英語では「Soft Vinyl」、ドイツ語では「Weiches Vinyl」、フランス語では「Vinyle Doux」、イタリア語では「Vinile Molle」、スペイン語では「Vinilo Suave」、ポルトガル語では「Vinil Macio」、中国語では「軟聚気乙希樹脂」と言う。
「イルカ」:哺乳綱鯨偶蹄目クジラ類ハクジラ亜目に属する中の、比較的小形の種である海洋性動物の総称である。体長は1~5m程度のものを言うが、特に体長ではどこから何処までのサイズという明確な基準はない。尚、それよれも大形のものは一般的に「クジラ」と呼ばれ、「イルカ」と区別される。(但し、マッコウクジラやゴンドウクジラ、シロイルカは、体長が小さくてもクジラとされている。)→動物学的には「イルカ」と「クジラ」は大きさ以外には差が無いということであって、親戚みたいなものである。
両顎に歯を持ち、紡錘状の体型をしており、鎌形の背びれを持っているのが特徴である。また、体色は腹部が白色であるが、それ以外の部分は藍黒色である。前肢はひれになっており、後肢は無い。普通の海に群れを成して生息しており、遊泳して生活し、魚やイカなどを食べる。
知能が高いとされているが、科学的にそれが確証された訳ではない。が、ヒトに次いで、体重に占める能の割合が高い動物であることから、昔から「知能が高い動物」として認識されていて、研究対象となっていることが多い動物でもある。
また、クジラとイルカの中間ぐらいの大きさの動物として「シャチ」がいるが、「シャチ」はその大きさから「クジラ」には含めずに「イルカ」に含められる。しかし「シャチ」は獰猛な所があって、海の暴れ者というイメージが定着していて、イルカとは別物と思われている所がある。
尚、フィクションの世界では人間と同程度の知能を持った動物として描かれた作品もあるが、映画「イルカの日」のような悪意を持った者が現れたら、ちょっと怖い所でもある。(実際、イルカは軍用兵器としての利用ということを研究されたという歴史もあります。)
また、イルカは仲間同士の間でコミュニケーションを取る際、人間の可聴周波帯域よりも高い周波数を持ったパルス(人間には聞こえないので「超音波」と呼ばれる。)を発し、それを使ってコミュニケーションや意思伝達を行っていると言うことが分かっている。これが解読できれば、現実的にイルカとの間で意思疎通は可能と考えられている。
漢字では「海豚」と記すが、これは難読漢字の一つとして知られている。(中学入試問題では出題頻度の高いものの一つになっている。)俳句の世界では冬の季語である。また、英語では「Dolphin」というが、「ネズミイルカ」は「Porpoise」と呼び、イルカ(Dolphin)とは区別されている。また、ドイツ語では「Delphin」、フランス語では「Dauphin」、イタリア語では「Delfino」、スペイン語では「Delfín」、ポルトガル語では「Golfinho」、中国語では「海豚」と言う。
「パスタ」:イタリア語の「Pasta」から来ている言葉であって、イタリア料理に於ける練った小麦粉を使って作られた食材のことである。具体的には麺類(スパゲッティ、マカロニ、ペンネ、ラザニアなど)が該当する。また、日本では練った小麦粉を使った「うどん」「餃子の皮」「団子」などのような違った形状のものがあるが、イタリアではこれらも全て「パスタ」に含まれることになる。(練った小麦粉を使っていれば、麺類も菓子類も「パスタ」になる。)
それ以外の意味としては、「糊」「軟膏」「泥剤」という意味もある。(ドイツで「パスタ(Pasta)」と言うと薬の軟膏を指し、イタリアで言うところの「Pasta」は「Teigwaren」と言う。)但し、これらの意味があることは、特定分野の専門家ぐらいということで、余り知られていないですが...
英語、イタリア語、スペイン語では「Pasta」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Teigwaren」、フランス語では「Pâtes」、ポルトガル語では「Macarrão」、中国語では「麵食」と言う。
「世間話」:世の中の出来事に対してなどのありふれた話、気の置けないような雑談、とりとめの無い話などのことである。または、口承文学として民衆によって語り継がれてきた民話の一つの事を指す。(民俗学ではこちらの意味で語られるが、現在では前者の意味として使われるのが一般的である。いきなり本題に入って話すということもあるが、世間話にちょっと触れてから本題に入るという話法は広く用いられている手法であるため、とりとめも無い話で内容的には価値がなくても、使い方の工夫でその後の商談などに結びつくこともあるため、やはり必要なものとされている。
英語では「Chat」、ドイツ語では「Unterhaltung」、フランス語では「Bavardage」、イタリア語では「Chiacchierata」、スペイン語では「Charla」、ポルトガル語では「Conversa」、中国語では「閒聊」と言う。
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