尾崎亜美『PRISMY』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは1978年11月に発表された4枚目のスタジオ・アルバムである。前作から僅か4ヶ月という短いスパンで発表されたアルバムである。前作と同様に武藤敏史との共同プロデュース作品でる。
収録曲は以下の全10曲である。『あなたはショッキングシャイン』『気分を変えて』『パーフェクトゲーム』『気紛れ予報』『テンダーレイン』『コズミックブルー』『少年の日のメリーゴーランド』『白夜』『テンプテーション』『私は愛を唄わない』。
この中からシングル・カットされたのは、アルバムよりも一ヶ月先行してリリースされた『あなたはショッキングシャイン』である。(B面曲は『私は愛を唄わな』であった。)
お薦め曲はシングル曲の『あなたはショッキングシャイン』、それ以外からは『気分を変えて』『気紛れ予報』『少年の日のメリーゴーランド』『白夜』という所をピックアップしておく。
前作同様に、内容も良く、彼女の世界にたっぷりと浸ることが出来るアルバムである。が、強いて言うと、前作と比べると、これというインパクトが不足しているように感じられるところがある、ということですかね...
次作が東芝EMI時代のラスト・アルバムになり、これまでの集大成というものになる一歩手前に位置づけられるアルバムであるだけに、やはり、聴いておきたいアルバムの一つである。
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