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夏季五輪招致に東京も参加? [スポーツ]

石原東京都知事が5日の定例会見で、2016年以降の夏季五輪開催地として東京都が立候補することに意欲を示した。だが、知事は「国が動かないと、どうにもならない」とした上で「日本に五輪を招致するなら、キャパシティーからいって東京しかない」とも述べた。この発言には同意できる。札幌や福岡が招致に手を挙げようとしているが、現時点で明らかにしている範囲では、とてもではないが、五輪憲章に乗っ取った招致を行うというものではなく、単に都市の宣伝のために名乗りを上げたものとしか受け取ることが出来ないものである。

ただ、石原知事も「2016年以降」ということで言葉を濁しているが、2016年の夏季五輪がアジア開催になる可能性は、残念ながら低いとしか言いようがない。(2008年が北京では、アジア開催の間隔が近すぎる。)

いずれにしても、JOCと国が動かなければ、五輪開催都市として立候補することは出来ないのは事実である。本気で開催しようという考えがあるのならば、2020年を捨て石にして2024年の誘致に全力を注いだ方が良い結果を得られることになると思うのだが...(でも、投資の割にはリターンが少ない五輪の開催が本当に必要なのだろうか。大きな疑問がある。)尚、「単に観光客を集めたい」というだけであれば、それなりの開催計画にとどめ、一応立候補はするが、当選しては困るということで、宣伝効果だけを狙うことに留めるべきである。(そういう宣伝目的のための立候補というのも、今の時代ではありなんですよね...(残念ながら...))



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高知高校が代替出場 [スポーツ]

2日後に開幕する高校野球(第87回全国高校野球選手権大会が正式名称だけど、長い...)で、高知県代表の明徳義塾が部員の不祥事で出場を辞退、大会規定により高知大会決勝で明徳義塾に敗れた高知が代替出場することになった。

こうなった背景には、学校側が不祥事に対して甘く考えていたということがある。部員の喫煙と暴力行為があったが、それを内部で解決しようというのはどう考えても甘く見ていたとしか言えない。しかも、喫煙に関しては、寮でのことであり、しかも1回ではなく4月から常習化していたというのだから、(暴力行為も1回ではない。)あまりにも甘く見ていたと言われても仕方がない。(このように、選手自身の問題ということで、選手に対する同情論が殆ど出ないのだろう。)そもそも、(1回の)喫煙だけでも、または(1回の)暴力行為だけでも、一方の不祥事だけでも対外試合禁止処分が出ることがあるのである。(処分期間に左右されるが、対外試合禁止となると、これは全国大会の予選への参加はほぼ無理になるため、全国大会への出場は絶望になる。)それを内部で処理してしまおうというのは、疑惑隠しを行った企業と全く同じである。つまり、全ては自業自得ということになるのである。

高野連は臨時審議委員会を開き、有期の対外試合禁止処分とすることや、野球部長、監督に有期の謹慎処分、副部長とコーチには警告処分相当として日本学生野球協会審査室(開催時期は未定)に上申することにしたという。(ということで、秋季大会への参加は絶望となり、来春の選抜大会は絶望になるだろう。)もはや、社会が「隠し事は許さない」という方向になっていて、「透明化」を求めているということである。(三菱ふそうが叩かれるのは「リコール隠し」をしたためで、他社もリコールは出しているが叩かれていない、というのと同じ。)

5日には開会式のリハーサルが行われるが、出場が決まった高知高校はこれには参加せず、ぶっつけ本番となる。(5日夕方に宿舎に到着する。)また、大会が始まってから甲子園練習の時間が与えられるという。また、高知大会での明徳義塾の優勝を取り消し、高知高校を優勝校とした。(夏の甲子園に出場するのは、地方大会の優勝校になっているためでもある。)

でも、高知高校の選手にしても、3年生は既に引退し、チームは新チームとして始動している。あまりにも急な話で、選手の調整が難しいのは言うまでもない。(だからといって、代替出場なしとすれば、日大三校が「不戦勝」ということになるが、そうすれば三回戦で日大三校も大きなハンディを背負うことになってしまう。)日大三校にすれば、恐らく8割方(というか、東京以外は全てかもしれない)は高知高校を応援するという雰囲気の試合となり、やりにくいということになってしまうだろうが、両チームとも頑張ってもらいたいものである。それにしても、大会初日の試合ということでなかったのがせめてもの救いということになる。



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東アジア選手権・対中国戦 [スポーツ]

初戦の北朝鮮戦は、男女ともに「0-1」での敗戦ということで何も書く気になれなかったが、今日は違う。第2戦の中国戦は共に勝たなければならない試合であったが、結局はまたも男女仲良く同じ結果(引き分け)となった。強いて違いを述べると、女子はスコアレス、男子は2点を取ったということぐらいしかない。

とにかく、男女いずれの試合でも審判の誤審と言えるものが多数あったが、審判の質はある程度分かっていたことである。何を遠慮しているのであろうか。審判に関わらず、もっと攻めないと話にならない。特に女子の方は、もっとシュートを放たなければチャンスも自ら放棄しているのと同じである。男子の方では、アテネ五輪組の中から新たにA代表戦にデビューしたということがあるが、これも単に試したという程度のものであり、本気でアテネ組からの起用を考えているようには感じられない。(アテネ組を招集するのなら、マジョルカの大久保とル・マンの松井を欠いたらダメでしょうが...この二人は2010年の南アW杯では中心選手ですよ。)

次は最終戦の韓国戦。今のままだったら多くを望めないから、中国戦と同様にレギュラーを外し、その他のメンバーに経験を積ませることにするのがいいでしょうね。(だけど、大黒は先発起用してもらいたい。)

尚、テレ朝も解説者について考えてもらいたい。あれでは「解説」ではなく単なる「ファン」の声援である。あんなのが解説者というのであれば、誰でも解説者になれる。「半分のギャラでいいから解説をやってあげますよ」という人が何万人、何十万人、いや何百万人いるだろうか。そういう人を起用した方が安上がりだし、当人にしても、放送席ではなくもっとピッチに近い位置から見ることが出来て喜ぶことになるでしょう。(特に女子の試合の方、酷すぎる...)



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北京の悪態観客 [スポーツ]

29日に北京で開催されたバスケットボールの国際大会。その中国vsプエルトリコ戦。中国のリードで残り1分30秒で、プエルトリコの選手のファールによって両チームの選手が乱闘に発展し、観客は中身の入ったペットボトルなどをプエルトリコの選手に向かって投げつけた。試合は結局は中国が勝ったものの、プエルトリコの選手は武装警官によって守られて退場するという事態となった。

これに対して、中国バスケットボール協会は、「五輪開催地の責任者として、今回の騒ぎは非常に悪質で由々しき問題。十分対策を行い、再発防止に努める」と話したが、どういう対策を行うというのか。(持ち物検査の徹底では済まされない。かといって、中国人観客の入場を禁止するというのでは北京五輪の意味がない。)最終的には、中国政府が強硬な姿勢を取り、騒ぎを起こしたら即逮捕ということにして、異常な数の警備員で観客を監視するということにでもなるのではないだろうか。

去年のサッカー・アジアカップでもそうだったし、今年の4月のハンドボールの東アジアクラブ選手権では中国人観客を入れないという無観客試合(これに関してはこちらで述べています。)を実施している。

あと3年という時間があるものの、こんな国で本当にオリンピックを開催してもいいのであろうか?IOCも厳しく対応することとして、場合によっては「北京五輪」の剥奪、別の都市での開催ということを考えてもいいのではないだろうか。(そのためには準備は早い方がよい。)とにかく、何だかんだと言っても国際社会におけるスポーツ交流の面では後進国である中国での五輪開催は、そのリスクがあまりにも大きいとしか言いようがない。(こんなことを書くと、中国からネット攻撃を受けることになるのかしら...?)



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2014年冬季五輪開催都市の立候補締め切る [スポーツ]

7/28は、2014年の冬季五輪開催都市の立候補提出の期限となっていた。これに伴い、立候補の届け出が締め切られたので、29日にIOCが立候補した都市を明らかにした。

7都市が立候補していて、アルマトイ(カザフスタン)、ボルジョミ(グルジア)、ハカ(スペイン)、平昌(韓国)、ザルツブルク(オーストリア)、ソチ(ロシア)、ソフィア(ブルガリア)という顔ぶれである。(細かい位置については、各自で地図を見ていただくということでお願いします。)

今後のスケジュールは、まず最初にIOCが各都市に対して五輪開催についての質問状を送付し、来年2/1までに寄せられる回答をもとに第1次選考を行い、来年6月の理事会で候補を数都市に絞る。続いて、残った都市は開催計画の詳細を説明する招致ファイルを2007年1月までに提出し、都市評価委員会による現地調査などを経て、2007年7月のグアテマラ市で開催されるIOC総会で開催都市が決定する。

ということなので、現時点では、各都市の開催計画も分かっていないので、どこが有力だあるとか、どこがダメだというようなことは出来ないが、少しだけ言わせてもらうことにする。

立候補した7都市の内、オーストリアだけが過去に冬季五輪を開催した経験がある。(1976年のインスブルック)また、旧ソ連でも冬季五輪は開催していないので、新顔が争うことになるが、オーストリアが過去の経験を活かせるのかが注目される。(スペイン、韓国、ロシアは夏季五輪は経験しているが...)

また、その前の大会となる2010年はカナダのバンクーバー、更にその前の2006年はイタリアのトリノで開催されるので、地域的には旧ソ連かアジアが半歩有利だと思われるが、冬季五輪はヨーロッパでの開催が多い(2010年までの21回中13回が欧州開催(1回はユーゴスラビアだが、これも欧州である。)6回が北米2回が日本)ことから、決してハンディにはならない。

開催まではまだ8年半もあるため、政治的安定という要素については今後どうなるのか分からないが、現時点ではいずれもが何らかの大なり小なりの不安定要素を抱えている。そうなると、本部(スイスのローザンヌ)に近い所や過去の開催経験国が有利になるというのがこれまでのIOCだったのだが...

また、2012年の夏期に落選したパリとは言わないが、フランスが立候補したら心情的には有利なんだろうが、そう考えるとこの顔ぶれではスペインも有力か?

まあ、ここから先は、4つか5つに絞り込まれる第1次選考の結果が出てから考えることにしたいと思う。



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カズ・横浜FCへ移籍 [スポーツ]

J1のヴィッセル神戸は、元日本代表FWの三浦知良(38)がJ2の横浜FCへ完全移籍すると発表した。26日の親善試合のボルトン戦(神戸ユニバー記念競技場)でサポーターにあいさつする予定という。

今季開幕から公式戦3試合連続ゴールを決めるという好調なスタートを切ったカズだったが、その後は目立った活躍がなく、チームも低迷した。その間に2度の監督交代があり、ここ5試合はベンチ入りも出来ず、構想から外れていた。

カズはJ2では初のプレーとなるが、横浜FCには、元日本代表の城選手もいることから、ネームバリューだけは凄い布陣を引くことができる。また、神戸に移籍する前に所属していた京都との古巣対決も実現する。

選手として活躍する場があるということは幸せなことである。J2ではスター選手がいないということがあるが、カズは衰えたと言っても、まだ客を集めることの出来るスター選手である。後半戦のJ2は少しは観客動員が上向くかもしれない。



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高校野球・2試合連続再試合 [スポーツ]

全国高校野球選手権の京都大会でちょっとした珍事があった。場所は福知山球場。18日は3試合が組まれていたが、第1試合(乙訓vs綾部)は普通の試合(10-2で8回コールド・乙訓の勝ち)で終了した。続く第2試合(向陽vs伏見工)が延長15回0-0で引き分け再試合(1999年から、18回ではなく15回となった)となった。で、それに続いて行われた第3試合(亀岡vs大江)だが、4回表の亀岡の攻撃中に、日没のためにノーゲーム・再試合となった。(この時点で6-1で亀岡がリードしていた。)

延長15回引き分け再試合という試合は、毎年どこかの地方大会であることで、珍しいことではない。また、日没のためにノーゲーム・再試合というのも、照明設備のない地方球場ではあり得ることで、珍しいことではない。が、これが同じ日に続いて起こるという珍事となり、2試合連続再試合となった。京都府高野連の方も、「経験したことがない」と語っている。

尚、第2試合(引き分け再試合)の方は19日の西京極球場の第4試合となり、第3試合(日没ノーゲーム再試合)は19日の福知山球場の第3試合に組み込まれる。(選手も二日続けての試合になるから大変です。)尚、西京極だったら照明設備もあるから、第4試合ということなんでしょうね...

夏の高校野球は、予選として全国で約4000試合もが行われる。そう考えたら、全くあり得ないとは言わないが、ちょっとした珍事であることは間違いない。でも、こういうことが起こるのだから、やはり野球は筋書きのないドラマである、と感じさせてくれる。(水島新司先生の野球漫画なら、再試合も更に再試合にしてしまうかもしれませんが...)

-------(追記)
再試合の結果
・引き分け再試合となった 向陽vs伏見工は、4-0 で向陽の勝ち
 (24回のトータルスコアも 4-0 )
・日没ノーゲームで再試合となった 亀岡vs大江は、12-5(8回コールド)で大江の勝ち
 (ノーゲームとなった試合では亀岡が6-1とリードしていたのに...)



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徳山・王座復帰 [スポーツ]

WBCスーパーフライ級タイトルマッチ12回戦「川嶋vs徳山」の一戦が大阪市中央体育館で行われた。結果は、前王者で同級4位(挑戦者)の徳山がチャンピオンの川嶋を3-0の判定で勝利して、王座に返り咲いた。(川嶋は3度目の防衛に失敗したことになり、王座から陥落した。)

この試合、去年の6月に、今回とは逆の立場でのタイトルマッチが行われていて、その時は川嶋が1回TKO勝ちで王座を奪取している。(その前にも対戦があり、1勝1敗で3度目のタイトル戦であった。)最終ラウンドの12回にダウンがあったものの、序盤から徳山が有効打を決めていて、内容としては、終始徳山がリードしているという展開であった。(その影響もあり、最終ラウンドの川嶋のラッシュは当然の作戦だと思う。)

注目の一戦、というのは早い回にKOで決着が付くか、一方的な判定になることが何故か多いのだが、今回もそういう試合になってしまった。が、これはどうしてなんでしょうか...?



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ローマが2016年夏期五輪招致へ [スポーツ]

18日付のイタリア各紙は、ローマ市長が「2016年夏季五輪の招致に立候補する意向を明らかにした」、と報じた。ローマは、1960年に夏季五輪を開催している。また、2004年大会の招致に立候補したがアテネに敗れている。

市長は「招致の用意は整っている。イタリア・オリンピック委員会などの賛成を得られたら立候補する」と述べたが、イタリアとしたら、2006年の冬季五輪をトリノで開催することになっている。また、2012年が同じ欧州のロンドンに決まったことから、よほどのことがない限り、イタリア開催という可能性は低いだろうから、イタリア・オリンピック委員会が認めるとは考えにくいと思うのだが...

だが、「立候補する」と口にするのは自由である。それによって世界的な宣伝となり、観光産業へのてこ入れ策へと繋がる。今回のローマの動きはそういう狙いの方が大きいのではないか、と思ってしまうのだが...(ロンドンの次の欧州での夏季五輪開催は、早くても2024年になると思うのだが...)尚、2016年の立候補は来年締め切られ、2009年に決定される予定となっている。



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親方も見放した? [スポーツ]

またも大関千代大海が休場ということになった。(休場では「あっ、そう」なんだが、)今場所の再出場の可能性はほぼ無いということなので、これで来場所はまたもカド番となる。すると、8度目のカド番ということで、カド番の回数の最多記録をまたも更新することになる。

で、千代大海の師匠である九重親方は厳しいことを口にしている。「今場所はぶざまな相撲だった。勝った相撲もまぐれだ。この1年間でどれだけけいこしたと言うんだ。(秋場所で)終わりじゃないか。」

現在、29才の千代大海の年齢から言えば、まだ活躍することの出来る年齢でもある。しかし、既に怪我によって成績は低迷していて、はっきり言って多くは期待できない。 「大関」でなければ満身創痍で土俵に上がって取り続けるという選択肢でも構わないが、「大関」という地位ではそうは言ってられない。

過去には30才にならない内に引退した大関もいる。それから考えたら「引退」してもおかしくない。師匠も見捨てたようなことを語ったが、この裏には再度の発奮を期待しているという思いもあるだろうが、決断の時が近いのは間違いないだろう。(ひょっとしたら、「千代大海」という勝ち名乗りはもう無い可能性もある。)

それにしても、大関陣がその地位を保つことで精一杯ということでは、大相撲は盛り上がらない。長期低迷というのはもはや仕方がないのかも...



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