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携帯大手4社が中継器を共同開発 [携帯/PHS]

地下でも携帯電話が使えるようにする電波の中継装置をNTTドコモ、KDDI、ボーダフォン、ツーカーグループの4社が新たに共同開発した。従来は各社専用のものはあったが、4社すべてに使える装置は初めてという。(但し、ドコモとボーダーフォンの3G携帯には対応しないという。→ここを対応しないとダメですよ。)これは、安価な違法である装置を根絶するために各社が開発を進めていたもので、今夏から関東地方で販売されるという。

この新しい中継装置は設置費も含めて1台70万円前後の見込みで、これまでのように各社に対応した中継器を揃えるとなると30万~200万円となり、高くなってしまう。そこに目を付けた違法業者が数年前から各社共通で使える装置をネットなどで安価に売っていた。(携帯の電波は免許制のため、免許を持っていない業者は全て違法業者となる。)違法装置が出す電波の影響によって、周辺の別の携帯の通話が寸断されるなどの障害も発生していて、取り締まりを厳しくしていくという。

障害が出ないものであれば広がってもらいたいが、ドコモとボーダーフォンの3G携帯に対応していないというのであれば、どれだけ広がるのか疑問がある。ボーダーフォンはともかく、ドコモは既にFOMAを主力機種に移行させている。それが使えないというのでは、やはり問題があると言わざるを得ない。(が、対応した中継器が出るのも時間がかからないとは思われるが...)

最近は、地下街やビルの中でも携帯のエリアがかなり広がっているが、それでもまだ「圏外」になる場所が多い。安価な中継器が登場することで「圏外」となる場所が更に減ることに大いに期待したいものである。



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