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茨城で鳥インフルエンザ発生 [災害]

茨城県水海道市の養鶏場(卵を埼玉県内の卸業者や東京都内の小売店に出荷している)で、今年3~5月に鶏400羽余り(4~6月では鶏800羽)が死に、動物衛生研究所の検査で「H5N2型」の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたことが分かった。高病原性のウイルスが検出されたのは国内では5例目となるが、過去4例はいずれもが毒性の強い「H5N1型」だったが、今回のウイルスは毒性が弱いタイプだという。農水省は、ウイルスの蔓延を防止するため、養鶏場の半径5km以内で、鶏や卵の移動を制限、現在飼育されている2.5万羽の鶏全ての処分、鶏舎の消毒を実施することを命じ、これらが実施されることになる。

養鶏場が民間機関に簡易検査を依頼し、鳥インフルエンザウイルスが分離されたため、6/24になって県に通報したため、こうして明るみに出た。京都では、養鶏業者が隠そうとしたことにより大問題となっただけに、今後の対策にも万全を期してもらいたい。

現在、アメリカ産牛肉の輸入禁止により、豚肉や鶏肉の価格も上昇しており、ピークは過ぎたとはいえ、卵の価格も高値域にある。更に、降水量不足から野菜の価格上昇が懸念されている。この鳥インフルエンザ騒ぎにより、鶏肉の価格に影響が出ることは必至だろう。2頭目のBSE感染牛が発見されたアメリカといい、食に関する不安が一時期に集中して出てくるというのは、何となく皮肉めいた感じがするのだが...



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