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中国、鳥インフルエンザの被害の数を誤魔化す [国際]

中国が、またも国際社会を無視した独善的なことを行っていたことが判明した。

世界保健機関(WHO)の北京駐在代表は、北京で記者会見し、高病原性鳥インフルエンザの発生が確認された中国西部の青海省剛察県で、これまでに約5000羽の死んだ渡り鳥が見つかったと発表した。この数字は、5/27に中国農業省が発表した数「1000羽以上」という被害を過少申告したものを否定し、被害実態が5倍も大きいことを明らかにした。(尚、今のところ、人や家畜などへの感染は起きていないとしている。)現在では沈静化しているというが、それでも毎日約20羽が死んでいるという。

つい10日ほど前に、中国は、鶏に鳥インフルエンザが流行するのを抑えるために、人の治療に使う薬「アマンタジン」を鶏に与えることを許可していたという国際的に認められていないことを行っていたことが明るみに出た(そのことに関してはこちらで述べています。)ばかりであるが、今度は被害を小さくしようという誤魔化しを行ったことになる。こういうことが許されていいのか。許されることではないのは明らかである。(それでも国際社会の一員か!そんな資格はない、と言わざるを得ない。)

とにかく、中国は何かあっても、党中央がそれを権力で抑え込んで隠そうとする前時代的なことを行う国である。こういう行為は国際時代の現代では反社会的行為と言ってよく、テロ国家と言っても良い。WHOは中国のこの悪行をもっと断罪すると共に、何らかのペナルティを中国に与えることを決断してもらいたいものである。(日本政府も、これを足掛かりに、中国の責任を世界に問いただすように動け!但し、中国は常任理事国であるから、国連を舞台にしての論議は意味がない。)



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