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京セラ、太陽光システムを値下げへ [科学/技術]

住宅用太陽光発電システムに対する国の補助制度が本年度末で終了する(こういう環境にとって優しいものの普及を助ける政策を止めるのは愚策としか言いようがない。)のを受けて、京セラは、来年4月からの販売価格を、現行の補助額分を値下げすることを決めた。現在の補助額は1kW当たり2万円で、補助率は約3%となっているが、秋以降の増産効果などでこれを吸収する方針という。

世界シェアのトップ3(1位シャープ、2位京セラ、3位三洋電機)の中では最初に値下げを表明したことになるが、他社も追従することが予想される。これにより、現在は約200万円で販売されている標準家庭向けの3kWのシステムは194万円程度で販売されると見られる。(増産するのだったら、もう少し下げることも考えてもらいたいが...)

太陽光パネルは普及し始めたとは言っても、効率を更に改善する、より安価にする、という課題がまだ残っている。が、技術は少しずつでも進歩している。少しずつでも普及率が上がっていくのは間違いないだろう。ということで、今後も市場拡大が期待できる産業分野である。それなのに、補助を打ち切るというバカ政府は本当に何を考えているのか。(何でも削減というのは何も考えていないバカのやることである。)そもそも、中国に援助をするような金があるのだったら、それを直ちに廃止して、こちらの補助に回すべきである。とにかく、補助を行うことで普及に拍車をかけることにつながり、これはより大量生産に繋がる。すると、より安価にもなり、世界市場のシェアを広げることにもなる。そうなれば、売り上げ増からメーカーの法人税の増加も期待できる。(一部は「風が吹けば桶屋が儲かる」的な部分もあるが...)こういうことに考えが及ばないのだから、やっぱり政府はバカとしか言いようがない。

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長時間のメンテが終了したのに、またもトラブっています。
通常ならば、一つ前の記事と合わせて2分あれば投稿できるのに、約40分間エラーの続出で、連続して投稿が出来なかった。何とかしろよ...



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