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アインシュタインの文書発見される [科学/技術]

1925年に出版された物理学者アインシュタインの著作の自筆文書が、21日までに、オランダにあるライデン大の理論物理学研究所の文書館で見つかった。これは「単原子理想気体の量子理論」と題された16ページの文書であり、1924年12月付で、ドイツ語で記述されている。アインシュタインは1920年代、この文書が発見されたライデンで非常勤の客員教官をしていた。

文書の内容であるが、絶対零度(摂氏氷点下273.15度)に近い温度では、複数の気体原子が1個の粒子のように振る舞うと予言する内容のものである。この現象は「ボース・アインシュタイン凝縮」と呼ばれ、アインシュタイン最後の大発見の一つとされている。

文書は修士論文の作業をしていた学生が発見したといい、同大の教授は「アインシュタインの指紋も残っている。彼がここにいたことを思い出させるものとして保存したい」と話している、という。

アインシュタインは1879年生まれ(1955年没)で、1921年にノーベル賞を受賞している。1924年の日付があるということは、既に世界的にも著名な学者になっているので、何処かに何かが残っていても不思議なことではない。(彼が捨てたものでも、誰かが回収して、将来、お宝にしようという輩がいても不思議ではない。)ということで、貴重な発見ではあるが、そんなに大騒ぎをするようなものではなく、あり得ることである。ノーベル賞を受賞する前の彼の文書が発見されれば面白いのだが...



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