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響鬼28話 [特撮]

魔化魍・高校野球の影響によるため、変則的な放送となった今回、二つだけ良いことがありました。一つは、朝日放送の通常の日曜の放送の時には画面に時間が出ているが、10:30からという枠ではこの時間が出ていないということ。もう一つは、通常ならば次回(後編)の放送まで中6日あるが、中3日で続きを見ることが出来るということである。ということで、これで「一週遅れ」から追いつき、28日からは元通りになります。

ただ、放送するのなら少し考えてほしいこともあった。その前の10:00から放送されたのが「響鬼」の再放送で「八之巻」であった。連続して見ていたら、突然20話も話が飛んでしまうことになる。(元々予想されたことではあったけど...)せめて、同じく再放送している「マジレンジャー」(こちらは9:30からの放送で、本日は「Stage.8」だった。)と時間を逆にするとか、工夫をしてもらいたいものである。

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今回は、1年間の「響鬼」の物語として、後半にキーポイントになりそうなことが結構散りばめられていた。(例年のことだが、この時期は全体の物語でも後半に入り、クライマックスに向けての鍵となる要素が加えられるのだが、「響鬼」もそのパターンに従っている。)

テングと戦う威吹鬼の助っ人として現れた響鬼。紅になり、威吹鬼との連係プレーでテングを撃破するも、音撃棒を折ってしまう。このテング、単なるやられ役ではなく、一応今回の後の部分の物語への伏線になっているのですね。ということで、無駄な物語は無いという「響鬼」の物語です。

カーテンを閉められた部屋でじっとしている明日夢。元気が無く落ち込んでいる。しかも顔にはアザがある。回想で誰かに殴られている明日夢。誰かと思ったら、明日夢が本屋で見つけた万引き少年だった。(9話のことで約5ヶ月前の放送。)→そんな所から物語を展開させるのか... でも、過去のエピソードも無駄がないように構成していると考えたら、凄い計算となる。

母に促されるように朝食のテーブルにつく明日夢。今日はヒビキと一緒に山へ行くことになっているということだが、テンションが高いのはヒビキ・ファンのお母さん。(二人の様子から、お母さんが山へ行き、明日夢は留守番を押しつけられた、と思ってしまう。)だが、明日夢は朝食に軽く口にしただけで、出かける。→いつものお母さんならば、嬉しくてたまらなくなり、ヒビキの都合も考えずに電話する所なのに...

古い洋館、そこでは白と黒のクグツが行き交っている。この洋館がショッカー、もとい魔化魍の親玉の屋敷(基地)なのでしょうか。何処にあるのだろうか?で、そこにはイブキが見失った大正ロマン「はいからさんが通る」コンビの男女がいた。クグツ用にウニのようなトゲトゲの物体を作りだし、黒の女のクグツの口へ。ということは、姫と童子だけでなく、これまで謎の男とされていたクグツまでもが大量に存在するということなのか。→「響鬼」全体の後半に向けて、いよいよ動き出しました。

山へ向かうバスの車中、明日夢はヒビキの肩にもたれていて睡っている。ヒビキはそんな明日夢を「弟子」ということを意識しているように優しい笑顔で見つめている。→こちらの進展も今後の物語の鍵になりそう。

甘味処「たちばな」。店の開店準備をしている香須実・日菜佳にみどりが加わり、ヒビキと明日夢の話をする。「明日夢君は、あのお人形さんみたいな所がかわいらしくていいんだけどな~」って、みどりさん。開店準備の邪魔をしているようにしか見えません。そこにオオクビを追っていたイブキから電話が入る。ここのところ電話係になっている明日夢がいないこともあり、日菜佳が出る。久しぶりに「はい、たちばなです」という甲高い声。が、それは香須実への電話だった。報告するイブキと私用まで含めようとする香須実。→カップルへと発展するか、仲間のままなのかは今後のポイントです。

黒の女クグツが新たな魔化魍を生み出そうとしていた。やり方はこれまでと同じ。試験官にクモまで入れ、杖にセットし地面に突き刺すと、童子と姫が現れる。で、童子と姫は早速餌になる人間を襲う。こういう所は今までと同じ。こうなると、これからはクグツが中心となり、黒と白のクグツ軍団までも登場してくるのだろうか...

あきらとイブキ。朝日放送の再放送ではあきらが登場したばかり(本日は8話だった)で、明日夢に対して刺々しかっただけに、すっかり変わっている(成長している)ことを感じる。→明日夢、ひとみ、あきらの高校生青春トリオの動向は今後の物語の柱ですね。(三角関係ではなく青春路線で仲良くやってもらいたいところだけど...)

森の中を走り、童子と姫を追う音撃打の戦士・鋭鬼が登場。童子と姫は武者童子と鎧姫になり、鋭鬼との戦闘開始。ただの童子と姫とは比べものにならないほど強く、鋭鬼は崖から転落してしまう。ということで、裁鬼に続く敗戦キャラの登場です。で、本名は?当然「え」で始まる苗字と名前ですよね?(「江口」「江田」「遠藤」…、「英吉」「英太郎」…。そんな簡単な名前ではなく、二ひねりぐらいされているお名前なのでしようね...)

たちばなにやってきたひとみ。明日夢はヒビキと「男と男の世界」ということで、香須実が「女と女の世界のどお?」。で、ネタ晴らしの女王・みどりさんが加わり、明日夢の顔のアザのことが分かる。実は明日夢は以前目撃した書店の万引き少年に襲われていた。捕まったのは明日夢のせいと逆恨みする万引き少年に痛めつけられていた。今回はみどりが話したのではなかったが、みどりの存在は説明係としての椅子をきっちりとキープしました。→後半もこの役割で出番を確保しました。

トドロキ・ザンキの師弟コンビがイブキと合流。鋭鬼の捜索を開始し、イブキとトドロキが向かう。で、トドロキが鋭鬼の落とした音撃棒を発見。警戒感を強めて森に出た2人を童子と姫が襲う。威吹鬼、轟鬼、武者童子、鎧姫にそれぞれ変身して戦闘開始。だが、武者童子と鎧姫は強く、ピンチに... →第一の「次回まで待ってね」

一方、キャンプの準備を整えたヒビキと明日夢は山を登っていたが、明日夢は足を滑らせて斜面を滑り落ちていく... →第二の「次回まで待ってね」。また今回の物語では鋭鬼の後追いということにもなります。



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