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全日空操縦マニュアル流出犯は機長だった [不祥事]

全日空から流出したジャンボ機の操縦マニュアルがインターネットで販売された事件で、流出したマニュアルは同社の機長が盗み、航空関連商品販売店の店員(盗品等処分あっせん容疑で逮捕済み)に売っていた疑いが強まり、警視庁東京空港署は窃盗容疑で機長を逮捕した。

この機長は横浜市都筑区に住む42才の男で、数百万円の借金があり「金が欲しかった。遊興費に使った」と供述しているという。(借金があったというのなら、まずは借金返済に充てようとするのではないのだろうか。それを遊興費に使ったとは、どういう金銭感覚をしているのだろうか?)

調べでは、1月下旬に羽田空港内にある全日空乗務員の自習室の本棚に保管してあった操縦マニュアル「B747-400飛行機運用規程」など6冊を盗んだ疑い。また、1月から5月に5回にわたり、マニュアルのほかにも副操縦士の制服など12種類計20点を店員に渡し、約50万円を受け取っていたという。(ネットオークションでの売り上げは合計で約80万円)

全日空のマニュアル管理体制などを考えたら、内部の人間が流出させたのだろうとは思っていたが、やはりそうであった。しかも、販売する者と仕入れる者がいたということで、一応は組織という形になっている。(これでも立派な窃盗団ということになる。)このような組織が成り立つには、組織が扱う物を購入する者が存在するということがある。購入者の全てが悪いものではなく、一握りを除くコレクターはレプリカグッズを集めているだろうが、ほんの一握りのために全体が悪く見られてしまうということはよくあることでもある。そのようなことに繋がらないでもらいたいものである。



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