国体ラグビーは15人制から7人制へ [スポーツ]
日本ラグビー協会は、6日の理事会において、現在国体で実施している15人制を7人制とする方針を固めた。しかし、7人制に種目変更する時期については今後日本体協と話し合うとしている。
この狙いは、簡素化を打ち出している日本体協の参加人員削減(国体改革で4500人の参加人員を減らすことにしている)の求めに応じると共に、7人制の普及を図るためとしている。また、2012年のロンドン五輪では見送られたが、オリンピックで7人制ラグビーを実施競技に採用させようという動きがあり、これにも対応する動きとなる。
しかし、そうなると、もう一つ検討しなければならない問題が出てくることになる。それは、高校、大学ラグビーやプロ化したトップリーグについてである。高校では部員不足から複数の学校で合同チームを組んで大会に参加する学校が増えている。(大学ではそこまで深刻ではない。)高校ラグビーをどうするのかということは、選手の育成にも関わってくるので、いずれは大学、トップリーグについての問題に繋がる。(こういうことを打ち出したとなると、10年後には7人制ラグビーが中心になっているような気がするのだが...)