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巨大彗星衝突の確率 [科学/技術]

地球に壊滅的被害をもたらすとされている半径1km以上の巨大な彗星が地球に衝突する確率は、「約2000万年に1度」とされていたが、オーストラリア国立大学のポール・フランシス博士(天文・天体物理学)が「約1億5000万年に1度」とする研究結果を発表した。

これは、コンピューターによるシミュレーションや米軍の望遠鏡からのデータなどを基にして、軌道の予測や発見が難しい長周期の彗星の太陽系に存在する数がこれまで考えられていた数の約1/7しか存在しないことが分かり、そのため、地球に衝突する確率も低くなったという。

数が減ったから発生確率が下がる、という理屈は分かる。が、いずれにしても一人の人間が生きている時間と比べると、あまりにも桁違いの長期間の時間単位ということになる。そもそも、人類が誕生してからも、最も長くなるように解釈しても100万年だと言われているため、これから考えてもまだ桁が違う。学問として研究することの意義はあるが、現時点で生きている人間が死ぬまでには「あり得ない」と考えてよい数字である。

万一(この場合は「億一」と言っても構わないだろう)、そのような事態が起こった場合は、地球人類の滅亡の時と思って、本当に滅亡してもいいのでは...?(確率から考えると、一体いつ起こるのか、全くもって想像することも出来ない...)



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