ウルトラマンマックス11話 [特撮]
エレキング、ピグモン、レッドキングに続いての登場となった過去シリーズの人気怪獣・アントラー。「ウルトラマン」でアントラーが登場した「バラージの青い石」(7話)の評価は高いが、それに比べるとアントラーはマイナーという印象が拭いきれない怪獣でもある。アントラーのことをコバ隊員は「クワガタの化け物」と呼んでいるということがそれを暗示させている。
トラブル・コンビであるカイトとミズキ。パトロール中にいつもの通りのお約束。「不時着」と言うカイトに対して「あれは墜落というのよ」とミズキ。だが、そんなことはどっちでもよく、DASHに対して大なり小なりの損害を与えているということは変わらない。で、アントラーの話を聞きに、自転車で向かうというのは反省を促すということなのだろうか。(普通だったら、ダッシュアルファ(車)で行くでしょうから...)
今回は、Bパートの最後でマックスが登場し、CMをはさんでCパートで戦うということになったが、いつもマックスの登場時間を計っているから、それを誤魔化すための対抗策なのか?でも、Cパートだけでも約5分姿を現していた。スタート当初は「3分」ということをナレータが語っていたが、最近ではそれが無くなっていることを考えると、マックスも地球環境に慣れてきて、少しは長くいられるようになったということになる。
アントラーが倒されてマックスが去った後、「そう言えばカイトは?」とミズキ。ついにカイトのことを呼び捨てで呼ぶようになったということは、この二人の関係は益々深いものになっているという証拠である。ただ、カイトがミズキのことをどう呼ぶのか。今後はそこが注目です。