ジャスティライザー49話 [特撮]
国防省の九条が伊達電機の店舗にやってくる。が、「巨大物体がやって来ている」と言って呼びに来ただけである。そんなのならば「直ぐに来て欲しい」という連絡を入れた方が早い。やっぱり国防省はマヌケである。
リュウトに乗って巨大物体を調べに行った翔太(シロガネ)。それは超巨大戦艦・ディグロスということで、今度は「スター・ウォーズ」の要素を取り入れてしまった。(ここまで来ると、かえって気持ちが良くなってしまう。)これは最終決戦に向けての準備と言うことになるが、本当に何でも吸収してしまう作品である。
神野がライゼロスを修理したというものの、これはシェイドスターのシステムがメンテを行っていたところに協力したということで、計算済みのこと。それよりも、ジャスティカイザーが久しぶりの登場となり、モゲラ、もといメガリオンを撃破する。
前々回は等身大での一対一(怪人)の戦いに幕を引かせることになり、前回は等身大での一対多数(殆どは雑魚兵・ザコール)の戦いに幕を引かせ、等身大での戦いについては一区切りさせたが、今回は巨大戦の一対一の戦いに幕を引かせた。で、次回は巨大戦の複数戦となり、クライマックスに繋いでいく。こうして見ると、「ジャスティライザー」は本当に分かりやすい構成になっていることがよく分かる。複雑怪奇な設定と様々な伏線を用意したヒーロー作品が相次いで不評となる中、これは一石を投じることになるのは間違いないだろう。(でも、ストーリーが先読み出来ちゃうからなぁ~)あと2回、最後まで期待に応えてもらいたいところである。