SSブログ

ジャスティライザー50話 [特撮]

いよいよ最終決戦。しかし、80年代特撮のテイストを持ち、他のヒーロー作品の要素を取り入れる本作らしい所は忘れていない。敵がブルガリオ軍団を投入して、ついに巨大ロボの物量作戦での決戦となる。しかも、宇宙空間での迎撃ミサイル衛星とブルガリオ軍団との戦いは、アニメ・ガンダムだし、地上に国防省が出動させた対巨獣メーサータンクは映画・ゴジラを思い出させてくれる。しかも、メーサータンクはやられる一方にならず、何体かのブルガリオを撃破しているので、国防省も少しは面目を保てたと言える。

更に、ライゼロスは1体ではなく複数あったということにして、3体の幻星神のそろい踏みというのはある種「お約束」と言うことが出来る。そして、澪と麗香も雑魚兵・ザコール相手とは言うもののバトルに参加(澪は戦国時代の武家の女性姿、麗香は現代のゲリラ戦に挑む姿)ということで、何でもありの「ジャスティライザー」の本領発揮となった。しかも、麗香がおにぎりとシュークリームを持っているというギャグも浮くことはなく、物語のスパイスとなっている。

しかも、最終回へのつなぎ方は上手いことやっている。(でも、主人公が最終回の一つ前で死んでしまうことはない。)一話一話の物語とか、造形、アクションシーンなど、一つ一つの要素では満点を得るということは難しいが、計算された中途半端な部分と、やるところは徹底してやるというスパイスが利いていて、トータルとしての物語になったら本当に面白いものになった(と言っても、第三部に入ってからのこと。)だけに、次回、クライマックス(最終回)を迎えるというのは残念である。(三部のノリが最初から出来ていたら、もっと面白かったでしょうね。)



共通テーマ:テレビ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。