マジレンジャー29話 [特撮]
記憶を失った芳香姉さん。しかも1年分の記憶だけが奪われている。しかも1時間ごとにリセットされて、また初期状態になる。ゲームをリセットして再スタートする感覚に似ている。芳香はマンドラ坊やのことを「しゃべる鉢植えくん」、スモーキーのことを「猫ランプくん」と言う。「まんまやんけ~、芳香姉さん」。でも、「化け物!」と言わない所は度胸があるというか、勇気があるというか、芳香のキャラらしいところ。→これもヒロインが二人いる戦隊ならではのことで、おとぼけの味を持った先輩戦隊ヒロインとしてはメガピンク・今村みくを既に超えている。(今更ながら、メガレンジャーに捧ぐ。)
今回は、あのテツヤが再登場。しかし、完全にイジラレキャラでの登場。→どことなく、ジャッカーの姫玉三郎やサンバルカンの矢沢助八というキャラを思い出させてくれる。(この二人のようにレギュラーではないけれど、)二人のキャラを足して、4で割ると思って、この二人に捧ぐ。
シャボン玉を利用する怪人と言えば、何と言ってもデンジマン2話に登場したシャボンラーの印象が強い。そう言えばシャボンラーが狙ったのは桃井あきら・デンジピンクでした。今回もピンクということで、デンジマンに捧ぐ。
母・深雪の話になると、他の4人は暗くなるが、芳香はそうはならない。そして、母の杖を手にして、母のような言葉を発す。兄弟戦隊のメンバーの母親となると、記憶を失って失踪していたゴーゴーファイブの母・律子がいるが、今回はその一部の設定を芳香に持ってきてアレンジしている。いつもは麗が母のような雰囲気を出すことがあるが、今回は芳香がそれを担っていた。芳香も成長しているということで、母・深雪を介してゴーゴーファイブに捧ぐ。
芳香のとぼけたキャラで物語が最後まで続くのかと思っていたら、そうはならず、第二の強化に備えての物語に繋ぐために、無理矢理悪魔の氷山イーブルアイスの物語になる。(でも、これは物語中盤の強敵の一つということになるのでしょう。)時期的なことと、その設定が似ているということで、これはジェットマンのセミマルに捧ぐ。
で、いよいよレジェンドフォームが登場することになる。こういう姿まで変化する強化パターンは最近の戦隊の特徴である。(が、これは次回で)