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大相撲・冬巡業が中止の見込み [スポーツ]

大相撲と言えば、年間に6場所が開催されるが、それ以外でも「巡業」として日本各地で行われている。しかし、今年の冬巡業(九州場所後に九州地方を中心に回っている。)が相撲人気低迷の影響で、今年は実施されない見通しであるという。2002年に興業形態の変更が行われたために、その年の冬巡業は行われなかったが、1958年に巡業が協会全体で行う形になってから冬巡業が1日も無いという事態に陥ることになる。ちなみに、今年の年間巡業日数は、このままでは15日間ということになり、1958年以降で最少となるのは確実という。

それでなくても大相撲は人気が落ちていて、普及活動は重要である。巡業が無くなると、相撲協会の収入の減少に繋がるだけでなく、将来力士になろうという少年の減少にも繋がる。→完全な悪循環のパターンに陥っている。

こうなると、やはりニューヒーローが出てきてくれなければ立て直しは無理である。が、将来が有望な力士というのは外国人力士ばかりという状況だから...

大胆な改革が必要なのは誰でも分かるが、一つ案を示してみる。(巡業が減ったということを考慮してのものである。)
現在の15日制年間6場所というのを、9日制年間10場所にする。(土曜日初日で、翌週の日曜が千秋楽になる。これだと、年間の取り組み日数は変わらない。)追加される場所は、札幌、仙台、金沢、広島というような地方都市とする。(巡業を補うという意味合い。)また、番付は、2場所のトータルの成績で判断し、隔場所で新たな番付とする。

しかしねこれでもまだ甘いと感じてしまう。もっと大胆な案は更に考えてみたいと思う。

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(9/23追記)
23日、日本相撲協会は冬巡業の中止を決定した。勧進元が1ヶ所しかなく、採算が合わないことをその理由としている。やはり、相撲人気の低落は深刻ですね。
経費削減のために、幕内や十両の定数を削減することを考えに入れていたりしている、ということはないでしょうね~



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