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手続きミスで国体6連覇が断たれる [スポーツ]

アーチェリーのアテネ五輪銀メダリスト・山本選手が、チームの他の選手に登録手続きのミスがあったため、岡山国体への出場が断たれたことが分かった。山本選手は岡山国体では成年男子個人で6連覇がかかっていたが、それが無理になってしまった。

状況を述べると、国体のアーチェリー競技は3選手のチーム単位で登録することになっている。山本選手たちの埼玉の成年男子は8月の関東ブロック大会を勝ち抜いたが、その後1選手が出場資格を満たしていない事実が判明して、チームの登録が取り消されたのである。出場資格を満たしていないというのは、国体では前に出場した県と違う県から出場するには、2大会の間をあけていなければならないが、1大会しかあいていなかったので、出場資格がないというのである。

ルールがある以上、それを曲げてはならない。ルールが悪いのであれば、ルールを改正すればいいのである。アーチェリーでの山本選手と言えばビッグネームであり、彼が出場するとしないのとでは、観客動員にも影響するだろう。ということで、アーチェリー協会がごり押しして出場させないか、とも思ったが、協会はそれをしないで、ちゃんとルールを守った。(これがルールを守るということであり、正しいことである。)

その一方で、国政では国の最高法規である「憲法」に対して「解釈」を変えることで対応している。が、これはルールを守るということにはならない。「解釈」を変えるという姑息な手段を用いるのではなく、その場合は「憲法」を改正するべきなのである。(解釈を加えるということは、憲法に問題があるから、と考えているからであり、これはルールに問題がある場合はルールを変えるという単純な発想に従うべきである。)スポーツの世界ではきっちりとしているのに、政治の世界がこういうことでいいのであろうか?だからこそ政治の世界はダーティというイメージを拭い去ることができないのである。



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