Garo #12 [特撮]
年内最後の放送。しかも、いつもより30分遅い放送ということだった今回（TV大阪です。）。BGMを映画「スター・ウォーズ エピソード1」のサントラ（これは、今回の物語で、この映画を思い出させてくれたからである。）として本編へ。
剣の修行をしている鋼牙。ゴンザとカオルがそれを見守っている。「あいつにも可愛い時代があったんだ...」と言うカオルの言葉から、幼い鋼牙の物語となる。で、今回は鋼牙の父・冴島大河と、鋼牙の過去を描いた物語。スタートから3ヶ月弱、1クールがまもなく終わると言うところで、主人公・鋼牙の過去が描かれたということで、キャラに厚みが出てくることになり、これはこれで歓迎である。
ヘッドギアを付けて修行を行う幼い鋼牙の姿は、「スター・ウォーズ エピソード1」のアナキンの姿を思い出させてくれたが、これによって今回のBGMを決めている。また、物語中に亡霊が出てきたが、最近のジャパニーズ・ホラーの作品がいくつか頭に浮かんできた。（そんな中から、ここの所BS-iで再放送されている「怪談新耳袋」を最後に取り上げておくことにする。）
ある日、街に出た大河・鋼牙親子、ホラーの気配を察知した大河は鋼牙を街中に残して駆けていく。父を待つ鋼牙は玩具屋のショーウインドを眺めていたが、そこに手作りの玩具を打っている男からカエルの人形をもらう。が、玩具屋はホラーだった。まだ子供の鋼牙は命乞いをする男に捉えられてしまう。純粋な心を持っている子供と、戦いの非常さを描く（定番の）エピソードです。
後日、鋼牙を残して戦いに向かった大河。しかし鋼牙は跡を付けていて、ホラー・バラゴと大河の一騎打ちを見守っている。壮絶な戦いになり、父・大河が深手を負ったことから、父を助けようと飛び出す鋼牙。しかし、ソウルメタルで出来た剣は持ち上がらない。鋼牙に気づいたバラゴは鋼牙に襲いかかるが、大河が鋼牙の盾となり、命と引き替えに鋼牙を救った。（ここでも「SWEP1」のクワイ・ガンジンを彷彿させてくれる。）
その後、鋼牙はザルバと契約し、修行を積む道を選ぶ。（30分の番組なので、エピソード重視で進まざるを得ないため、修行中の鋼牙に関するエピソードはなし。しかし、厳しい修行を重ねてきたことは分かる。）そして、「牙狼」の称号を受け継いだ魔戒騎士・鋼牙が誕生する。
ということで、今回はいつものカオルのドタバタは全くなかったが、キャラクターを深く掘り下げたことにより今後の物語に厚みがでることに繋がるので、いいでしょう。（たまにはカオルも「休憩」をあげなきゃ...）
ところで、次回の放送は1/7の深夜、すなわち1/8の未明ということになる。この日は朝7時から「魔弾戦記リュウケンドー」の放送が始まる。ということで、関西では、日曜の朝が大変な状況になります。（未明の2:40～ に「牙狼」、7:00～ 「リュウケンドー」、7:30～ 「マジレンジャー」、 8:00～ 「響鬼」）特撮作品が増えるのは歓迎だけど、もう少し放送時間を考えてもらいたいところである。（しかも、日曜23:00～ はBS-iで「ケータイ刑事 銭形雷」もあります...）
- アーティスト: ロンドン交響楽団, ジョン・ウィリアムズ, ロンドン・ヴォイセズ, ニュー・ロンドン児童合唱団
- 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1999/05/12
- メディア: CD
↓そんなに「怖い」という作品ではありませんが... 2作ある劇場版を取り上げておきます。
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2005/01/26
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2005/12/07
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