SAZER X #17 [特撮]
今回もブレアードが大活躍（？）という物語。こうなると番組タイトルも「ほのおのぶれあ～どしょーぐんとセイザーX」とでも変えることを考えた方が良いかも...(?)（ここではそのオマヌケぶりを考えて、あえて「平仮名」とする。）ということで、今回もお笑い路線で話が進んでいく。よって、BGMはコメディ映画である「ピンクパンサー」の音楽を集めたアルバム「アルティメット・ピンク・パンサー」とした。（が、実に今回の物語にマッチしている。）
前回、拓人の発案によって囚われの身となったブレイジェルの出来損ないであるブレアード。「何で俺はいつもこうやって縛られる羽目になるんだ」ってアピールしているけれど、何処かに縛られていることに喜びを感じているようなそっちの気があるように見えます。（でも、縛られているのに意外と手の自由度はあるようですよ。）言葉の綾で体に結びつけているコスモカプセルについて「どうしても欲しければ俺を殺せ」と言うと、アドが銃を向けるが、その時の慌てよう、シャーク隊長の言葉によって銃を下ろしたアドによってホッとする所など、良い味を出していて、完全に番組を喰っている。このままどっちつかずというポジションで更にかき乱してもらいたい所である。
居眠りしているブレアード、拓人はコスモカプセルを繋いでいる鍵を探そうとするが、くしゃみをしてブレアードを目覚めさせてしまう。拓人もドジと言えばドジである。が、言葉巧みに「ライバルだ」なんてことを言ってコスモカプセルを手に入れようとする拓人。しかしブレアードのことをブレーメンと口にして作戦失敗。でも、拓人がそんな戦術を上手く遂行できるなんて誰も思いません。で、ブレアードはおだてに乗せられやすい愛すべきキャラとなりました。
レミー、勝手にエプロンを掛けられて太巻きを作ることになる。だけど、ご飯に乗せた具がはみ出していることにも気づかずにいる。ケインがレミーの作った太巻きを口にするが、渋い表情。で、ブレスレットくん（＝ブレアード）に差し入れ。（→ブレアードは完全にいじられキャラとして定着です。）が、拓人がそれを口にするものの、渋い表情。その時、背後からピアースが忍び寄るが、ブレアードがそれを救う。で、ピアースは針を自分の手に刺してしまうというドジをする。本当にこいつら、こんなことで宇宙に恐れられてきた一味なのでしょうか？（宇宙を笑いに包んできた「お笑い劇団」というのであれば理解できますが...）
レミーも自分が作った太巻きをブレアードに食べさせようとするが、自分でも口にする。で、「これ失敗」って、何をどうやったら悲惨な太巻きを作ることが出来るのでしょうか？（しかし、ブレアードは「旨かった」って、人間とは味覚が違うのですね。）
シャーク隊長が登場してから締める所とカッコイイ所は全てシャーク隊長が引き受けることになり、レミーを含めた4人とブレアードがお笑いチームを結成したことで、物語が益々面白くなってきました。やはり、登場キャラの全員がお笑いに走らないということで、東宝さんは物語が発散しない進め方をちゃんと把握しています。
ところで、今回登場した「ピアース」って、顔はロビンマスクみたいだと思っていたら、手首から太い針を出してウォーズマンみたい。（アニメ「キン肉マン」より）「ジャッカル」は魔化魍・カシャみたいだし、相変わらず東映作品をネタに笑わせてくれます。
- アーティスト: ヘンリー・マンシーニ
- 出版社/メーカー: BMGファンハウス
- 発売日: 2004/10/20
- メディア: CD
↓こちらもまた楽しい一枚です。
- アーティスト: オムニバス, ヘンリー・マンシーニ, サンジェルマン, ペギー・リー, タイタン, ウルスラ・1000, ピチカート・ファイヴ
- 出版社/メーカー: 東芝EMI
- 発売日: 2004/08/18
- メディア: CD
いつもトラバありがとうございます。たまには、こちらから先に撃たせてもらいます。(^^)
それから、私のところのリンク集に、登録させていただきたいと思います。まずいようでしたら、ご一報ください。
by よが (2006-01-21 18:44)
こんにちは。いつも TB ありがとうございます。
微妙にジェットジャガーな感じもありませんか＞ジャッカル
by makiray (2006-01-29 15:33)