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LISA STANSFIELD『AFFECTION』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1990年に発表された彼女の1st.ソロ・アルバムである。彼女は元ブルー・ゾーンのメンバーであり、ソウルフルで味のあるボーカルをたっぷりと聴かせてくれる。大都会の夜の大人の雰囲気の似合う楽曲はじっくりと聴き込むことが出来る秀作が並んでいる。また、その一方で、エレ・ポップというサウンドのダンス系のナンバーもあり、楽しむことの出来るサウンドもあって、飽きさせない曲が並んでいる。

DISCの再生を始めると。ミディアム・テンポのボーカル・ナンバーである『All Around the World』で幕が上がる。曲としては普通の女性ボーカル・ナンバーであるが、ハートフルな彼女のボーカルが優しく包んでくれる曲である。続く『Mighty Love』もソウルフルなボーカルと大人のリズムと雰囲気を持ったボーカル・ナンバーであり、この曲はリズミカルなピアノのサウンドが大人の香りを漂わせてくれる一曲である。続く『This Is the Right Time』は、速いテンポのエレクトリック・ビートが炸裂するダンサブルなエレ・ポップであり、楽しくなる心地良さを与えてくれるソウルフルな一曲である。続く『You Can't Deny It』はミディアム・テンポのポップなボーカル・ナンバーであり、ハウス系のアプローチのある一曲でもあり、腰を落ち着けて聴くことが出来る一曲でもある。

続く『What Did I Do to You?』はアップテンポなダンスのビートが炸裂するリズミカルな一曲であり、ノリが良く楽しいエレ・ポップ・ナンバーである。続くアルバム・タイトル・ナンバーである『Affection』はソウルフルなミディアム・テンポのボーカル・ナンバーであり、ちょっとジャジーなボーカル・ナンバーでもある。大人の雰囲気に満ちたナイス・ナンバーでもある。続く『Live Together』は彼女の伸びのある高域の魅力を堪能できるパワフルなボーカル・ナンバーである。曲の方はメロディアスなメロディ・ラインのミディアム・テンポの一曲である。続く『Sincerity』はややスロー気味なミディアム・テンポのポップのエッセンスの利いたバラード・ナンバーであり、優しくハートフルに、それでいてパワフルなところも見せてくれるボーカル・チューンであり、聴かせてくれる一曲である。

続く『Love in Me』はテンポの良い小刻みなビートが炸裂するダンサブルなポップ・ナンバーであり、エレ・ポップの特徴を持った一曲である。(尚、この曲を聴いていてふと思ったのが、'70'sのアメリカの人気TVシリーズの「チャーリーズ・エンジェル」の主題歌である。似ているということは全く無いのだが、ブラス系の響きやテンポの良さから思い出されたのである。「チャリ・エン」の主題歌もテンポの良いブラス系のサウンドの一曲でした。)続く『Poison』はハウス系のエッセンスの利いたミディアム・テンポのダンサブルな一曲であるが、ボーカルとしては伸びのある高域を披露してくれている。ということもあって、なかなかご機嫌にさせてくれる一曲である。

続く『When Are You Coming Back?』はメロディアスなメロディのややスローなテンポのボーカル・ナンバーであり、パワフルさを抑えながら、ソウルフルに優しく聴かせてくれる一曲であり、夢の世界に入っていくような暖かさと安らぎを与えてくれる一曲である。続く『Wake Up Baby』はミディアム・テンポのソウルフルなボーカル・ナンバーであり、バック・コーラスと彼女のボーカルとが見事にマッチした聴かせてくれる一曲である。ラストを飾る『Way You Want It』はハウス系のエッセンスの利いたダンスのビートが心地よく届いてくる、リズミカルな一曲であり、パワフルなところを披露してくれて幕となる。

ダンス系、ソウルフルなボーカル、大人のサウンドというように色々と堪能することが出来る本アルバムは、乱暴な言い方をすれば纏まりのないアルバムで、「八方美人」ということになるのだが、ベースとなる共通部分は「ソウル」であり、これがしっかりとしているので、嫌みということを感じることがない。ソロ・アルバムとしたら最初のアルバムである、ということから、ある程度万人受けするような狙いがあるのは仕方がないが、後の彼女が発表したソウルフルなアルバムを思い出してみても、その片鱗は本アルバムで十分伺い知ることが出来るものである。ということで、やはり外すことの出来ない女性ボーカル・アルバムの一枚である。じっくりと聴き込みましょう。

 

Affection

Affection

  • アーティスト: Lisa Stansfield
  • 出版社/メーカー: Arista
  • 発売日: 1990/02/14
  • メディア: CD

↓後の彼女のサウンドを聴くならば、とりあえずはベスト盤がお奨めです。

The Greatest Hits

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Bmg
  • 発売日: 2003/02/03
  • メディア: CD

 

↓TVシリーズの「チャーリーズ・エンジェル」

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2003/06/18
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