Boukenger task6 [特撮]
毎年のことだが、「カブト」の主題歌CDも発売になったので、「戦隊」と「ライダー」の主題歌CDのプレゼントがあるため、今回は「スーパーヒーロータイム！」というOPは無しで、いきなり始まります。今回のBGMは「水滴」のシチュエーションを考慮して、「ケータイ刑事 銭形泪」の主題歌（第3クール）「泪の海(TVバージョン)」と「ケータイ刑事」のサントラ盤の組み合わせということでスタート。
吊り橋を歩いている若いカップル。ここは縊峪(くびだに)と言うところで「呪いの谷」と言われている所であり、武将の首が祀られていた。で、彼女の肩に水滴が落ちると、深い霧が発生し、彼女は消えてしまった。（これが「水滴」ではなく「泪
の雫」であり、「肩」や「首筋」が「頬」や「額」だったら、「ケータイ刑事 銭形泪」における犯人ということになりますが...）で、こういう行方不明事件が相次いでいるということ、更に首はプレシャスではないか、ということで、ボウケンジャーが出動することになる。が、ブラックは「呪いは本当にある」ということで「一抜け」を宣言するも、結局はレッドの巧みな言葉で一緒に行くことになる。このように「伝説」を信じる戦士というのは面白いですね。また、ここでエジプトの「ファラオの呪い」という言葉が出てくるが、こういう伝説というものをさりげなく物語に埋め込んでいるとは、なかなか面白い物語構成です。
現地に到着し、吊り橋を渡った5人。イエローの首筋に水滴が落ちると、深い霧に包まれて消えてしまう。ブラックがそれに気づく。4人はイエローを探すが手がかり無し。で、ブラックは「呪いだ！」って、諦めが良いのか、あっさりしているのか... で、4人はバラバラになって更にイエローを探すことに。でも、こういう場合はバラバラになるとヤバイのですが...
一方、イエローの前には（等身大ですが）大魔神が登場する。（昨日放送された「セイザーX・25話」にも「大魔神」のようなキャラが登場しましたが、「大魔神・まつり」なんでしょうか？）更に、一人となってイエローを探すピンク・さくらの手にも水滴が落ち（「ケータイ刑事 銭形泪」では、手に泪の雫が落ちた場合はありました。ということは、さくら姉さんは「犯人」の資格があります。）、霧に包まれると、大魔神が現れる。で「首を返せ」って？
ブラックはレッドとブルーに対してまたも「呪いだ」と言う。更に「一人ずつ消されていく」とまで言うが、5人という戦隊で、メンバーが一人ずつ敵の手に落ちていく（最後に残った一人の活躍で危機脱出、とうパターン。でも、4人まで敵の手に落ちないというパターンも当然のことながらあります）というのは「ゴレンジャー」から続いている一つのお約束でもある。そんな中、レッドは冷静であり、ピンクが残したボウケンチップ（なんか、新しいポテチの名前のような気が...）を発見し、メッセージ（「仮面」「水」）を見つける。（レッドとピンク、共に冷静ですね。）
捜索を続ける3人は伝説にあった首が祀られている場所にやってきた。が、今度はブラックの肩に水滴が落ちると、霧に包まれ、大魔神に襲われる。何とか危機を脱して逃れるが、「ネガティブじゃなく呪いだ」と、結構頑固です。再び大魔神が現れ追いつめられるが、それを救ったのはレッドだった。（本当にボウケンレッドはカッコイイ所を見せてくれる久々のレッドです。）ブルーも加わり、大魔神から何とか逃れる3人。
その頃、さくら姉さんは石柱に縛られていた。で、隣にはイエロー・菜月が縛られていた。「イエロー」と呼びかけるが反応がない。で「菜月さん」と呼びかけると菜月が気がつく。が「ミッション中はコードネームですよ」って、さくら姉さんの真面目なキャラを壊そうとしてくれていますね。が、菜月が「縛るなんて酷い」というのを受けて「私じゃありません」って、ボケなくても分かっていますよ。（でも、これは真面目なさくら姉さんのキャラが壊れていくステップなんでしょうね）
難を逃れたレッドたち3人。ブラックの肩の水滴に気づいたレッド（本当に万能戦士ですね）から、全体が見えてきた。で、ブラックも「呪い」ということを言わなくなる。で、レッドは「世界で二番目のトレジャー・ハンターだな」（「日本」が「世界」へと拡大していますが、これは「快傑ズバット」のあの有名な台詞です。）
再び首が祀られている場所に戻った3人の前にガジャが現れる。で、プレシャスは縊と呼ばれる壷に入った薬であり、大魔神（「モガリ」という名前だった）はその薬に反応して付着した人を襲っていた。でも、ガジャさん、そんなことをボウケンジャーに教えなくてもいいのではないですか...?で、「さくらと菜月を助けたければ部下になれ」って、安易な発想ですが、利用できるものは徹底して利用するという合理的な考えでもあります。（敵の方も、意識改革が進んでいる？）
縛られているさくらと菜月は口喧嘩を始める。で、戦闘員・カースがそれを止めに入ろうとする（って、気の良い戦闘員ですね...）が「部外者は引っ込んでいて」と一蹴。（おぉー、怖っ。）が、アクセルラーを手にするための芝居であり、さくら姉さんがピンクに変身し、ピンチを脱出。が、さくらが「菜月」と呼んだことを嬉しがっている菜月（気持ちは分かりますが...）の一瞬の油断をついてガジャが現れる。が、そのピンチを救ったのは、またもレッドであった。（あまりにも格好良すぎるレッドです。→ここまで来ると、やっぱり「ゴレンジャー」の「アカレンジャー」に捧ぐと言っていいでしょうね）
ブルーとブラックもコンビネーション・プレーでモガリを倒す。が、ここでまたもガジャが説明してくれる。（人が良すぎますよ。）で、本当のモガリ（巨大モガリ）が出現。ゴーゴー剣が通用しないことから、ゴーゴードリルとゴーゴーショベルを呼んで、「ダイボウケンドリル＆ショベル」となり、巨大モガリを粉砕。まだ6話というのにこのようにメカがたくさん登場となると、玩具はどれだけの数が発売になることやら...
30戦隊大全集。第3回は「バトルフィーバーJ」。これは巨大ロボが初めて登場した戦隊である。今でこそ「ゴレンジャー」と「ジャッカー」も含めて「スーパー戦隊」と呼ばれているが、以前は「ゴレンジャー」と「ジャッカー」は「戦隊」、「バトルフィーバーJ」以降を「スーパー戦隊」と呼んでいた時期があった。この作品は「ゴレンジャー」と共に「戦隊」の歴史の中ではエポックメイキングとなった作品でもある。また、マーヴェル・コミックのキャラクターであるミズ・アメリカがミス・アメリカとして戦隊メンバーになっているなど、東映とマーヴェル・コミックが業務提携をしていた時期の作品である。（で、この提携関係があることによって、「バトルフィーバーJ」だけが「スーパー戦隊 THE MOVIE」に収録されていない、という大人の事情がある。）国旗を持っていたのは、5人の戦士が世界の国のダンスを取り入れているということで、それぞれの色の戦士のダンスの国の国旗である。（ダンスと言えば、「ケータイ刑事 銭形舞」が頭に浮かぶが、舞ちゃんにも世界各国のダンスを披露してもらいたいところである。→「ケータイ刑事 THE MOVIE」で3つのダンスを披露してくれます。）尚、バトルフィーバーは戦隊唯一のマスクの目の部分が2つに別れているヒーローである。
次週は「地獄の日曜日」の始まりとなる。4月の番組改編というのは分かっているものの、どうして土曜の夕方から日曜の午前中に集中させるのでしょうか... ということで、来週からは記事をUPする時間が後ろにずれる可能性が大いにあります。
（放送枠移動作品）
・「ケータイ刑事 銭形雷」日曜23:00 → 土曜23:00 (4/1より)
・「ケータイ刑事 銭形泪」木曜22:00 → 日曜10:00 (4/2より)
・「ウルトラマン」（「マックス」終了、新番「メビウス」）の放送枠
土曜7:30 → 土曜17:30 (4/8より)
- アーティスト: 黒川芽以, 丹羽多聞アンドリウ, 遠藤浩二, ASSASSIN, 古澤衛
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2005/04/20
- メディア: CD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: サントラ, ナミ&チヨ
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: CD
↓泪ちゃんの活躍はこちらです。
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2004/10/22
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2005/02/25
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2005/06/24
- メディア: DVD
↓舞ちゃんはこちら
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2004/04/23
- メディア: DVD
↓「ファラオの呪い」というキーワードからこういう漫画をピックアップ（複数巻あるので、代表させています。）
- 作者: 細川 智栄子, 芙~みん
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2005/08/16
- メディア: コミック
- 作者: 細川 智栄子, 芙~みん
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2005/10
- メディア: 文庫
- 作者: 竹宮 惠子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1997/04
- メディア: 単行本
↓今回の物語に関連する特撮作品
- 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
- 発売日: 2001/12/05
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: 東映
- 発売日: 2004/09/21
- メディア: DVD
↓今週の「30戦隊大全集」から
<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> バトルフィーバーJ
- アーティスト: MoJo, コロムビアゆりかご会, フィリングフリー, 山川啓介, 渡辺宙明, 八手三郎
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/03/22
- メディア: CD
- アーティスト: TVサントラ, MoJo, コロムビアゆりかご会, フィーリング・フリー, コロムビア・オーケストラ, 山川啓介, 渡辺宙明, マジカル・スペース・オーケストラ
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1996/02/21
- メディア: CD
〈ANIMEX 1200シリーズ〉 (39) 組曲 バトルフィーバーJ テレビ・オリジナル・サウンドトラック (限定盤)
- アーティスト: TVサントラ, マジカル・スペース・オーケストラ, 渡辺宙明
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2004/03/27
- メディア: CD
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