Boukenger task9 [特撮]
今回は複数の敵組織が存在するというボウケンジャーの特徴を活かした物語。こういうことはこれまでの戦隊には無かったことです。(幹部の造反というものならばあったものの、別組織が互いを利用し合うというのは画期的で、これは3つの組織が平行して登場した「ジャンパーソン」でも、ここまでの展開にはならなかった。)こういうことで、独自色が強くなってくると、今後が益々楽しみです。が、今回は30戦隊大全集が「ゴーグルファイブ」ということなので、BGMは、そのゴーグルファイブの「MUSIC COLLECTION」とした。
江戸時代に、禁を犯してまで貿易を続けた商人・唐物屋波右衛門の人形を回収するという任務で、ボウケンジャーの面々はそれを管理していた唐物屋の当主・和子の所に行った。年で人形を守ることが出来なくなったというので譲ることにしたと和子。が、そこにはサージェスを名乗る人が先に来ていた。が、それは風のシズカだった。で、和子は「サージェスなんて信用できないわね」と呆れ顔。で、風のシズカは正体を見せ、「信用できないサージェスよりもダークシャドーに渡した方がお得ですよ」って、何か下手な新聞の勧誘でもやっているみたいなことを言う。と思ったら、闇のヤイバが現れ、両者力の勝負をして勝った方が人形を受け取る、という提案をする。当然これを拒否するボウケンジャー。しかしブラックが「受けた」で、ブラックとヤイバの一対一の対決となる。というのはブラックには少年時代にかつての仲間を全滅されたという過去があった。
で、そのブラックを応援する菜月がしているブレスレットに心当たりがあるようだった和子。その場は誤魔化すが、菜月はそれが気になって和子に尋ねる。しかし、昔、それと同じ物を見た気がするということではっきりとは覚えていなかった。で、人形を菜月に見せて昔話をする和子。そこにカワズガミが人形を奪うために現れる。
一方、ブラックとヤイバの対決の様子を見に行ったレッドは、またも人格者・リーダーという所を見せる。勝負は一対一ということで、「俺は手を出さない」と言ってアクセルラーを捨てて、「この男を信頼している」とは、武士道精神を持った「バトルフィーバー」の倉間鉄山将軍なみです。(ということで、BFに捧ぐ)一方、「闇の力を解放しろ」というヤイバは、「スター・ウォーズ」の皇帝のつもりなんでしょうか?
また、カワズガミに対してイエローが、ブルーとピンクは風のシズカとのバトルということで、3ヶ所に分散した戦いになる。(ということは、少しは考えているダークシャドーの作戦です。)が、ブラックがとりあえずはヤイバをたたき落とす。で、イエローのピンチにレッドとブラックが駆けつける。で、5人揃ったボウケンジャーは一気にカワズガミを撃破。で、ゲッコウの術で巨大化したカワズガミは、人形のある蔵ごと吸い込んでしまう。ダイボウケンを呼んだボウケンジャーだったが、「攻撃すると蔵も人形もおしまい」と言うカワズガミに手が出せないボウケンジャー。が、ブラックのアイデアで、ゴーゴークレーンを呼び寄せる。(それにしても、早くも9号メカが登場ということは、玩具を売るためとはいうものの、多すぎない?)
ブラックのはゴーゴークレーンに乗り移り、ダイボウケンがカワズガミの口を開けさせて、クレーンで蔵をつり上げて救出する。って、漫画に出てくる虫歯の治療をしている姿を彷彿させてくれて、笑わせてくれます。この後は、ゴーゴークレーンがダイボウケンに武装合体して巨大カワズガミを粉砕する。
一方、ヤイバはボウケンジャーが巨大カワズガミと対決している隙に和子を襲い、人形を奪う。駆けつけたボウケンジャーたちだったが、イエローが辛うじて人形の1つを守ったものの、もう1体は奪われてしまう。で、その奪った人形は風のシズカが売りさばくが、片方だけでは何の価値もない、ということで、報酬は1割に減らされる。で、人形を買った男はガジャの元に導かれ、人形はガジャの手に...(で、以下は次回へということになり、初の前後編の物語は続きます。)
30戦隊大全集。6回目の今回は「大戦隊ゴーグルⅤ」この戦隊は新体操をベースとしたアクションを見せた戦隊であることから、ロープ、クラブ、リング、ボール、リボンをちゃんと持っていましたね。(これは予想通りでした。)でも、この作品は、何と言ってもゴーグルピンクに尽きる。現在に至る特撮ヒロインの人気に火を付けたのが、ゴーグルピンク・桃園ミキの登場によってであった。(で、デンジピンク・桃井あきらと共に人気を得て、特撮ヒロインに市民権を与えることになった。更に、続く「ダイナマン」の立花レイ、「宇宙刑事シャイダー」のアニーがこれに続いて「特撮ヒロイン」を一気にメジャーなものにした。)しかも、ヒロインの写真集は出るは、歌(「花咲くゴーグルピンク」)を歌うはで、完全に今のヒロイン・ブームの礎を築いた伝説のヒロインである。(特に、22話と39話のピンク編は伝説の物語となって語り継がれている。)また、コンピューター・ボーイズ&ガールズ(通称:コンボイ)の存在もあり、いい物語でした。
<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 大戦隊ゴーグルV(ファイブ)
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ANIMEX 1200シリーズ114 大戦隊ゴーグルファイブ MUSIC COLLECTION
- アーティスト: TVサントラ, MOJO, こおろぎ’73, ザ・チャープス, 小池一夫, 渡辺宙明
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2005/03/23
- メディア: CD
「桃色闘志」スーパー戦隊ヒロインソング・パーフェクトコレクション
- アーティスト: TVサントラ, 堀江美都子, ユウリ(勝村美香), 巽マツリ(坂口望二香), 朝川ひろこ, 大木理紗
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
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スター・ウォーズ コンプリート・セット (Amazon.co.jp仕様)
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