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ケータイ刑事銭形泪19話(2nd.6話) [ケータイ刑事]

今回の物語は「相棒を逮捕せよ!  ~友達の輪殺人事件」ということで、泪&高村という(「ケータイ刑事」第二の)黄金コンビに危機が訪れるという物語である。しかし、そこはやっぱり黄金コンビということで、二人の絆は強い、という所をしっかりと見せてくれるヒューマンチックな物語でもあります。ということで、今回は人間ドラマとしても見所満載である。(とにかく「銭形泪・2nd.シリーズ」は「ケー刑事」シリーズにおける最高傑作であり、毎回毎回見所満載であるが、その内容の方もバラエティに富んでいる。)また、2nd.シリーズになってから初めて、公安として佐藤二朗さんが登場(今回もジロー・ワールドが炸裂している)する物語でもあり、またまた良い味を出してくれている。ということで、いつものように超長文&ネタバレ(本放送から2年と1週間が経過しているから、今更ですが...)でスタート。

警視庁の会議室。泪ちゃんが「おはようございます」と言って入ってくる。高村さんは机に足を上げて眠そうにしている。で、「どうしたんですか、この格好?」と早速泪ちゃんの先制攻撃です。するとタキシード姿の高村さんは隣の椅子に置いてあった花束を投げやりな表情で泪ちゃんに渡す。それを受け取った泪ちゃんは「赤い薔薇、花言葉は「熱烈な愛」」ということから「もしかして、高村さん、私にプロポーズですか?」とちょっと嬉しそうな表情を見せる。(こういう所は都合良く解釈するのが泪ちゃんです。でも、泪ちゃんは17才ですから、法律で結婚できる年齢になっています。)が「昨夜、デートにすっぽかされちゃって、捨てるのも何だから君にプレゼントするよ」と高村さん。しかし、反撃も忘れていない高村さんは、「まあ、君は花より団子だろうけど...」と続ける。が、こうなれば泪ちゃんも必殺技で切り返してくれます。さっそくグスン、から「うぇ~ん」そして「ひど~い」と、得意の嘘泣き攻撃の開始です。さらに「私には花が似合わないということですか?女の魅力がないということですか?うぇ~ん」(それにしても、こういうことになると本当に何処までも驀進する泪ちゃんです)で、いつものように高村さんは「悪かった、もう泣かないの」から始まり「君は誰よりも花が似合う、絶対似合う」と、これまたいつものよいしょ口勢となる。で、泣き止んでしてやったりという表情の泪ちゃんは「まあ、団子も好きですけどね~」と、いつもの様に泪ちゃんの勝ちでした。

で、花束を机の上に置いた泪ちゃんは「デートをすっぽかされるのはいつものことじゃないですか」と、高村さんの昨夜の話に持って行く。「ルーシーに限ってそんなことは無いんだけどさ、何かあったのかもしれないな?」と自分には自信を持っている高村さん。「ルーシーって、外国人ですか?」と尋ねなくとも分かりそうな質問をする泪ちゃんに対して、反撃の隙を見つけたとばかりに「LUCY」と発音を注意する高村さん。そして、ルーシーについて語る。ルーシーは高村さんがロス市警にいた時、下宿屋の娘として働いていて、高村さんにベタぼれだったらしい。昨夜は久しぶりの再会になるはずだったということでした。で、「絶対、高村さんの思いこみですよ」と泪ちゃんはみんなが感じたことを口にしてくれます。すると高村さんは内ポケットから写真を取りだして、それを見せてくれる。それは高村さんとルーシーとのツーショットの写真だった。で、恋愛ドラマ風の台詞が続く高村さん。すると、「高村、どうだった?」と中年の刑事が部屋にやってくる。が「ノーコメント」と高村さん。泪ちゃんは「どなたですか?」と尋ねる。すると、高村さんが紹介してくれて、ロス市警に派遣された三人組の一人で村田巡査部長ということだった。(あれ、この人は巡査部長ですか。高村さんは巡査なのに...)で敬礼する村田。泪ちゃんも敬礼で返す。そうしていると「警視庁から入電中」と泪ちゃんの携帯に事件を知らせる着ボイスがする。

事件は、港区赤坂のマンションで殺人事件発生ということであり、被害者はアメリカ大使館勤務のルーシー・スミスということだった。で、高村さんの表情が一変してこわばったものになった。また、村田も「一体どういうことだ?」。で、「行くぞ」と一言だけ口にする高村さんに「はい」と泪ちゃんは答えるものの、薔薇の花束がちょっと引っかかるようでした。

事件現場、早速捜査を開始する泪ちゃんたち。高村さんは「こんな形で再会するとは...」と呆然としている。そう、被害者のルーシー・スミスとは高村さんが昨夜デートをすっぽかされた相手だった。のである泪ちゃんは「ルーシーさんて、左利きだったんですか?」と早速質問を始める。ルーシーは血まみれの左手で床に「TAKAMURA」と書き残していたのであった。「ああ」と高村さんが言うと、「この文字は本人が残したものの可能性が高いですね」といつもならば「ダイイング・メッセージ」と断定するのに、少し遠慮がちに言う今回の泪ちゃんです。更に、ルーシーの右手は電卓に指が乗っていて、表示部には「31」と表示されていた。柴田さんの鑑識によると、死亡推定時刻は昨夜午後10時、正面からナイフで殺害されていて、現場にはトウモロコシの粒が多数散乱しており、「KILLER OF OZUMA」というバーボンの瓶が残されていて、この瓶からは犯人のものと思われる指紋が検出された。(バーボンの原料はトウモロコシということはご存知ですよね。)しかし、それが誰のものか、現在照合中だった。(でも、これだけの証拠があれば、「犯人は○○」とあっさりと口にする泪ちゃんですが、今回はそうしません。やっぱり慎重です。)

そこに公安の江戸川一郎がこのマンションの管理人の女性と共にやってくる。彼は高村さんと同期であった。「公安の君がどうしてここに?」と尋ねる高村さん。すると江戸川は「被害者はアメリカ大使館で経理の仕事をしていたので、公安としても動かざるを得ないだろう」って、事件の背後に何か大きな国際的な陰謀でもあるかのような口ぶりで語る。で、部屋の中にある高村さんとルーシーのツーショットの写真を目にすると「仏さんと知り合いだったのか...」と江戸川。悲痛な表情をしながら高村さんは「ああ」と小さく頷く。すると江戸川は高村さんを抱くように接近して肩を軽くポンポンと叩き「気を落とすなよ」と励ましの言葉を掛ける。が、そこに管理人さんが口を出し「この男です。昨夜マンションに来たのはこの男に間違いありません」と高村さんを指さして言う。が「僕はここには来たことがない」と高村さん。しかし「私の目は節穴じゃないよ」と管理人さん。更に柴田さんがバーボンの瓶に残されていた指紋の照合結果を報告し、「高村さんのものと判明」。慌てる高村さんは「昨夜、デートにすっぽかされて…」と言い訳を口にする。江戸川は死亡推定時刻である昨夜10時頃のアリバイを問うが、「ルーシーと待ち合わせた時間で公園にいたが、それを証明する人間はいない」と高村さん。が思い出した様に、「待ちくたびれてラーメンを食べた時の領収書があるはずだ」と言ってポケットを探すが、ポケットからは血の付いたナイフが出てきた。「何だこれは?」と驚く高村さん。すると、江戸川が手錠を手にして「残念だよ、高村」と、高村さんを逮捕しようとする。が、泪ちゃんが江戸川と高村さんの間に入り、江戸川の手から手錠を奪い、「高村巡査、ルーシーさん殺人容疑で逮捕します」と高村さんに手錠を掛けようとする。「僕は知らない、本当だ、信じてくれ」と言う高村さん。泪ちゃんは「この件は、パートナーである私がけじめを付けます」と江戸川に向かって言い、高村さんに手錠を掛ける。「銭形、誤解だ」と言う高村さんに対して「事情は署で聞きます」と泪ちゃん。しかし、その表情は辛そうで...

警視庁、取調室。高村さんが容疑者として身柄を拘束されていて、それを調べようとしているのは泪ちゃん一人だった。「パートナーに見限られるとは...」とぼやいている高村さんだったが、泪ちゃんは手錠の鍵を手にして立ち上がり、「私が本当に高村さんを見限ったと思ったんですか?」と言いながら高村さんの背後に回り、手錠の鍵を解く。で、「さっき、強く言ったのは、江戸川さんに高村さんが連行されてしまいそうだったからですよ」と事情を話す。「信じてくれるの、僕を?」と尋ねる高村さんに対して「もちろん。あんな綺麗な女性を殺すことなんか、高村さんに出来る訳ないですよ」と、泪ちゃんは高村さんのことを信じていました。で、江戸川について尋ねる泪ちゃん。で、高村さんが説明してくれる。更に、犯人に心当たりはないかを尋ねる泪ちゃん。高村さんは「犯人は僕とルーシーの関係を知っている人間」ということからロス市警に派遣された三人の村田吉村しかいないと言う。更に「ルーシーが残した「31」の意味が分かったぞ」と高村さん。それはルーシーがファンである横浜ブースターズの背番号「31」吉村ということで、犯人は吉村だと言う。で、吉村の所に行こうとする。が、泪ちゃんは「容疑者なんだから、おとなしくここで待っていてください」と止めようとするが、「ルーシーを殺した奴は僕が逮捕する」と高村さんは言うことを利かない。で、結局泪ちゃんと高村さんの二人で吉村のマンションに向かう。

吉村のマンション。玄関前で「行くぞ」と高村さん、「はい」と泪ちゃんが答えると、ドアを開けて中に入る二人。しかしそこには吉村が殺されていて、床に仰向けになって倒れていた。また、彼の側には電動のこぎりがあった。高村さんの見立てによると、首のさく状痕から電動のこぎりのコードで締められて殺されたとのこと。しかし泪ちゃんは「それって変ですよね。どうしてわざわざ電動のこぎりのコードで殺害したんでしょうか?電動のこぎりを使えばいいのに...」と疑問を口にする。(確かにそうですが、電動のこぎりを使ったらスプラッタ映画「悪魔のいけにえ」になってしまいます。しかも、現場は血の海になってしまいますが... →泪ちゃんって、ひょっとしたらスプラッタ映画が好きなのでしょうか?)

が、その時、玄関を叩く音がする。「開けなさい、警察だ」ということで、泪ちゃんが対応する。玄関を開けると警察手帳を見せ(こういう時は青葉台学園の学生証とは間違えません)、「遅いじゃないですか。容疑者はもう逃走しました。至急付近の警戒と検問を実施してください」と、ここは警視正らしく素早くやってきた二人の巡査に指示を出す。で、敬礼をして二人の警官を追い払う。それを見届けると、部屋の奥に隠れていた高村さんに向かって「行きますよ、高村さん」と言って、現場を離れる。(ここで泪ちゃんに一言アドバイスを。こういう場合、「高村さん」と名前を口にしない方が身のためですよ。何処で誰に聴かれているか分かりませんから...)

街中を移動する泪ちゃんと高村さんの二人。パトロール中の警官の姿を目にすると直ぐに逃げるようにして街中を走る。で、公園のベンチで柴田さんと電話連絡。柴田さんによると、ナイフからも、第二の事件(吉村殺害)の凶器の電動のこぎりからも高村さんの指紋が検出されたとのこと。また、江戸川は泪ちゃんのことを共犯だと思っているとのこと。(「どうしよう、おじいちゃまに叱られる」と言う泪ちゃんがまた何とも言えません。)それを受けて高村さんは「江戸川に事情を説明してくる」と言って立ち上がるが、泪ちゃんが「待ってください。そんなことしたら今度こそ確実に捕まっちゃいますよ」と結構冷静です。が「これ以上、君に迷惑を掛けることは出来ない」と高村さん。しかし泪ちゃんは「私と高村さんで犯人を見つければ済むことじゃないですか。」それはその通りなんですが... で「ルーシーさんを殺した犯人を、自分の手で捕まえるんじゃないんですか」と高村さんを励ます泪ちゃん。→泪ちゃんは冤罪で追いつめられた時、五代さんがずっと信じていてくれたということから、今回の高村さんについて、最後まで信じているようですが、やっぱりこういう所は絆の通った黄金のパートナーだということが分かります。(「・8話」「・1st.13話」の逆パターンですが、こういう物語が出来るのは、やっぱり「黄金コンビ」だからですね。)

で、携帯を取り出して事件の現場写真を見る泪ちゃん。電動のこぎりは高村さんとルーシーのツーショット写真に写っていたものと同じであることが確認でき、犯人は何らかの手段で、以前高村さんとルーシーさんがアメリカで生活していた時の日用品で犯行を冒した、と推理した泪ちゃん。これならば電動のこぎりのコードを使ったのも、フリップに付いた高村さんの指紋を消さないためと説明がつく。が、ポケットのナイフについてはまだ分からなかった。で、高村さんとルーシーの関係を知っているのは村田しかいない、ということで、村田に会いに行く二人。

公園で待っている村田に声を掛ける高村さん。しかし村田は「今度は俺を殺す気か?」と怯えている。「そんなつもりはない、お前に訊きたいことがある」と高村さん。が「お前には失望したよ」と村田は聴く耳を持たない。「お前なんかに殺されるのはゴメンだね」と言うと、その場から走り出して逃げていく。で、泪ちゃんと高村さんは直ぐに追いかけるが、泪ちゃんが躓いて転んでしまい、高村さんが「大丈夫か?」と直ぐに泪ちゃんに手を貸したことから村田に逃げられてしまう。(こういう所は、やっぱり高村さんらしい所でもあります。泪ちゃんも「すいません」と悔しそうな表情をしている。)再び後を追った二人だったが、二人が公園にやってきて目にしたのは、ナイフを刺されて死んでいる村田の死体だった。

「またか...」と高村さん。手を合わせてから泪ちゃんはしっかりと現場写真を撮影し、「他に高村さんとルーシーさんの関係を知っている人はいないんですか?」と尋ねるも「いない」ということで、手がかりを失ってしまった。そんな二人が立ち上がって後ろを振り向くと、そこには拳銃を構えた江戸川が立っていた。「動くな」と江戸川。更に、公園の複数の出入り口からは多数の警官たちがやってきた。「待ってください。高村さんは何者かにはめられているんです」と泪ちゃんは言うも、江戸川は首を横に振り「この事件は単純明快だよ」と言い、考えた筋書きを口にする。それは、高村さんは別れたガールフレンドと情事のもつれから殺害し、その罪を昔の仲間になすり付けようとした、というものであった。が、泪ちゃんは高村さんを庇い「高村さんはそんな…」と口にするが江戸川が「目撃者もいるんだ」と言ってそれを征して言うと、「これ以上の証拠は必要ない。」そして銃を撃とうとばかりに、手を後ろに回せと迫る。で、泪ちゃんも高村さんもどうしようもなく、手を後ろに持って行く。「逮捕しろ」と江戸川。が、高村さんは「待ってくれ、彼女は僕の潔白を証明しようとしているだけだ。関係ない」と泪ちゃんを庇うが、「逃亡幇助犯人隠匿虚偽の報告」といくらでも罪状を仕立てることは出来るとばかりに罪状を口にする。で、二人は逮捕されて連行されてしまう。「すまない、銭形くん」と高村さん。が、泪ちゃんは「私は諦めません、絶対に」と、罠にはめられたことに確信を持っている様に強く言葉を返す。そして、江戸川を睨む様に見ると「潤む、悪の雫」(泪ちゃんの表情、特に目の表情、とてもいいですね。→こういう所も黒川芽以さん、流石に上手い!!)

警視庁の取調室。泪ちゃんが拘束されているが、その手錠が外される。突如背を向けて机に座っていた取調官が笑い出す。で立ち上がると「泪ちゃん、助けに来たよ」と、それは警官の制服を着た柴田さんだった。で「ダーク柴田参上!」とポーズを決めようとする。それを見た泪ちゃんは笑顔を浮かべて「柴田さん」と嬉しそうに言うも、もう一人の取調官が柴田さんを後ろから羽交い締めにして取り押さえられてしまう。(泪ちゃんの嬉しそうな笑顔から変わっていく表情がまたも絶品!)が、その羽交い締めにしている取調官の背後から、チョップ!で、取調官は気を失ってしまい、柴田さんは救われる。直ぐに「何やつ」と身構える柴田さん。「名は公安(きみやす)、苗字は最終話に判明する予定」とその男。「本日の取り調べを担当します」と言うも、泪ちゃんは「何処かでお会いしませんでした?」ということで、彼は「・1st.13話」に登場して泪ちゃんを救ったあの公安である。(苗字は「最終話で判明する予定」と言っていますが、これは「・35話(=2nd.22話)」で判明します。)「この白いスカーフは銭形家の遣いの証」(あれ、「銭形家への忠誠の証」じゃなかったっけ...)と公安。(こういうところ、やっぱり佐藤二朗さんです。)

「この事件には裏があります。もう一度再捜査したいんです、お願いします」と泪ちゃん。公安は「白いスカーフはあなたが潔白と言うことの証明」と言い、再度立ち上がったもう一人の取調官が立ち上がる所に警棒を取り出して再び気絶させると、「こので私を殴って行きなさい」と、警棒を机の上に置いて背を向ける。が、泪ちゃんは遠慮して、柴田さんが警棒を手にする。で、軽く公安の頭を叩く。「そんなに軽く叩いたんじゃ、痛くもかゆくもないから、やるならもっと思いっきりやりなさい」と言うが、時間差で利いたのか、それから気絶するところがジローさん・ワールドです。が、泪ちゃんも、この一連の間、「イヤだ」「痛そう」「えっ?」「大丈夫?」と声にこそ出さないが、コロコロと変わる表情の変化を見せてくれます。(よくよく考えてみたら、泪ちゃんは「」~「」の5作、5人の「ケータイ刑事」で、OPのタイトルバックを含めて、TVシリーズでは一度も拳銃を握っていない唯一人なんですよね。拳銃のことはともかく、とても心優しい泪ちゃんと言うことがこういう表情からも分かります。→「劇場版」で泪ちゃんも拳銃を握りましたので、現在では5人全員が何らかの形で拳銃を握っています。)

一方、高村さんの取り調べは江戸川が行っていて、問いつめているが、高村さんは黙秘している。しかも、何か意を決したような固い表情をしている。(いつもの高村さんとは完全に違っています。)

ルーシーのマンションにやってきた泪ちゃんと柴田さん。ルーシーが倒れていた位置で同じ格好をする泪ちゃんは携帯の写真を見ながら「やっぱりおかしい...」ということから「普通、左に文字を残して死んだ場合、左を向いているはずですよね。なのにルーシーさんは右を向いているんですよ」と泪ちゃんはトリックを解明する鍵を掴んだ様子。すると柴田さんは「すると本物のダイイング・メッセージは右側にあった電卓、そこに残された数字、という可能性が高い」と言うが、「31」という数字の意味が解けない。が、柴田さんが「31」と打ち込んだ電卓を反対側からのぞき込んだ泪ちゃんは「そうか、そういうことだったんだ!」とダイイング・メッセージを解くことが出来たようです。

警視庁の取調室。江戸川は高村さんに「いい加減、供述書にサインしちゃえよ」と言っている。が、高村さんは何も言わずに相変わらず黙秘を続けている。やっぱり意を決しているようです。

泪ちゃんと柴田さんは、マンションの管理人のおばちゃんに話を聞いているが、「あんたたちもしつこいねぇ~」とちょっとうんざり気味。が「お願いします」と泪ちゃんは江戸川の写真を見せて「あなたが目撃した人物は、間違いなくこの人物ですよね?」と尋ねると、おばちゃんは「そうだよ、この男だよ」と証言する。「ありがとうございました」と泪ちゃんはやったという表情を一瞬するも、まだ険しい表情をしている。柴田さんは「何か分かったの?」とさっぱりという表情で泪ちゃんに尋ねると「犯人が分かりました」と泪ちゃん。しかし、最初の犯行に使われた凶器のナイフがどうやって高村さんのポケットに入ったのかはまだ分からなかった。が、柴田さんが突然「無い!」と困ったという表情で慌て出す。「お給料全部入れた財布が無い」ということで、ポケットの中身を次々と取り出す柴田さん。(警視庁は、給料は振り込みですから、給料全部を財布に入れるなんて、今時あるの?柴田さん...)で、「電車に乗った時にすられたんだ...」と柴田さん。が、その言葉を受けて、「そうかぁ」と泪ちゃん。で、ちょっとクールに「謎は解けたよ、ワトソンくん」(尚、柴田さんの財布については、「鑑識メモ」に続きます。)

警視庁、高村さんの取り調べを行っている江戸川の耳になにやら情報が伝えられる。で「銭形警視正が逃亡したんだと...」と高村さんに告げる江戸川。そして、高村さんに「このままでは彼女はもっと厳しい処分を受けることになる」と、揺さぶりを掛けてきた。「それでもいいのか?」と高村さんに迫る江戸川。すると、高村さんは「分かった、サインする。」と供述書にサインすることを口にする。(これまでずっと黙秘を続けていた高村さんも、泪ちゃんのことを持ち出されて陥落ということは、それだけ泪ちゃんのことを思っているということでもある。五代さんもそうでしたが、やっぱり銭形姉妹をしっかりと守っていてくれている高村さんです。)が、その表情には悲痛なものがある。「だが、銭形は無実だ。それだけは信じてくれ」と、泪ちゃんを庇う発言を忘れない高村さん。「信じましょう...」と首を縦に振りながら返す江戸川だったが、うさんくささたっぷりである。そして高村さんは机の上にあったペンを手にする。

その時「やめて!」と言って泪ちゃんが取調室に入ってきて、高村さんの側に駆け寄り、高村さんに抱きつき、語る。「私、感動しました。私のために嘘の証言までしてくれて...」更には高村さんのことを気遣って「大丈夫ですか、乱暴なこと、されませんでした?」と言って、高村さんの手錠を外し、縛っているロープを解いてしまう。江戸川は「これ以上捜査の邪魔をすることは許さん!」と語気を強めて言うが、泪ちゃんは「真犯人が分かったんです」と、怒りを押し殺したように言う。「本当か?」と高村さんが尋ねると、高村さんを見て一度頷くようにしてから「真犯人はあなたですね、江戸川一郎さん」と泪ちゃん。それに高村さんは驚くが、江戸川は「そこまでして高村くんを救いたいのかね」と落ち着いた表情で言うと「証拠は?」と尋ねる。(これはいつものパターンです。)で、泪ちゃんの説明が始まる。

江戸川は高村さんとルーシーさんの関係を知っていて、これは高村さんを連行した直後に「別れたガールフレンドと情事のもつれから殺害し、その罪を昔の仲間になすり付けようとした」と江戸川が言ったことが証拠であり、ルーシーが高村さんにベタぼれだったということを江戸川は知っていたという。が「私は公安の人間だ。そりゃあ何でも知っているよ」と相手にしない。が、泪ちゃんは続けて「彼女が左利きであるということもね」(ちなみに、高村さんも左利きです。)ということで、血文字のダイイング・メッセージは江戸川が被害者の指を使って書き残したものであり、本当のダイイング・メッセージは計算機に残された「31」という数字です。で、ポケットから電卓を取り出して説明を続ける。「被害者はナイフで刺された直後に「31」と打った」と言って、「31」と表示された電卓を江戸川に示す。が「私は3月1日生まれでもないし、31才でもない」と関係ないとばかりに小馬鹿にしたように言う江戸川。が、「「31」、向きを変えて見ると「IE」になる。つまり、あなたのイニシャルです。江戸川一郎さん」と泪ちゃん。(「ケー刑事」では電卓のトリックというのはよくあることですが、おかげで電卓の使い方、読み方については色々と考えるようになりました...)

更に泪ちゃんの説明は続く。ルーシーさんが大事に残していた高村さんの思い出の品を凶器に使ったという。これは高村さんを逮捕しようとした時に白い手袋をしていたが、それは村田を殺した凶器に指紋を付けないようにしていたためである。(普通、現場検証以外に白い手袋はしない。)また、吉村の殺害も同様に思い出の品を使った。が、「目撃者はどうなるんだ?」と江戸川はマンションの管理人がタキシード姿の高村さんを見たと言っていることを盾にする。が、「簡単なトリックですよ」と余裕の表情で泪ちゃんが説明してくれる。高村さんがタキシードを着てくることを知っていた江戸川は、自分自身がタキシードを着てマンションにやってきた。で、ポケットから江戸川の写真を取りだして、管理人はあの夜目撃した人物はこの男だと証言したことを告げる。管理人は年配の方と言うことでタキシード姿だけを覚えていて、顔についてはうる覚えだったのであった。が、江戸川は笑いながら、高村さんのポケットから出た血の付いたナイフの説明が付かないとして、その説明を求める。「それも解決済みですよ」と泪ちゃんには余裕が出てきました。で、高村さんに「右のポケットからナイフを取り出してください」と言う泪ちゃん。「ナイフ?」と言って右のポケットに手を突っ込む高村さんは「ナイフなんて持って…」と言うが、ナイフが出てきた。で、訳が分からずに「これ、一体どういうことなの?」と尋ねる高村さん。それは「この部屋に入ってきた時に高村さんに抱きついた時にポケットにそのナイフを入れたんです」と泪ちゃん。「そうか、そういうことか…」と高村さん。江戸川はこれと同じことをしたのであって、高村さんに「気を落とすなよ」と言った時にナイフをポケットに入れ、その後、江戸川にはめられていることも知らずに高村さんがポケットからナイフを取り出した、という。

しかし、江戸川は「つきあいきれん」と言って席を立って取調室から出て行こうとする。その時、泪の雫が落ちてきて、江戸川のこめかみに垂れる。更にストラップが飛んできて、赤い網に変わり、江戸川を捕らえる。「泪の裏には悪の影。…」泪ちゃんの口上が決まり「私の泪で溺れなさい!」で確保へ。が、「物的証拠はあるのか!」と怒りの江戸川は犯行を否定する。しかし「ありますよ、あなたのポケットの中に」と泪ちゃん。すると、高村さんが立ち上がって江戸川に近づき、上着の内側を見る。すると、内ポケットの辺りに赤い血の痕があった。「この血痕は何だ?」と高村さん。「血液反応を調べれば必ず出てきます。むき身のナイフをいれていたんですから」と泪ちゃん。が、立ち上がった江戸川は「私は知らん」とまだ惚ける。が、そこに怒りの高村さんのパンチ・左フックが炸裂し、テーブルに飛ばされる江戸川。「諦めろ!」と高村さんも険しい表情で語気を強めて言う。ということで、遂に犯行を認める江戸川だった。

先ほどと攻守が入れ替わり、江戸川の取り調べを行う高村さん。(泪ちゃんは高村さんの横に立っている。)「何故、ルーシーを殺した?」と動機を尋ねる高村さん。で、動機を語る江戸川。高村さんが帰国後、ルーシーと出会った江戸川は一目惚れし、つきあうようになったが、ルーシーの心にはいつも高村さんがいた。ルーシーが自分とつきあったのは自分が日本人だからということで、ルーシーは高村さんがいなくなった寂しさを埋める道具として自分を選んだ。が、そんな高村さんとルーシーが許せなかった。しかも、自分は高村さんよりも階級が上なのに、男として下に見られることが許せなかったということだった。で、ポケットから手錠を取り出した泪ちゃんは、それを高村さんに手渡す。(こういう所、やっぱり人情味あふれる泪ちゃんらしい所です。)その手錠を受け取った高村さんは「江戸川一郎。ルーシー・スミス殺人容疑、並びに吉村、村田両名の殺人容疑で逮捕する」と言って江戸川を逮捕するも、険しい表情を最後まで崩しませんでした。また、泪ちゃんも真犯人を逮捕したという喜びは全く無く、いつも以上に切ないという表情をしています。(歴代ケー刑事(5代目・雷ちゃんまで含める)の中で、犯人逮捕の時に切なさ、やりきれないという辛い表情を最も表に出す泪ちゃんですが、本当に人間味あふれるということを強く感じます。→黒川芽以さんの確かな技量がそのベースにありますが、こういう部分では愛・宮崎あおいさん以上の感情が出ています。)でも、泪ちゃんと高村さん、最後まで信じ合っている二人、やっぱり息のあった黄金コンビです。

事件解決後の夜の街。今回はいつもの泪ちゃんと高村さんの二人ではなく、柴田さんも加わっている。「あ~、美味しすぎた~」と大満足という表情をしている泪ちゃん。「食った、食った」とお腹をさすっている柴田さん。シブイ顔で財布を内ポケットにしまう高村さん。「トロアワビ連発するなんて、小生意気な~」と文句を口にするが、「これはですよ」と泪ちゃん。「私が高村さんのために一生懸命捜査しているというのに、一人取調室でカツ丼食べているなんて、あり得ません」と泪ちゃん。(食べ物のことになると、観察力も一段と鋭い泪ちゃんですが、あの中でカツ丼が出ていたことまでチェックしているとは、恐るべし泪ちゃん...)「カツ丼が随分と高くついちゃったねぇ~」と高村さんも諦め口調で言う。すると、押していた自転車を停めて、背負っている鞄から一輪のピンクの薔薇の花を取り出した泪ちゃんは「お疲れ様でした」とその薔薇を高村さんに渡す「僕に?」と言いながらもそれを受け取る高村さんを尻目に、泪ちゃんは自転車に乗ってさようなら。(とにかく笑顔いっぱいの泪ちゃんです。)「何故に薔薇よ?どういうメッセージ?」と柴田さんに尋ねる高村さん。すると柴田さんは「ピンクの薔薇、花言葉は「満足」」と、高村さんを羨むように説明してくれました。「満腹ってこと?」と高村さんが言葉を返すと、それに頷く柴田さん。こういう場合、泪ちゃんの大食いは底力を発揮しますからね~。(当然、回らないお寿司だったのでしょうが、高村さん、いくらぐらい払わされたのでしょうか?)

鑑識メモ。取調室の机の上に10円玉が3枚置かれている。冴えない表情で柴田さんが「ただいまの所持金30円。今月この後どうやって暮らしていけばいいんでしょうか...」とぼやいている。で、机の引き出しを開けている。が、突然表情が変わり笑顔になる。「僕の財布あった!」ということで、中身を確かめ始める。「1福沢、…、福沢先生が、少ない!」と慌てる柴田さんだったが、何かメモ書きが入っていた。それを広げると、「財布を拾いました。謝礼として1割戴きました。高村一平」と書かれていた。で、「こんなことなら遠慮しないで、ウニ、ウニ、トロ、トロ、ウニ、トロ、…」ということで、高村さんの奢りの一部は柴田さんの財布から出ていました。それにしても、給料全部入れたと言うにしては、1割を取られたとしてもあまりにも少なくないですか?それとも、高村さんは1割ではなく、もっと持って行ったのでしょうか?

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD
 
 
ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/05/22
  • メディア: DVD
 
ケータイ刑事マニアルBOOK

ケータイ刑事マニアルBOOK

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 単行本
 
↓こういうのを見ると、大使館のお仕事の一部を知ることが出来ます。

海外安全ハンドブック―大使館・領事館の安心アドバイス〈1 北米、中南米編〉

  • 作者: 外務省
  • 出版社/メーカー: トラベルジャーナル
  • 発売日: 1992/04
  • メディア: 単行本
↓一応、電動のこぎりを...(人殺しの道具ではありません)尚、物語に登場したものは「チェーンソー」タイプのものです。
BLACK&DECKER 枝きりチェーンソー LP1000 LP1000

BLACK&DECKER 枝きりチェーンソー LP1000 LP1000

  • 出版社/メーカー: Black & Decker
  • 発売日: 2006/04/15
  • メディア: ホーム&キッチン
RELIEF 電動丸鋸 165mm CS-165ST

RELIEF 電動丸鋸 165mm CS-165ST

  • 出版社/メーカー: ミツトモ製作所
  • メディア: ホーム&キッチン
 
 ↓映画「悪魔のいけにえ」
 
悪魔のいけにえ2

悪魔のいけにえ2

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2003/04/25
  • メディア: DVD
 
↓「冤罪」について
 
冤罪の構図

冤罪の構図

  • 作者: 江川 紹子
  • 出版社/メーカー: 新風舎
  • 発売日: 2004/08
  • メディア: 文庫
冤罪はこうして作られる

冤罪はこうして作られる

  • 作者: 小田中 聰樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1993/04
  • メディア: 新書
日本の刑事裁判―冤罪・死刑・陪審

日本の刑事裁判―冤罪・死刑・陪審

  • 作者: 伊佐 千尋, 渡部 保夫
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1996/08
  • メディア: 文庫
 
↓「バーボン」について
 

オンリー、ロンリー、バーボン―バーボンの正しい飲み方について

  • 作者: 熊手 篤男
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1988/03
  • メディア: 単行本
↓「警棒」の使い方を学べます。
 

特殊警棒術 柔術セルフディフェンス 天の巻

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ビーエービージャパン
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  • 出版社/メーカー: 大原出版
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速く、正確に打てる 簿記合格のための電卓操作入門

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  • 作者: 金内 秀夫, 成美堂出版編集部
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
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おいしいもの、まずいもの、どうでもいいもの―寿司屋のかみさんが教える

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  • 作者: 佐川 芳枝
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誕生花366の花言葉―日々を彩る幸せのダイアリー

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  • 出版社/メーカー: 大泉書店
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