RYUKENDO #27 [特撮]
第3クールに突入で、(前回の総集編は忘れることにして)不動・リュウガンオーのパワーアップした姿が登場する物語となり、マグナリュウガンオー登場編。(でも、本作の場合、小刻みにパワーアップしているだけに、珍しくもない... でも、リュウガンオーのパワーアップと言うことでは珍しい...)で、今回は珍しい不動のパワーアップということなので、BGMはちょっと変わった「パワーアップ」というサブリミナル効果を狙ったCDとしてみました。(効果があるのかはご自分で確かめてみてください。)
パソコンに届いた不思議なアイコン(はまぐり)をクリックした清少年がパソコンの中に引き込まれてしまった。清が引き込まれた世界はまた変な世界だった。剣二と鈴が町をパトロールしていたが、そこに清の母が、清が家出したとノートパソコンを持って相談にやってくる。剣二はそのノートPCのはまぐりのアイコンをクリックしたため、やはりパソコンの中に引き込まれた。で、ゲキリュウケンが別の世界に引き込まれたと認識する。(それにしても、摩訶不思議な世界です。)
一方、SHOT基地に戻った鈴の話から、瀬戸山は「パラレル・ワールド」ということを口にする。(天地の寒いギャグは無視します)また、清のノートPCからは「はまぐりのアイコン」は消えていて、他のパソコンに現れると、次々と町の人たちを引きずり込んでいた。(それにしても、訳の分からないアイコンを安易にクリックしすぎです。)が、これは魔物バチャルが生み出した世界だった。(で、相変わらずの不条理な世界が描かれる。)
そんな中、瀬戸山と鈴が町に出て、二つの世界を繋ぐ穴を捜していた。(不動は不在、剣二が引き込まれたとなると、人員不足がもろに露呈するSHOTですね。)
一方、剣二はツカイマがパラレルワールドに引き込まれた子供たちを襲っている所を目撃すると、リュウケンドーに変身して立ち向かっていくも、子供たちの親の姿をしたツカイマに苦戦する。(でも、正体が分かると、一気に逆転する。)また、魔物バチャルも現れるが、いつもの世界と違って苦戦するリュウケンドー。そこにレディゴールドが「魔物バチャルが作ったこの世界では魔物の力は100倍になる」と告げるが、これって「宇宙刑事」シリーズで、敵の怪人はマクー空間、幻夢界、不思議時空では「○倍の力となる」というやつですね...
瀬戸山と鈴は、リュウケンドーが戦っている姿を目にするが、それは消えてしまう。そこに「剣二がどうかしたか?」と、大量のはまぐりが入った網袋を手にした不動が現れる。(はまぐりは土産ということでしたが、普通、土産といえばお菓子の類らするのでは?)で、瀬戸山が事情を話すと、不動は「子供と一緒だなぁ」と呆れ顔をするも、捜査を開始する。で、瀬戸山が次元の壁の薄いところを発見すると「吹っ飛ばせばいいんだな」ということで「強いぞ、今の俺は」と言うと、ゴウリュウガンが時空に穴を開け、パラレルワールドに突入。「今の俺の力は1万倍だ」と言うと、マグナリュウガンオーに変身する。(○倍、△倍って、インフレのように数字を大きくすればいいというものでもないと思いますが...)そして魔物を簡単に撃破するも、魔物が倒されたら町も消えるということで、今度は存在が消えるかも知れないというピンチに。が、マグナリュウガンオーの一撃で危機一髪、何とか現世界に戻ってくる。(でも、ズボンを引っかけて、剣二に手を引っ張られて辛うじて戻ってくるのだから...)
尚、「パラレルワールド」というと、色々と多数の物語があり、SFの世界では基本的に世界の一つでもある。ということで、「パラレルワールド」という言葉には反応しやすいのだが、それだけ求めるものも高いものとなる。「リュウケンドー」の世界観が出ているものの、やっぱり物足りなさを感じてしまいました。
↓「宇宙刑事」シリーズ
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