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ABOUT LAST NIGHT(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題のアルバムは1986年の映画、邦題「きのうの夜は…」のサントラ盤である。この作品は、エドワード・ズウィック監督、ブラッド・パックとして当時人気を集めた若手の中から、ロブ・ロウとデミ・ムーアが出演しており、ジェームズ・ベルーシ、エリザベス・パーキンス、キャサリン・キーナーらが共演した。当時は全く新しい考えということで、若い世代から絶大な指示を受けることになった作品である。恋はしたいが、束縛することはしたくないというダニーはデビーと合意の上に共同生活を始めるが、現実は厳しく、彼らを様々なトラブルが襲う。'80's文化が生み出した新しい形のラブ・ストーリーです。で、'80's前半のサントラ盤の変化となった「FLASHDANCE」や「FOOTLOOSE」の(サントラ盤の)ヒットにより、豪華アーティストが結集するサントラ盤の形が定着することになったが、本サントラ盤もその形を採ったものである。SHEENA EASTONが2曲あるが、時代をリードするアーティストたちがやはり集っている。が、ここで注目なのは、A.O.R.で一世を風靡したJ. D. SOUTHER、PAUL DAVISの2曲、更にはHALL & OATESのJOHN OATESのソロ・ナンバーである。ということで、どちらかというと大人の鑑賞に堪えうるボーカル・ナンバーのオムニバス盤といった感じのサントラ盤となっている。

収録されているのは以下の11曲である。『So Far, So Good』(SHEENA EASTON)、『(She's The) Shape Of Things To Come』(JOHN OATES)、『Natural Love』(SHEENA EASTON)、『Words Into Action』(JERMAINE JACKSON)、『Step By Step』(J. D. SOUTHER & KARLA BONOFF)、『Living Inside My Heart』(BOB SEGER)、『Trials Of The Heart』(NANCY SHANKS)、『'til You Love Somebody』(MICHAEL HENDERSON)、『If We Can Get Through The Night』(PAUL DAVIS)、『True Love』(THE DEL LORDS)、『If Anybody Had A Heart』(JOHN WAITE)。

本サントラ盤を聴いたら、それぞれのアーティストのアルバムの方も聴くようにしましょう。何せ、ここに集っているのは、'70's終盤からのA.O.R.の雄、'80'sになって彗星の如く現れた歌姫、ベテラン・ロッカー、'70's終盤から'80'sのヒット・メーカー、…、と言うように、'80'sの音楽シーンにその名を刻み込んでいるアーティストばかりである。こういう所にも'80'sの音楽と映画の融合によって生まれた楽しみがあり、より多くのアーティストに触れてもらいたい所である。(こういうことで入っていくことが出来るのも'80'sですね。)

 

About Last Night: Music From The Motion Picture

About Last Night: Music From The Motion Picture

  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: EMI America
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

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きのうの夜は…

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2003/11/21
  • メディア: DVD


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