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BONNIE TYLER『GOODBYE TO THE ISLAND』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1981年に発表されたアルバムである。が、彼女のキャリアではどうも影が薄いアルバムである。本アルバムからは『Sitting On The Edge Of Ocean』(邦題:哀しみのオーシャン)というヒット曲があり、アルバム・タイトル・ナンバーの『Goodbye To The Island』もそれなりのヒットをしたじっくりと聴かせてくれる良い曲なんですがねぇ~。当時のBONNIEは『It's A Heartache』のヒットの後、音楽的には伸び悩みを見せ、1983年の「FASTER THAN THE SPEED OF NIGHT」までは低迷期に入るのだが、そんな時期に発表されたアルバムであるが、ここではしっかりと、後のロック色豊かなパワフルな所と、しっとりと情感に満ちたスケールの大きなボーカルを本アルバムにおいて垣間見せてくれている。

収録されているのは以下の全10曲である。『I'm Just A Woman』『We Danced On The Ceiling』『Wild Love』『Closer You Get』『Sometimes When We Touch』『Goodbye To The Island』『Wild Side Of Life』『Whiter Shade Of Pale』『Sitting On The Edge Of Ocean』『I Believe In Your Sweet Love』。この中からは、やはり『Sitting On The Edge Of Ocean』と『Goodbye To The Island』ということになる。前者はロック色豊かに、ハスキーな彼女のボーカルが独特の世界観を築き上げていて、聴き応えのある曲として纏まっている。一方、後者は『Total Eclipse Of The Heart』に繋がるじっくりと聴かせるボーカルを披露している。(この曲、確かお酒か何かのCMソングに使われたこともあるので、サビのメロディを耳にすれば、あの曲か、と思い出す方も多いのでは?)また、その他の曲からのお薦め曲は『I'm Just A Woman』『Wild Love』という所を記しておく。

BONNIE TYLERと言えば、何と言ってもそのハスキーなボーカルで、女ROD STEWARTと呼ばれ、'70'sに登場した時から女性ボーカルでは他のアーティストの追随を許さないハスキー・ボイスを聴かせているが、本アルバムではまだまだ未完成な所もあり、そこがまた後のブレークを感じさせていて(実際にブレークしました)、そこがまた当時の魅力でもあった。後のヒットしたアルバムを聴いたら、本アルバムに戻ってきて聴いて欲しいアルバムである。

 

Goodbye to the Island

  • アーティスト: Bonnie Tyler
  • 出版社/メーカー: Castle Music UK
  • 発売日: 1993/10/19
  • メディア: CD

↓ジャケット画像が無いと寂しいので、収録曲の多いベスト盤もピックアップしておきます。

The Very Best of Bonnie Tyler

The Very Best of Bonnie Tyler

  • アーティスト: Bonnie Tyler
  • 出版社/メーカー: Metro
  • 発売日: 2003/04/14
  • メディア: CD

Power & Passion: Very Best of Bonnie Tyler

Power & Passion: Very Best of Bonnie Tyler

  • アーティスト: Bonnie Tyler
  • 出版社/メーカー: Unknown Label
  • 発売日: 1999/07/14
  • メディア: CD


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