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RYUKENDO #32 [特撮]

今回の物語は白波が変わっていく物語。でも、にやつく顔をする白波はどこか不気味で、魔物という感じがしないでもない。で、今回は登場した魔物が空飛ぶ象さんということで、BGMはディズニー・アニメ「ダンボ」のサントラ盤としてみました。

「子供は嫌いだ」ということで、町の子供を無視し、更には町の人々に対しても声を掛けられても無視する白波。ということで、我が道を行く白波。パトロールの途中でいる不動と剣二に声を掛けられても「貴様らに放すことは何もない」→まあ、勝手にやってくれたらいいんですけど...

ジャマンガ城ではDr.ウォームが新たな魔物・ジャマインドを生み出していた。この魔物は人の感情を操るという。で、町に現れて人々を襲う。ジャマインドは怪しげな怪光線を放ち人々に浴びせる。が、その光線を浴びた人たちは何でもないということで、意外とのんびりしている町の人たち。白波は魔物の姿を見て変身し、不動、剣二も現れるが、不動が魔物の放つ緑の怪光線を浴びてしまう。が、何もないということで変身する。ツカイマも現れてバトル開始となるも、ジャマインドはリュウジンオーにも黄色の怪光線を浴びせるが、浴びせる光線の色を間違えたということで退却。

基地に戻ってきた剣二と不動。剣二は白波に対して根に持っていたが、天地が過去の白波の話を始めたとで状況は変わる。不動は「なんて悲しい話なんだ」と涙を流し、わざとらしく泣くだけ。これは緑の光線を浴びた者は些細な出来事にも悲しむようになるためだった。また、町では、青い光線を浴びた者は恐怖におののき、赤い光線を浴びた者は烈火の如く怒り出すのだった。

が、レディゴールド(前回のネコの衣装ではなく、元の衣装に戻っている...)がDr.ウォームに「黄色い光線は何だったの?」と尋ねると、それは人を楽しくハッピーな気持ちにするものということで「そんな光線、いらないでしょう」と言うレディゴールドだったが、「4色の光線は融合させると攻撃魔法として使えるから、あれはあれで必要だ」と言うDr.ウォーム。まあ、世の中には「必要悪」というものもありますからね...

白波は顔がにやついていた。自然とそうなるというものの、にやついている白波って実に不気味で、ある意味魔物よりも恐ろしい気がします。そんな白波はカレーの臭いに誘われて子供たちの前に。が、「昨日ボールを取ってくれなかった奴だ」と根に持たれていて「おじさん、こっちに来ないで」ということで、白波も「おじさん」の仲間入り。→20歳を過ぎていれば「おっさん」だと言うのも不思議ではないですが...

で、ザンリュウジンのアイデアで、子供たちに用心棒となってやると言って飯にありつく白波。(結局、空腹には勝てないということですね。それにしてもあまりにもセコイ考えです。)で、一緒にカレーを食べたことで子供たちは「あのお兄ちゃん、本当はいい人だったんだ」ということとなり、白波は「おじさん」からは脱することになる。(だからって、どうでもいいことなんですが...)

再び現れたジャマインド。出動命令が出るが不動は泣いていて出動しない。剣二が一人で相手をすることになり、変身してゴッドリュウケンドーとなってバトル開始。が、Dr.ウォームの命令で、リュウケンドーの相手はツカイマに任せて、人々を襲うために空を飛んで逃げるジャマインド。→空飛ぶ象さんということで、ダンボみたい...(この時点で、外見上はジャマインドは良い方、リュウケンドーが悪者と見える。)

ジャマインドは町中にやってきて子供たちを襲う。白波は変身しようとするが、子供たちが見ていると言うことで変身しないで飛び出していくも歯が立たない。そこに子供たちが「お兄ちゃんを応援するぞ」と援護をしてくれる。で、子供たちを守ろうとする白波。リュウケンドーが現れて、「やれば出来る」と言うものの、剣二は剣二で「ヒーロー」と言う言葉に拘りすぎている...

結局はゴッドリュウケンドーがジャマインドを倒すが、これで(外見上の悪側)リュウケンドーは(外見上の善玉)ダンボを倒してしまいました。魔物が倒されたことで白波のにやついている顔も元に戻るが、子供たちにも笑った顔を見せたり、町の人たちにも話をするようになる白波だったが、外見上は最後まで魔物に見えてしまう白波でした。

 

ダンボ ― オリジナル・サウンドトラック (デジタル・リマスター盤)

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魔弾戦記 リュウケンドー6

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