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LED ZEPPELIN『LED ZEPPELIN』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1969年1月に発表された彼らの1st.アルバムであり、ここからロック史に残る伝説が始まった。当時はまだ「ハードロック」という概念が無く、そのサウンドは衝撃を与えることになった。そして、同じ年の10月に発表された2nd.アルバム「LED ZEPPELIN Ⅱ」によって、来るべき新たな時代である'70'sが「ロックの時代」と言われることになる基礎を築き上げた。ということで、説明不要の音楽史に残る歴史的名盤であり、本アルバムを聴いていなければ、ハードロックに関しての発言権はない、と言うことの出来るアルバムである。(ロックがお好きな方であれば、聴いていて当然のアルバムである。)で、本アルバムはロング・ヒットなったアルバムであり、このことはチャートが示している。本アルバムはBillboardのレギュラー・チャートでは最高位10位を記録した、1969年の年間アルバム・チャートでは堂々の5位にランクインしている。最高位よりも年間チャートの順位が上というアルバムは珍しいことであり、これはロング・ヒットを記録しなければ達成できないことであり、本アルバムが与えた衝撃が如何に大きかったかがお分かり頂けるであろう。

収録されている曲は以下の全9曲である。『Good Times Bad Times』『Babe I'm Gonna Leave You』『You Shook Me』『Dazed And Confused』『Your Time Is Gonna Come』『Black Mountain Side』『Communication Breakdown』『I Can't Quit You Baby』『How Many More Times』。

この中では、どの曲がお薦めということは控えることにする。(何せ、それを言い出そうとしたら、結局は全部の曲がお薦めということになってしまうのは明かであり、それでは意味がないですから...)とにかく、ブルース色の強い産ウドが届いたかと思えば、アコースティック・ギターを巧みに使ったことで、アルバム全体にメリハリが出て、トラッド色が強く出た曲から、エネルギッシュでパワフルな曲、ボーカルがあまりにも輝いた曲、と言うように、内容の方はまさに充実したものである。(下手なバンドのベスト盤なんか、本アルバムの足下にも及ばない充実ぶりである。)そのサウンドは発表から35年以上が流れた現在でも色褪せるものではなく、十分に通用するサウンドである。

とにかく、ロック・ファンを自認する方であれば、聴いていて当然のアルバムであるが、もしも聴いていないという方がいらっしゃったら、これからでも遅くないのでしっかりと聴きましょう。また、これからロックを聴こうというような方も、彼らの名前は聴いておかなければならないものなので、しっかりとチェックすることにしましょう。本アルバムと「LED ZEPPELIN」の名前は、音楽史上に残る人類の残した文化遺産ですから...

 

Led Zeppelin

Led Zeppelin

  • アーティスト: Led Zeppelin
  • 出版社/メーカー: Atlantic
  • 発売日: 1994/07/21
  • メディア: CD


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