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STEVIE WONDER『SONGS IN THE KEY OF LIFE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1976年に発表された2枚組アルバムである。このアルバムは彼の最高傑作とも言われているアルバムであり、非常にクオリティの高いアルバムである。2枚組のアルバムにもかかわらず、本アルバムはBillboardのアルバム・チャートで初登場1位を獲得するとそこから13週(3ヶ月)1位をひた走り、一度その座を明け渡すも、2週間間を開けて1週だけ1位に返り咲き、通算で14週1位の座を獲得する大ヒットを記録している。で、1977年のBillboard年間アルバム・チャートでは堂々の2位を獲得している。(これだけ走ったのに2位だったのは、1位はこの年だけで29週(通算では31週)1位を獲得したFLEETWOOD MACの「RUMOURS」があったためで、普通の年ならば年間1位を獲得していてもおかしくない。)

まさに、本アルバムはソウル・ミュージック界に残る偉大な文化遺産であり、このアルバムは「聴いておかなければ一生の恥」とも言うべきアルバムである。

収録曲は全21曲で、それが10曲/11曲に分けられて2枚に収録されている。DISC1の収録曲は、『Love's In Need Of Love Today』『Have A Talk With God』『Village Ghetto Land』『Confusion』『Sir Duke』『I Wish』『Knocks Me Off My Feet』『Pastime Paradise』『Summer Soft』『Ordinary Pain』。そしてDISC2の収録曲は、『Isn't She Lovely』『Joy Inside My Tears』『Black Man』『Ngiculela - Es Una Historia -I Am Singing』『If It's Magic』『As』『Another Star』『Saturn』『Ebony Eyes』『All Day Sucker』『Easy Goin' Evening (My Mama's Call)』。

この中からは2曲の全米No.1ソングが生まれていて、『Sir Duke』は3週1位を獲得し、1977年のBillboard年間シングル・チャートでは18位を、『I Wish』は1週1位を獲得し、1977年のBillboard年間シングル・チャートでは51位にランクインしている。

これ以外でも、『Isn't She Lovely』『As』『Another Star』『Love's In Need Of Love Today』などは彼の代表曲と言うことの出来る曲が次々と登場するが、これがベスト盤ではなく、オリジナル・アルバムであるのだから、下手なベスト盤は不要である。とにかく、DISC1の1曲目から珠玉のサウンドが流れてくるのだから、聴き惚れるだけである。

本アルバムは、とにかく内容もバラエティに富んでいる。スケールの大きな曲、メロディ・ラインの綺麗な曲、ファンキーな曲、じっくりと聴かせる曲、明るく楽しい曲、リズミカルでダンサブルな曲、ハートフルな優しさに包まれた曲、エネルギッシュな曲、と言うように、全21曲がおもちゃ箱をひっくり返したかのようであり、こう言うところも本アルバムの素晴らしい所である。じっくりと聴き込みましょう!

 

Songs in the Key of Life

Songs in the Key of Life

  • アーティスト: Stevie Wonder
  • 出版社/メーカー: Uptown/Universal
  • 発売日: 2000/05/02
  • メディア: CD


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