LETHAL WEAPON4(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]
表題の作品は1998年の映画「リーサル・ウェポン4」のサントラ盤である。この作品は、リチャード・ドナー監督によるメル・ギブソンとダニー・グローバーのコンビによる派手なアクションが見所のアクション作品であり、これがシリーズ第4弾である。前作から6年ぶりに制作されたが、「三部作」という形のシリーズ作品は多いが、4作制作されたというシリーズはちょっと珍しい。シリーズも4作目になると、お決まりの設定の所にも色々と物語が生まれることになるが、その辺りは色々と展開してくれている。(そんな中、リッグスとローナの仲は殆ど進展していませんが...)
本シリーズは'80'sの大物アーティストが音楽を担当するという映画の代表的な作品でもあり、エリック・クラプトンが今回も音楽担当に名を連ねている。また、元BEATLESのジョージが主題歌を歌っているのも見逃せない所である。今回の相手は、ロスに進出してきたチャイニーズ・マフィアということで、派手な銃撃戦や爆発だけでなく、空手アクションも見所である。また、共演は、レネ・ルッソ、ジョー・ペシ、ジェット・リー、クリス・ロック、ダーレン・ラヴ、トレイシー・ウルフ、デイモン・ハインズ、エボニー・スミス、スティーヴ・カーンたちである。
収録されているのは以下の全9曲である。『Pilgrim』『Knockin' On Heaven's Door』『Cheer Down』『Fire In The Hole』『It's Probably Me』『Why Can't We Be Friends?』『Lethal Weapon』『Runaway Train』『Riggs And Rog』。
この中で注目されるのはやはりジョージの歌う『Cheer Down』である。このシリーズは音楽の方なかなかのものであり、軽快なリズムのこの曲は映画の楽しさも与えてくれている。娯楽作品としては大いに楽しむことが出来る作品である。(また、見たことがないという方は、本作を見る前にシリーズ1作目からご覧になるのがよろしいかと...)
Lethal Weapon 4: Music Inspired By
- アーティスト: Various Artists
- 出版社/メーカー: Big Ear Music
- 発売日: 1998/09/15
- メディア: CD
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