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「HOT SHOTS! PART DEUX」 [映画(洋画)]

表題の作品は1993年の映画「ホット・ショット2」である。つい先日、このシリーズの第1作をサントラ盤の方からピックアップしたが、その続編の方は映画ということでピックアップすることにしました。

この映画も、1作目と同様にヒット映画のパロディが満載のコメディ作品であり、前作がヒットしたことを受けて製作されたものである。ということで、脚本と監督は前作と同じジム・エイブラハムズである。音楽は変わっていて、本作ではベイジル・ポールドゥリスが担当している。出演者も前作に引き続いてほぼ同じ顔ぶれであり、チャーリー・シーン、ヴァレリア・ゴリノ、ロイド・ブリッジス、リチャード・クレンナ、ブリンダ・バーキ、ミゲル・フェラー、ローワン・アトキンソン、ジェリー・ハレヴァたちが顔を揃えている。また、イラクのフセイン大統領(当時)のそっくりさんが登場し、当時のことを考えたら、やはりアメリカ映画らしく、敵役となっている。

この作品では、やはり前作と同じく「トップ・ガン」がベースにあるが、これは主人公の設定がそうなっているためであり、これは仕方のないところである。が、本作の物語上のベースとなっているのはスタローンの「ランボー」シリーズである。(なんと、「ランボー」の上官を演じたリチャード・クレンナが出演しているというのが本作の目玉になっていることもあります。)そして、'80'sから'90'sのヒット映画のパロディがこれでもか、というように出てくる。

物語は、湾岸戦争で捕虜となったアメリカ軍兵士を救出するためにペルシャ湾に赴いたトッパー。で、作戦で向かった先はフセインの別荘だった。で、作戦を開始したトッパーだったが、彼の行く手には数々の罠が張り巡らされていた...

前作と同様に、ギャグの連発とパロディのオンパレードであるが、今回は「ターミネーター2」のような超大ヒットを記録した映画のパロディまであり、あんまり映画に詳しくない方でもパロディだと言うことが分かるような作られている。が、当然映画マニアでないと分からないような高等レベル名ネタも用意されている。

また、面白いところは、前作ではトッパーの上官だったが、本作では大統領に就任しているロイド・ブリッジスが何とも言えないいい味を出しているのだが、どうして大統領が自ら現地に乗り込んで作戦に加わるのか?というツッコミはしないことにしましょう。(そういう所を突っ込んだら、こういう作品は崩壊してしまいますから...)とにかく、何も考えずに、大いに笑って楽しもう、という作品である。そして、あなたの映画に関する知識も知ることが出来ます。

 

Hot Shots Vol. 2

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  • 出版社/メーカー: Varese
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ホット・ショット2

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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